今年も芋掘りに誘ってもらい、お芋を掘り掘りしてきました

移住生活

今年も島の方に誘ってもらい、芋掘りに行ってきました、ちーぼーです。

毎回広大な土地の芋をみんなで掘るんですが、一体誰の土地なのかボスが誰なのか未だにあまり分かっていません。とりあえずいる方全員に「こんにちは~お邪魔します~ありがとうございます~」と挨拶をしてスタートです。

芋掘りでしか会わない方もたくさんいて、今回は3回目かな?参加させていただきました。

多分私がほぼ1番若い参加者で、おじちゃんおばちゃんおじいちゃんおばあちゃん、一番年配の方で90歳くらいの方もいらっしゃいました。

私が今日行ったときにはすでにトラクターでサツマイモは掘り起こされ、その芋をツルから外し頭としっぽを折って大中小に分けていきます。大きい芋は焼酎になるらしく酒屋さんに持っていかれ、中くらいのものは自分たちで食べる用、小さいものは来年の種芋になります。

さつまいも掘りは去年も参加させていただき、やり方はもうばっちりです。

作業をしながら、島の人たちをおしゃべりをしました。基本的には芋掘りでしか会わないので、顔を覚えられていないだろうなとお得意の「麻雀プロです!」と挨拶をしようと思っていたら「最近麻雀の調子はどうなんだ」とおじいちゃんたちに声をかけてもらいました。

私はみんなのこと覚えているけど、まさかみんなも私のことを覚えてくれているだなんて!いろんな方に「雀士じゃん久しぶり~」と声をかけてもらえてうれしかったです。

作業をしているとどこからか「イエイ」「イエイ」と声が聞こえ「なんだ?」と顔をあげると、おじいちゃん同士がダブルピースをしあいっこしていました。しかも何度も何度もその声は聞こえ、思わず笑ってしまいました。

その後も演歌を歌っていたり、みんなでおしゃべりをしていたり、私はそんなみんなの会話をラジオのように聞きながら作業をしていました。

お昼になり、島の方たちが作ってくれたご飯をいただきました。外で食べる手作りご飯はとってもおいしかったです。

ただ、ご飯の時間になると雨が降り始め、畑に屋根はないので木の陰に入りポタポタと濡れながらのご飯になりました。まあ別に泥だらけなので、今更濡れたところで特に気になりはしません。

雨がなかなか止まずボーッとしていると、おじちゃんが「あっちの小島の方が晴れてるから、あと15分くらいで雨は止むよ」と教えてくれました。天気が読めるなんてカッコいい。

「昔俺が若いころ道路工事をしてたときに、酔っぱらいのおじいちゃんに小島が晴れてたらじきに止むって教えてもらったんだよね。」と言っていました。

そんな話をしていると雨は小雨になり、次第に晴れてきたのです。「おぉー!ほんとに晴れましたね!小島が晴れてると晴れるんだぁ!」と話しをしていると、他の人たちがぞろぞろやって来て「あれは小島じゃないよ。八丈富士だよ。」と総ツッコミを受けていました。

おじちゃんは「えええ!」とテレビで見るようなズッコケをして、恥ずかしそうにしていたのがとってもかわいかったです。

無事に晴れたので、作業は再開です。

このサツマイモ、エギみたいなじゃないですか?イカが釣れそうです。

お昼すぎにはツルを折り仕分けの作業が終わったので、次は袋詰めです。

先ほど仕分けした中くらいの食べる用のさつまいもを、袋に詰めていきます。

もう何本袋に入れたか分からないくらい、膨大な数のサツマイモを袋に詰めました。ポキポキ折る作業はその場でドシッと座って作業するので楽なんですが、袋詰めは中腰で作業して袋に入れては移動をするので腰がやられます。

1つの袋には10キロ以上の芋が入っているので、移動するのもなかなか大変なのです。さっきまで雨が降っていたのがウソみたいに晴れ、5枚着こみ前後ろにホッカイロを貼り万全の態勢できていたちーぼーは汗だくでした。

がむしゃらに芋を入れていると「も、もうやめようお姉さん。終わりにしよ。」と声をかけられ、今年も芋掘りのお手伝いは終了です。

帰りにたくさんのサツマイモをいただきました。ありがとうございます。

坂上から帰る最中に知り合いにサツマイモを配りながら、お家へと帰宅しました。いろんなサツマイモ料理を作るのが楽しみです。とりあえず今日は疲れたので、明日サツマイモ芋餅作りたいな!

毎年芋掘りに誘っていただき、ありがとうございます。やっぱり土いじりは楽しいし清々しい気持ちになります。芋掘りでしか会えないおじちゃんおばちゃんともお話できて、とっても楽しかったです。お芋もいっぱいで幸せー!

ちなみに家に帰って鼻をかんだら、ティッシュが真っ黒でした。

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