麻雀格闘倶楽部選抜戦2022

やっと八丈島のお家に麻雀牌が届いて、ウキウキしているちーぼーです。島の人たちと家で麻雀がしたいなぁ！と思っていたら「みんながちーぼーの家に麻雀を打ちに来すぎて、家で民宿を開いてしまった」という夢を見ました。それはそれでありだなぁと、うなずきながら目を覚ましました。

今回は私の職業である、麻雀プロについてのお話をさせていただきます。

私は日本プロ麻雀連盟という、麻雀プロの団体に所属しています。「麻雀を少ししか知らない」という人でも名前を聞いたことがあるであろう、小島先生や二階堂姉妹がいる団体です。いつも初めて出会う麻雀をそんなに知らない人に説明するときには、そういうように説明をしています。

麻雀プロとは

麻雀プロとは「麻雀のプロ団体に所属している雀士」のことです。団体に所属するには、試験に合格をしなければいけません。私の所属している日本プロ麻雀連盟の試験内容は、筆記、面接、実技があり、２日間に分けて実施されます。

私は１９歳のころ、プロの試験を受けました。その当時働いていた麻雀店の人に「ちーぼー麻雀プロになりなよ！プロになったら人気でるよ！」と背中を押してもらい、受験することにしたのです。今ではたくさんの女流プロがいますが、私がプロになったころはまだあまり女流プロはいませんでした。

私が試験を受けた年は、体感ですが30％くらいの人が合格をしていたと思います。今ではMリーグが発足され、昔以上に麻雀の人気が増え、合格するのが難しいといわれています。

麻雀プロを目指している芸能人や著名人の方たちも増えています。Mリーグで活躍されている萩原聖人さんをはじめ、最近では元KAT-TUNの田口淳之介さんや、タレントの椿彩奈さん、グラビアアイドルの長澤茉里奈さんが麻雀プロの資格を所得しています。

ちなみに「麻雀プロの収入はどうなっているの？」とよく聞かれるのですが、将棋のプロのように所属団体から給与が支払われることはありません。タイトル戦やリーグ戦で勝たないと収入にはなりません。むしろ、どの団体のプロ雀士も対局料や年会費を支払っているので、プロとして活動するにあたってはマイナスになります。

麻雀プロの収入源としては、

・麻雀店勤務

・麻雀教室の講師

・テレビやイベントのゲスト出演

・ゲームやパチスロの出演料

・麻雀本の執筆

です。一般的には女流プロの方が仕事をいただけることが多いので、収入が多いと思います。私も働いていたころは、同年代の人の倍くらいの年収をいただいていました。このへんは完全にセルフプロデュースになるので、麻雀の腕以外にも、経営術や、指導力、メディア受けが必要となり、麻雀プロの年収はピンからキリまでという感じです。

KONAMI麻雀格闘倶楽部

私は７年前から、ゲームセンターに置いてあるKONAMI麻雀格闘倶楽部というゲームに出演させていただいています。

中学２年生のころ麻雀を覚え、それから毎日麻雀をしていました。授業中には消しゴムを麻雀牌に見立て、きれいに打牌をする練習をしていました。高校生のころは学校に小さめの麻雀牌とマットを持っていき、休み時間になると床にマットを広げ友達と麻雀をしていました。先生にバレて何度か取り上げられましたが、それでも懲りずに買って学校でも麻雀をし、学校が終わると友達の家で麻雀をしていました。

最初麻雀を覚えるときにつまずいてしまうのが、点数計算です。少し難しく、覚えるのに苦労しました。私は符計算の表を丸暗記したのですが、なかなかその覚えた表と和了した形が一致せずできませんでした。しかし、ゲームセンターにある麻雀格闘倶楽部というゲームでは、麻雀で和了すれば勝手に点数計算をしてくれます。そこで何度も何度も打ち、和了し形と点数を覚え点数計算ができるようになりました。

麻雀格闘倶楽部のおかげで、点数計算を覚えることができました。点数計算を覚えると、麻雀の楽しさがグッと増します。是非覚えたい方は、同じ方法で反復練習をするといいと思います。

そんな学生時代の青春を捧げていた麻雀格闘倶楽部に、プロになって３年目の時に大抜擢され、それから７年間出演させていただいています。ゲームセンターでゲームを打っていた高校生のユーザーが、大人になってゲームの中に出てくるプロになっているだなんて思ってもいませんでした。ちなみに、出演が嬉しすぎて麻雀格闘倶楽部出演公開日の前日、お祝いでお酒をたくさん飲み、今までの人生の中で１番の二日酔いになりました。

麻雀格闘倶楽部に出演することにより、全国の人が私の顔と名前を覚えてくれ、実際に麻雀店に会いに来てくれたりします。ここでたくさんのとても大切なファンの方と出会うことができたので、本当に出演できたこを幸せに思っています。

麻雀格闘倶楽部選抜戦2022

麻雀格闘倶楽部では毎年選抜戦という、AKB総選挙のような選挙が行われます。

麻雀プロは推定1800名いるといわれています。その中の日本プロ麻雀連盟の選ばれし男性３６名、女性３６名がこの麻雀格闘倶楽部の選抜戦に参戦しています。各男女上位８名は「神8」と呼ばれ、ゲームのオープニングに出演したり、記念の大会に参加することができます。

私の昨年の順位は１９位でした。毎年本当にたくさんの投票をありがとうございます。

毎年ドキドキワクワクの選抜戦。

今年の期間は７月２８日～９月２５日です。

今まではゲームセンターで打っていましたが、八丈島にはゲームセンターがないので、お家でコナステからの参戦になります。お家の近くにゲームセンターがなくても、今は家のインターネットからログインし、麻雀格闘倶楽部を打てるので便利です。ゲームセンターが遠い方や無い方は、是非コナステをダウンロードしてみて下さい。

仕事を辞め八丈島に越して来てから、私のことを「麻雀プロの松岡千晶」「八丈島に移住してきた人」として新しく知ってくれた方たちがたくさんいます。私は麻雀プロとして、麻雀の普及活動をしたいと思っています。

これまでは「選抜戦の順位何位だろう、去年よりも下がったら悲しいなぁ。私から推し変してたら、泣いちゃうよぉ」とくよくよしていましたが、今年は「麻雀覚えてみたいなぁと思っている方や、麻雀格闘倶楽部をまだ打ったことがない方に、少しでも麻雀を知ってもらい実際に打ってもらいたい」という意気込みで参戦します。もちろん順位はめちゃくちゃ気になりますけど！（笑）

最後になりましたが、毎年ちーぼーに投票してくれているちぼサポ（ちーぼーサポーター）の皆さんいつもありがとうございます。

・毎日参戦

・マッチングしたときのメッセージ

・オリジナル画像の作成

・抽選でグッズプレゼント

などなどたくさん楽しい企画を準備していますので、みんなで2022も選抜戦を楽しみましょう！参戦表は明日発表します。

八丈島から、たくさんのユーザーさんと麻雀が打てるのを楽しみにしています。