【2024年3・4月振り返り】三宅島視察/ベイスターズ開幕戦/オナガダイ船釣り

移住生活

今年の冬はなんだか去年より暖かい気がします、ちーぼーです。古民家に住み始めて3回目の冬を迎えているんですが、今のところ家にいてもそんなに寒いと感じません。

去年まではこの時期になると家の中でも白い息が出て、パソコンをいじっていると寒すぎて手がかじかみ、キーボードを打つことが難しかったのです。

大家さんに「お家は好きにしていいよ」と言ってもらい、いろんなところをDIYしているうちに、どんどん住みやすいお家になっている気がします。ずっとここに住んでやろうかと思うほど、愛着が湧いています。

このお家の最終的なDIYはお風呂ですね。いつかお風呂にも手をかける日がくるのでしょうか・・・。

今日のブログは1年の振り返り3.4月です。

3月

三宅島視察

商工会青年部の連絡網で「来週三宅島の視察があります。参加希望の方はご連絡ください。」という連絡が回ってきました。

「来週!?急だなぁ。でも行ったことないから、どうにかして行きたい!」と、アルバイターのちぼちゃんは仕事の調整をつけることができたので、参加させていただくことになりました。

1泊2日とは名ばかりの、船で八丈島出発が10時前、三宅島に13時に到着。帰りは朝5時に出発し、八丈島に13時に帰ってくる弾丸16時間の旅でした。

今回三宅島に行くのは初めてです。目的としては、三宅島の観光地や企業を見学させていただいたり、三宅島の青年部の方たちとの交流を深めるというものでした。

移住するときに乗った以来の橘丸に揺られ、三宅島を目指します。3時間ほど乗船時間があったのですが、Amazonで注文していた船酔いの薬が届かず船酔いしてしまいました。

酔ってしまったので横になって寝たりゴロゴロしたりしたものの時すでに遅し、気持ち悪いのはなおらずトイレに立てこもることになりました。

どうにかこうにか三宅島へ到着すると、港で三宅島の青年部の方たちがお出迎えをしてくれていました。

八丈島からは4人で行ったのですが、私以外のみんなは交流があるらしく仲良さそうにお話をしていました。「おー気まずいことになったぞー」と思いながら、挨拶をしてチョコチョコくっついて行きました。

お昼ご飯を食べに、島を案内していただきました。

ここはもともと小学校だった建物です。ご存じの方も多いかと思いますが、2000年に三宅島で噴火が起きました。その際全島民が島を出て避難をすることになったのです。

島に戻って来れるようになったのは5年後で、もともと4000人だった人口は3000人になったそうです。その後も人口は減り、三宅島の人口は2200人ほどでまで減ってしまいました。

噴火前までは小学校中学校と3つずつあったそうですが、今では小中高1校ずつだそうです。八丈島もそうですが、年々伊豆七島の人口はどの島も減ってきています。

そんな三宅島の現状や悩みをいろいろと教えていただきました。

夜は青年部の方たちと親睦会がありました。写真はちょっと前まで八丈島に住んでいたルンちゃんです。

三宅島の青年部の方々は気さくな方が多く、麻雀の話やお互いの島の話をして盛り上がりました。最初は少し気まずかったですが、いろいろお話ができてためになりました。

楽しい宴でしたが気づいたら1人布団で寝ていて、3時ごろたたき起こされ船に乗り八丈島へと帰還です。

COCO誕生日

3月17日はCOCOの11歳のお誕生日です。人間にすると60歳のおばあちゃんです。

特に大病することなく今まで過ごしてきましたが、ここ最近体重が1キロ増えパンパンです。太ったせいかイビキやハァハァしていることが多くなりました。あとオナラもプップしています。

もう10歳を越えたので、老犬用のご飯に変えたからなのか理由はまだ分かっていません。一応病院に連れて行き血液検査やレントゲンをしてもらいましたが、特に異常はありませんでした。

とりあえずこれ以上太るとあまり良くないそうなので、お散歩をしたり、早食いできないようなご飯のお皿に変えて様子を見ています。

何にも代えられないかけがえのない大切な家族なので、これからも元気でいてほしいと願うばかりです。今まではCOCOの誕生日が来ると楽しくお祝いをしていましたが、COCOの人生も折り返しが来ているので誕生日になると「いつまで元気でいてくれるかな」と不安な気持ちでいっぱいになるようになってしまいました。

ベイスターズ開幕戦を見に行く

ノリヒトに教えてもらいはまったプロ野球、ベイスターズの開幕戦を観戦するために上京しました。

ベイスターズ観戦以外特に用事がないので、それ以外はいつも通り飲み歩きです。

飛行機を降り蒲田へ行き、さっそくお酒を飲みました。いいですねぇ~蒲田は、いつだって安くお酒が飲めます。

今回は開幕戦ということでダイヤモンドシートという、めちゃくちゃ見やすい高級な席を購入し観戦しました。なんと1席18000円です。私の3日分のお給料です。

ダイヤモンドシートでは携帯で料理を注文することができるので、ご飯を買いに行ってホームランを見逃すという悲しい事件が起こりません。

少し早めに球場へ行き、お酒を飲みながら練習を見学しました。

開幕戦ということで、選手が一人一人呼ばれステージに立つという演出があり、もうめちゃくちゃ良かったです。それにしてもダイヤモンドシートは近いし角度もいいし、サイコーです。

カープとの初戦は、劇的な逆転で終わりベイスターズの勝利で終わりました。来年は大阪に観戦しに行こうと思います。

あとは火鍋を食べに行ったり、バッティングセンターに行き都会を満喫しました。

仕事の報酬でお魚をもらう

居酒屋のメニューを作るという臨時のパソコン業務を頼まれ「報酬はどうする?」と聞かれたので「魚1匹下さい」とねだり、メダイを1匹いただきました。

ここ最近仕事ばっかりしていてお魚を捌いておらず、捌きたい欲が湧いていたのでお魚がゲットできてワクワクです。こんなに大きな魚は自分たちでは釣れないので、大きなお魚を捌くのはやっぱり格別ですよね。

ウロコをとり内臓を取りだし3枚におろし、よくスーパーで見るような柵にします。

ノリヒトはなぜかお寿司握りたいマンなので、柵にしたものはノリヒトに渡し切り付けをしてもらいました。

メダイの島寿司の完成です。やっぱり島寿司と言ったらメダイです。もちもちの食感で、タレがしみ込んでいて1番おいしいです。

頭は半分に割って、兜焼きにしました。

美味!

4月

久しぶりの釣り

暖かくなってきたので、久しぶりに坂上に釣りをしに行きました。

釣りに行く途中でおもしろそうなところがあったので、寄り道をして探検です。奥にどんどん進むと砂浜がありました。こんなところに砂浜があるなんて、移住2年目で初めての発見です。

あまり人が入るような場所じゃないのか、いろいろな生き物がいました。

これはウツボです。どうしてもウツボが食べたかったのですが、釣り竿も網も持ってきていませんでした。噛まれると指がちぎれると思い、着ていたパーカーを手袋替わりにして手を保護して、素手で捕まえようとしましたが逃げられてしまいました。今考えればパーカーで手を守っても、あまり守備の役割になっていないような気もします。

カニちゃん。小さすぎて食べても味しなさそうなのでスルー。

この貝は後から調べたらタカラガイという珍しい貝でした。一応採っちゃいけない貝とかもあるので、スルーしましたが採っても大丈夫そうです。このキラキラした貝殻は3000円くらいの価値があるそうです。採れば良かったです。

結局何も捕まえられず釣りをすると、ノリヒトがカッポレを釣りました。

なんとか本日のご飯GETです。

メダイとカッポレのお寿司の完成です。やっぱり釣りは楽しいですねぇ。

Twitterで声をかけられ船釣りに行く

ある日突然「来週島に船釣りをしに行くんですが、1席余ってるので良かったら一緒に行きませんか?」と知らない人からTwitterに連絡があったのです。

「なにもの!怪しいやつめ!」と思いながらも「分かりました!行きます!」と返事をし、ご一緒させてもらうことにしました。

当日の朝「私知らない人たちに船にのせられて、途中で海に投げ捨てられたりしないかな」とドキドキしながら、待ち合わせの船着き場で待ちました。ちなみにもし怪しそうな人たちが来たら船に乗らないで、逃げようと思っていました。

待っているとおじちゃんたちが来ました。どうやら見た目は怪しそうじゃないので、ご挨拶をして一緒に船に乗せてもらうことになりました。

お話をしてみると、昔雀荘で働いていて麻雀をするということが分かりました。麻雀好きの釣り好きの人に悪い人はきっといません。安心して釣りができます。

今回初めてのオナガダイ釣りだったのですが、おじちゃんたちがやり方を丁寧に教えてくれました。

オナガダイは水深300m付近に住む深海のお魚です。仕掛けを作り海へ落とすと、すぐにアタリがありました。ワクワクしながら電動リールで10m付近まであげ、そこからは手巻きで魚をあげます。

見て下さい!ピンク色のかわいいオナガダイです。オナガダイは八丈島で大人気の高級魚なんです。

慣れるまではあたふたしてしまいましたが、何度か投げているうちに慣れ1人で釣り上げることができました。

オナガダイの他にも、私の大好きなメダイもGETです。

この日船で1番大きいオナガダイです。重さが5キロ近くあり、船長さんがギャフを刺してあげてくれました。この1匹だけで3.4万するそうです。

途中打ち付けるような雨が降りましたが、楽しくびしょ濡れになりながら釣りを続けました。

この日の釣果は好調だったらしく、おじちゃんたちが「もう満足だー」と言って少し早めの帰還となりました。

「ちーぼーさんが自分で釣ったお魚全部持って行っていいですよ」と言ってもらい、お言葉に甘えてお魚をいただいて帰りました。

ただただやさしいおじちゃんたちでした。なにごともやってみるものですね。とっても楽しかったです、ありがとうございました!

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