【不定期な定期船】スーパーが空っぽに

移住生活

おととい久しぶりに釣りに行ってきました、ちーぼーです。

「もう少し暖かくなったら釣りに行こう・・・」とずっと考えていたのですが、なかなか暖かくなってくれないので我慢できずに気温10度の中、釣りへ行ってまいりました。

いつもの堤防につくと、風がビュンビュン。車を止めて堤防へ向かおうとしましたが、立っていると風で押し戻されてしまうほど風が強かったのです。

きっと堤防のさきっぽまで行ったらもっと風が強くなるだろうと思い、この日は断念することにしました。

先日八丈島の親子が釣り中に海に落ちて亡くなるという事故がありました。釣りをする以上は、誰にでもこのようなことがあってもおかしくないのです。これまで以上に気をつけたいと思います。

(写真は天気のいい日の船の様子)

この日は思い返してみると、定期船が海上不良で欠航というアナウンスがありました。そりゃあんなに大きな定期船が来れないくらいの海なら、釣りなんかしてらんないじゃんと後から思いました。

最近は風が強い日ばかりで、お家が地響きを立てて揺れている日もしばしば。

車に乗っていても、風を受けハンドルを取られそうになるときもあるほど八丈島の風は強いのです。車を降りる時も、ドアを少し開けると風で持って行かれてしまいバンッと扉が全開になってしまいます。風に負け自分の力では扉を保持できず、いつかそのまま扉が外れてしまうんじゃないかと心配になります。

「毎日こんな感じだけど、定期船はちゃんと毎日来れているのだろうか・・・」とふと思い、直近の運行状況を調べてみました。すると1月29日から2月20日までの23日間で船が来ていたのが11日間、来れなかった日は12日間でした。

なんとここ最近では、2日にいっぺんしか定期船は来ていませんでした。定期船には、日用品や生鮮食品・配達物が積まれています。定期船は島の大切なライフラインなのです。

飛行機にも積まれるそうですが、だいたいのものは船にのせられて必要なものが送られてくるそうです。

この23日間の間では4日連続で船が来ていない期間もあり、その時はスーパーの野菜コーナーはほぼ空っぽ、生鮮食品はあまりありませんでした。

だいたいこういう時に1番最初になくなるのは牛乳、他にも卵もやし菓子パンなどがそうそうに姿を消していきます。

我が家は畑があり鶏がいて、お肉はネットで大量に買い保存しているのでよっぽどのことがないかぎり困ることはありません。

むしろ欠航が続くと冷凍庫の整理がはじまるので、ちょっと私的にはうれしい部分もあったりします(笑)

ですが困ったこともあり、友達が食べ物を送ってくれたときや、ネットで果物を購入した時に1週間届かないと「もう送ってからだいぶ経つけどまだ届かないの?」と心配をさせてしまうことがあります。今は冬で寒いので気長に待てますが、夏に果物を注文した日にはヒヤヒヤしてしまいます。

他にもこちらから島唐辛子商品を送ったとき「3日前に送ったしそろそろ届くかな?」と運送状況を調べると「まだ八丈島にいるやんけえええ!!」とびっくりすることもありました。

これだけ就航率が悪いからこそ、むかしの島流しの場所に選ばれたのかな?島流しにあった人は、なかなかこんな状況では脱走もできないですもんね。実際のところは分かりませんが、むかし八丈島が流刑地とされていたことに妙に納得してしまいました。

まあでも、欠航率の高い島というのもカッコよくないですか?私は気に入っていたりします。

ですが、友達や観光の方に八丈島の船の運行状況などを説明する際「八丈島の船って結構欠航しちゃうんですよね〜」とよく言ってしまい「あ、やべ、結構欠航っておもんなすぎるわ」と厄介なのがネックです。

一応統計上では、8月11月2月の欠航率が高かったのでご旅行で来られる方は欠航にお気をつけください!

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