なにもないからこそ、楽しいことを自分で見つける楽しさがある

移住生活

わたくし風邪をひきましたね〜、ちーぼーです。

ちょっと春陽気になったので、毎日半袖で過ごしていたからか風邪を引いてしまいました。熱が38度出てしまい、もう何回熱を出すんだという感じで、自分で自分にうんざりです。

そんな感じの体調なので、2、3日仕事以外はお家でゆっくりと過ごしています。

先日ご飯を食べゴロゴロしていたら寝てしまい、起きてみるとおにゃんこぽんがピッタリと寄り添って寝ていました。

寝る前はいつもCOCOを抱っこして寝るのですが、起きるとだいたいCOCOがおにゃんこぽんにすり替わっています。とってもかわいくていつも癒されます。

お家で安静にしていて暇なので、今日は最近あったことをブログに書いてみようと思います。

先日魚八亭で働いていると、とあるお店の店長さんが団体さんを連れていらっしゃいました。この店長さんはいつも良くしてくれ「このちぼちゃんって子は、いろんなところで働いていて島唐辛子製品も作っていて実業家さんなんですよ〜すごい頑張り屋さんなんです!」と、連れの方に紹介してくれました。

「いやいや、私より○○さんの方が活動的じゃないか」と思いながらも、一緒にお話しをさせていただきました。

みなさんがお席につき料理を提供し暇になったので、私はみなさんのお話しをこっそりと盗み聞きをしていました。

どうやら連れの方は本土の方で、とある店長さんは八丈島のお店や島の特徴などを説明していました。

その説明の中で「八丈島は本土と違い無いものが多いので、自分で楽しいことを見つけてはじめる」と言っていました。

私は以前ある企業から「地方移住をした人」として、インタビューを受けたことがありました。そのインタビューは外部発信用ではなく、社内で共有するためだけのインタビューです。

そこで「島はなにもないからこそ、自分で楽しいことを見つける楽しさがある」とインタビューで答えたことがありました。

この楽しいことというのは、私にとって今は島唐辛子製品を作ることです。

本土に住んでいたら、畑もやっていないだろうし加工製品を作ることは絶対にありませんでした。ですが八丈島は土地がたくさんあり畑を始めやすく、島の七味唐辛子製品というものはなかったので今回島唐辛子製品を作り始めました。

また、本土にはさまざまなプロがいます。プロには勝てっこありません。なので島唐辛子製品はやっていなかったというのもあります。

もちろん島にも畑のプロ、加工製品を作るプロもいます。ですが、たくさんいるわけではありません。なので、島唐辛子製品を作ることは比較的始めやすかったのです。

この店長さんも私と同じことを言っていたことにビックリしました。島に来てからこういう話をしている人は見たことがなかったし「何もないからこそ楽しいことを見つけ出す」というのは、自分の心から出てきた言葉だったのでビックリです。

私は盗み聞きをしながら、同志を見つけた気分でとてもうれしい気持ちになりました。

団体さんが帰る頃になり、この店長さんに「○○さんツアーコンダクターもはじめたんですかー?」と冗談まじりに声をかけると「そうなんだよね!資格も取って、個人ではじめたんだよね!」と言うのです。

「え・・・お店の店長さんをやりながら、あそこでもあっちでも働いているのに個人でツアーコンダクターもはじめたの・・・」と、あまりのバイタリティに少し引いてしまいました。やっぱり上には上がいますね。同志だと思ったけど、全然私よりもすごかったのです。

島には掛け持ちで仕事をしている人は結構いますが、こんなにいろいろなことに取り組んでいる方はあまり見かけません。

本当にすごいなぁと思いつつ、私ももっともっと頑張らないといけないなと思いました。今は島唐辛子製品をはじめることはできたので、今後はこの島唐辛子製品をよりおいしく、みんなに愛してもらえるよう極めていきたいと思っています。

ちなみに島唐辛子七味は、4月中旬には新しい七味を発売する予定です。みんなに気に入ってもらえますように!

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