大阪で毎日飲んだくれと、アウェイの阪神戦

移住生活

この日は朝起きてから、私が行きたかったお寿司屋さんに行きました。

お昼前から今日もビールです。

野球まではいろんなお店に行きたかったので、3杯くらい飲みお店をあとにしました。お会計勝負は、前日の野球が見れなかったことをいいことに奢ってもらいました。

新世界は輪投げや的当てスマートボールどいろいろな遊ぶところがあり、ノリヒトがやりたいというのでスマートボール屋さんに行きました。

スマートボールで球数負けた人が次のお店のおごりね、と言うことになり勝負がはじまりました。

私はこの日初めてスマートボールをやったのですが、打てば打つほど球がなくなり結局1回も増えずに終わってしまいました。

そうそうに終わり暇だったので、ノリヒトのを見ていると「これはねーあーだから、ここにーほらっ!こーしてあーしてー」とぶつぶつ説明をしながらヒョイヒョイヒョイとボールを飛ばし、あれよあれよと球数を増やしボードが見えなくなるほど球を出していました。

よくよく聞いてみるとやったことがあるらしく得意なんだそうです。それをお会計のゲームにするなんて、なんて卑怯なやつなんでしょう。

結局ちぼのおごりで串カツに行きました。

ちなみにこのとき具合が悪く寒気がして、お酒を飲むのも辛いくらいでした。ゲームでは負けるわ、おごらされるわ、体調悪いわで踏んだり蹴ったりです。

その後は射的やらお笑いを見て、この日は早めに球場へと向かいました。

席に着くと、前回よりもグラウンドに近く選手の顔がはっきりとわかるほどでした。

試合が始まると悪かった体調も嘘みたいに良くなり、ワックワクで観戦をしていました。

ですがここで悲劇が起こったのです。途中できた前の席のお客さんが、あまりにもデカすぎてよく前がよく見えない問題が発生したのです。そのお客さんは他の人よりも頭1つ抜けていたので、私から見るとピッチャーが投げたボールが1度頭で消え、キャッチャーがキャッチするという、1箇所全く見えない場所がうまれてしまいました。

こればっかりは仕方ないのですが、なんて悲しいんだ・・・。あまりにも見えないのでノリヒトの方に侵食しながら野球を見ることにしました。

試合を見ていると・・・次は隣のおじちゃんが応援に熱が入り過ぎて、メガホンをバンバン叩きつけて私の心臓が毎回ヒヤッとなるのです。しかも足で貧乏ゆすりというかリズムもとるので、私の椅子もそれに合わせてヒョンヒョン揺れるのです。

にょーーーーー怖いよーーーー。席運が悪いーーー。

一方のノリヒトの隣では、学生の子が大きい声で応援歌を歌っていたのです。応援歌を歌うのは全然いいんですが、これがまた音が外れまくっているのです。

私は気になりませんが、ノリヒトは音が外れている応援歌がどうも気になってしまっていたらしく、二人して「にょーーーーーー」となってしまいました。

ですがそんな私たちの「にょーーーー」を裏腹に横浜は順調に点を取っていました。

しかし、8回の裏輝明の打った打球が大きなアーチを描き、周りの阪神ファンは一斉に立ち始めたのです。

「みんな立つから見えなーい!」と、私も立ってボールの行方を眺めていると、そのボールは観客席へと入り同点ホームランになってしまいました。阪神ファンの人たちは大喜びで周りの人たちとハイタッチをしていました。

とほほほ・・・。

打たれてしまって悲しかったですが、あまりにも周りの阪神ファンの人たちのうれしそうな顔を見ていたら、なんだか少しだけこっちまで楽しい気分になってしまいました。

「ベイスターズやばいね。もうこの試合勝ったら夜ご飯おごるから勝ってくれ!!!」と、私はノリヒトに言いました。

すると9回の表ベイスターズは3点を返し、なんと勝利しました。

変な約束するんじゃなかったわ・・・と思いながらも、ベイスターズが勝ったのでルンルンで夜ご飯を食べに行きました。

ノリヒトが見つけてきてくれたお好み焼き屋さんはめっちゃおいしかったです。4時間近くお好み焼きを食べながら野球談義をしました。4時間も飲んだのでお会計もまあまあ高かったです。とほほ。

次の日はお昼ご飯を食べ、伊丹空港から羽田へ行き、乗り継ぎをして八丈島へと帰りました。楽しい3泊4日の野球観戦旅行でした。おしまい。

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