【新作八丈土産】八丈フルーツレモン七味唐辛子販売開始!

移住生活

ちーぼーです。

このたび、ヤバイ島唐辛子屋さんの新作「八丈フルーツレモン七味」が新登場です!


八丈フルーツレモンとは、2010年ごろから本格的に育てられた新しい八丈島の特産品です。当初育てられた時は「菊池レモン」と呼ばれていましたが、ブランド化を図るため、現在では一般公募により「八丈フルーツレモン」と名前が変わりました。

レモンは大きさ・色・傷の有無で仕分けられランク付けされます。市販のレモンよりも長い時間をかけ育てられているためサイズが大きく、少しオレンジ色をしているのが特徴です。これは、他の柑橘類と自然交雑してできたのでマイヤーレモンのようにオレンジ色になったそうです。

果肉の苦味が少なく、なんといっても皮ごとおいしく食べることができるのが、この八丈フルーツレモンの最大の特徴です。一般的なレモンの皮には「リモノイド」という苦味成分があります。ですが、成熟するにつれて少なくなるため、完熟するまで育てられているこのレモンは皮ごとおいしく食べることできるのです。

私はこの八丈フルーツレモンの農家さんのところで、去年アルバイトをさせていただきました。

島に移住して初めてこのレモンを食べたとき、皮ごと食べられるグレープフルーツほどの大きいレモンのおいしさに感動しました。本当はというと、このレモンを自分で育てレモン農家さんになりたいと思っていました。

ですが、いろいろ調べたり実際にお話を聞いたところ、はじめるのに莫大な費用がかかることや実ができるまでに最低でも4年以上かかることが分かり断念しました。

このレモンは、傷のない大きいサイズのものだと1個1000円ほどで取引され、八丈フルーツレモンはとても高価なレモンと言えます。ですがその一方で少しでも傷がついたり、一部色が変わってしまったものは加工用として半分以下の価格で取引されてしまいます。

この加工用になってしまったレモンの引き取り手がなかなか見つからないという話を、去年働いている時に農家さんから聞いていました。なので今回レモン七味には、そんな去年お世話になった農家さんのところでもたくさん仕入れさせていただき加工して使っています。

加工用は傷がついてしまっているだけなので、味は他のレモンと何も遜色はありません。少しでもこのおいしいレモンを、形は違えどみなさんに食べてもらえたらうれしいです。

ただ、レモンの加工はなかなか難しいですね。乾燥させるとどうしても八丈フルーツレモン本来の甘みと酸っぱさが消えてしまい、ただのクエン酸のような味になってしまいました。

そこから乾燥のさせ方やカットの仕方を試行錯誤し、やっと今回販売に至りました。本当は3月初めにはできているはずでしたが、なかなかうまくいかず気がつけば4月ももう終わりですね。

このレモン七味は、皮ごと食べられる八丈フルーツレモンを丸ごと乾燥させ使用しています。皮も実も入っています。

あう料理としては、焼き魚・炒めもの・漬物や、これからの暑い時期に素麺や冷やし中華など冷たい麺にかけていただくと、サッパリとしたレモンの風味と島唐辛子のピリッとした辛さで食が進むと思います。

実際、この八丈フルーツレモンで商品を作りたいという気持ちが先行していて、作ったはいいものの一体レモン七味はどんな料理ににあうんだろうと、あとから頭を抱えました(笑)

作ってからいろいろかけてみて、周りの方のお話も参考にしてあう料理を探しました。

使っていただけた方は何にあったか、ぜひ教えてください!

このレモン七味と、明日葉七味は5月24・25日に竹芝桟橋で行われる島じまんに持って行きます。私も黄八丈を着て居るので、会いに来てもらえたらうれしいです。

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八丈島に移住した麻雀プロ松岡千晶のグッズショップです。ショップでは八丈島や麻雀に関するグッズを販売しています。私が畑で育てた野菜やグッズも販売予定です。

ちなみにネット販売も行っております。今ならヤバイ島唐辛子屋さんステッカーが1枚ついてくるので、よろしくお願いします。

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