島で採れた野菜が安く買える、えこ・あぐりまーと

観光地

八丈島にいると、汗をかいていなくても高湿で体がベタベタして1日3回お風呂に入るようになりました、ちーぼーです。ひとり暮らしにもかかわらず、2日に1回洗濯機を回しています。Tシャツが何枚あっても足りません。

毎朝COCOとお散歩に行くんですが、お散歩ついでに洋服のまま海に入ったり、ちょっとお買い物したついでに洋服のまま海に入ったり、自由きままに生活をしています。これも八丈島で、洗濯が増える原因の1つです。ちょっと前に奮発して、ドラム式洗濯乾燥機を買って本当に良かったと思っています。

私が海に入るたび、COCOも道連れです。あんまり泳ぐの好きじゃなさそうだけど、運動させようと思い浅いところを一緒に泳いでいます。

今回の記事は、前回島の人に教えてもらいパッションフルーツを買いに行ったお店「えこ・あぐりまーと」を紹介する記事です。

えこ・あぐりまーと

えこ・あぐりまーとは、地熱利用の地場農産物の直売所です。直売所なので、日によって入荷しているものが違うのも魅力です。販売以外にも、温室には亜熱帯植物を多数栽培している場所や、カフェスペースも設けられています。植物を観察、買い物、食事ができ何時間もこの施設で楽しむことができます。営業時間が10~16時と短いのでお気を付けください。

えこ・あぐりまーとには八丈島の素敵な特産物がたくさんあったのでご紹介したいと思います。

木の器

八丈島に自生する木を原材料として制作した伝統工芸品、木の器です。制作されている方が自分で切りに行った木や、地域の方のお庭で切ることになってしまった木、工事などで伐採された木から作っているそうです。

八丈島で育った木は、台風や海風で揺さぶられるため、節目が多く繊維も強く、しっかりとした器をつくるのにピッタリです。桜・椿・まだみ・いぶき・もちの木などなど、木の持つ風合いや特色を生かし自然に仕上げた一点ものです。

木を手に入れ、乾燥させるところから始まり、早くても2.3年かけ出来上がります。だいたい平均4年ほどで、1つの木の器が完成します。丁寧に作られているので、長い年月使っていてもいろあせることなく使用することができます。

暖かいものを入れても、木は熱を通しずらいので熱くなることはありません。また、冷たいものを入れても曇ったり結露をすることもないので、便利なのです。

木の器、めちゃくちゃかわいいですよね。お酒を飲むように買おうと思ったのですが、八丈島でお金をおろすところを未だに分かっておらず、お財布の中が7000円くらいしかなかったので買えませんでした。7000円は食料を買うようだったので、そのお金には手をつけれませんでした。

砥石

砥石とは主に包丁や刃物、金属などを研ぎ、切れ味をよくするために使われるものです。八丈島産天然砥石は、島の景観を守るため、今では石の採掘を禁止されています。なので海岸に転んでいる石や、石垣に使われている石からできています。主に粘板岩でとても硬い石です。

この八丈島産天然砥石の特徴は、世界的にも珍しい「水でも油でも研げる」ということだそうです。天然仕上の砥石は、人造砥石よりよく研げ減りが少ないので、1つ買えば一生使用できます。さびやすい鋼の刃物でも使用でき、錆取り研磨剤としても使えます。

とはいえ私は砥石を使ったことがないので、どんな感じなのかあまり想像ができません。しかし家にある包丁が全然切れないので、砥石を買って試してみようかなぁと思っています。値段は1つ、3.4000円~と少しお高めですが、一生使えるので買う価値があると思います。右下には、八丈島の形をした砥石もあってかわいいですよね!少し研ぎずらそうですが(笑)

黄八丈小物

黄八丈は、黄色・樺色・黒色の3色を基調とした絹織物です。染料は島内に自生している植物を漬けて染めていきます。孫の代まで色褪せないといわれる、卓越した染色技術が特徴です。


一説には、一疋の長さが曲尺で八丈に織られていた事が「八丈島」の名前の由来とも言われているほど、有名な伝統工芸品です。年貢の代わりに貢納布として幕府に収められていた他、江戸時代後期から後に歌舞伎の衣装としても採用され、上演されると爆発的な人気を誇ったと伝えられています。

黄八丈は、八丈島固有の風土の中から生まれた「染め」と「織り」にあるといわれていて、経済産業省伝統的工芸品・東京都産業労働局東京の伝統工芸品としても、「本場黄八丈」が指定を受けています。

この「黄八丈織物」の着付け体験をしたり、実際に織ることのできる体験もありますので良かったら見てみて下さい。

黄八丈めゆ工房

八丈民芸やました

黄八丈織物協同組合

明日葉

「明日葉」は、別名「八丈草」とも言われ、独特の苦みを持つセリ科の植物です。私は味覚に自信はありませんが、三つ葉を少し後味苦くしたような感じだと思っています。三つ葉が好きな私は、初めて食べたときから明日葉が大好きになりました。

明日葉の名前の由来は「今日新芽を摘んでも、翌日にはまた新しい芽がでてくる」といわれるほど生命力が強く、このことから名前がつけられました。不老長寿の薬草ともいわれ、ミネラルやビタミンなど、栄養素が豊富で健康野菜としても注目されています。

明日葉は通年楽しむことのできる、島のソウルフードです。スーパーに行っても、居酒屋に行っても、スイーツ屋さんにいっても、明日葉の商品が置いてあります。明日葉は加工品としても愛され、お茶、うどん、そば、チーズケーキやソフトクリームまで様々なものに使用されています。

私は八丈島に来て1か月、明日葉のラーメン・そば・うどん・パスタ・お浸し・天ぷらをいただきました。毎日でも食べられるとてもおいしい野菜なので、みなさんにも食べてもらいたいです。

カフェ

あぐりまーとには、かなり広めなカフェが併設されています。4人掛けのテーブルが10テーブル以上あるので、大人数で来ても座れます。ここでは手作りジェラートをはじめ、八丈島特産の飲み物や軽食を楽しむことができます。

噂では、くさやジェラートもあるそうです。まだ中には入ったことがないので、今度行ってみようと思います。

温室

直売所に併設されている温室では、さまざまな南国の植物が育てられていて、観賞することもでき、一部販売も行っています。

この植物ウツボットに似ていますよね。

食べられない植物にはあまり興味が今のところないので、これといった感想はありません、すみません。ぼーっと眺めていました。でもたくさんの種類の植物が置いてあり、きっと楽しいと思うので、是非行ってみて下さい。

苔アートも売っていました。

私ができること

八丈島に来て1か月、さまざまな「八丈島の素敵なもの」を知ることができました。しかし、まだまだたくさんの魅力があり、知りたいことばかりです。都内にいたときは、知らなかったものばかりで、こっちにきてから初めて名前を聞いたものも多かったです。

八丈島の魅力をブログを通して発信していますが、実際に手にとったり匂いを感じたり食べることはできません。この記事を書いているときに、ふと考えたんですが、私がバイヤーとなり八丈島の商品を買い、私のHPで八丈島の特産物を売るのはどうなんでしょう。

前回ぎょさんのブログを書いたときも「ちーぼーが作ったオリジナルぎょさんを買いたい」と言ってくれた方がいました。まだ、今思いついただけなので、実際に形にするかは分かりませんが、もし購入したいと思う方が多かった場合には、私が中間に入り販売できたらいいなぁと思います。

形としては、個人で買い付けをするので受注販売のような形をとり、注文が入ってから私がそのお店に買いに行くことになると思います。せっかく私が中間に入るので「その商品+何か私が作った八丈島のグッズをつけて販売」という形にしそうです。

八丈島にはすてきなものがたくさんあります。でもどんなにすてきでも、知られていなければ、みんなの手に届くことはありません。私は発信することが得意なので、なにかできることがあればいいなぁと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    島生活を満喫されていて、素敵ですね。
    木の器、良いですよ。是非手に入れてください。
    島の金融機関は
    観光協会の近くに「みずほ銀行」
    警察署の前に「七島銀行」
    かく郵便局での「ゆうちょ」
    農協の本店に「JAバンク」、、、場所はカレーヒロさんの近くですね。
    おそらく、こんな感じだと思います。

    島の砥石は仕上げ砥石ですので。切れなくなってしまった包丁を研ぐには向いておりません。別の砥石で研いだあとに、さらに良くする為に最後の最後に使うような砥石となっております。

    黄八丈の織る体験もありますので。お時間あったら体験してみてください。
    体験から本業にする方や副業で、織り子さんなられる方もおりますよ。

    一度、飲食店でたまたまお隣に座っていたことがありました。どっかで見た事あると人だと、その時は思ったのですがその時は分からず。
    お店出てから気付きました笑
    また、どこかで機会があったら声かけさせていただきます。

    • chibooop より:

      おおおー!ありがとうございます。
      お金おろすところが全然わからず本当に困っていました!これでバンバンおろせます!笑
      いろいろ教えて下さってありがとうございます。
      島を満喫したいと思います。
      ほんとですか!私こっちにきてからほとんど飲食店にいっていないので、心当たりがあります。笑
      またお会いしましたらよろしくお願いします!
      また

  2. こういち より:

    COCOちゃん!踏ん張り過ぎ!!
    でっかい海、怖いよねえ。都心では見たことなかったでしょうから。
    気持ちよく犬かきする姿楽しみにしてますね。

    で、木の器、欲しい!
    写真を見た瞬間、欲しいと思いました。

    「八丈島×ちーぼーさん」
    いいと思います。そのうちオリジナルグッズなんか出せたら素敵ですね。
    麻雀の要素も取り入れつつ。
    そうすることで、「麻雀=ギャンブル」のイメージも無くしていけるといいと思います。

    藤田社長も言ってました。Mリーグを作るにあたり、ギャンブルのイメージを払拭することが大切だとか、そのようなことを。

    きっと他にいないですよね、こんな生活、活動をする麻雀プロ。
    無理をせずに、ちーぼーさんのペースで新しい道を探してください。

    ※ギョサンはそろそろ発送となりそうです。
    8月から値上げするそうなので、買う方は今すぐに!!

    • chibooop より:

      ね!木の器本当にかわいいですよね。今度実際のお店に行ってみてこようと思います。
      八丈島×ちーぼーいいなぁ素敵。
      麻雀格闘倶楽部の選抜戦が終わったら本格的に何か考えてみたいです!
      おお!ギョサン届くのですね。最初はくとき親指のところが少し痛いかもしれません。
      その時は、ドライヤーなどで温めてやわらかくすると履きやすくなります★

  3. 匿名 より:

    ウツボットに似てるのはウツボカズラっていう食虫植物です。ウツボットのモデルになった植物なので、ものスゴク似ていますw

  4. 高橋仁 より:

    いつも楽しくブログを読ませていただいております。
    今までほとんど知る事がなかった八丈島の事が知れてとても興味がわいております。
    今後もマイペースに更新していただければと思います。

    八丈島産の物の仲介販売、とても素敵だと思います。実現された際には明日葉やぎょさんの注文をさせていただこうと思います。

    乱文失礼致しました。

    • chibooop より:

      そうやっていってただけて嬉しいです。ありがとうございます。
      本当ですか!いろいろ手配をしてみます♪
      少し時間はかかるかと思いますが、待っていただけたら嬉しいです!
      今後ともよろしくお願いします★