ドライブがてらにおすすめな入浴無料、洞輪沢温泉

八丈島に来て初めて瓶のゴミ出しに成功し、朝から機嫌の良いちーぼーです。八丈島は瓶の回収日は月に１回しかなく、前回タイミングを逃してしまったので家が瓶だらけになっていました。

友達がよく来るとはいえ、家に酒瓶が４０本ほどありました。島焼酎を一通り飲みましたが、やっぱり私のおすすめはジョナリーです。八丈島に来るまでは芋焼酎も麦焼酎も飲めませんでしたが、今ではおいしくいただいています。

飲み屋さんで一人で飲むのが好きでしたが、八丈島では車を出さなければいけないので、あまり飲みには行かずその分家飲みが増えました。最近はおしゃれな酒屋を見つけてしまい、赤ワインの日々を過ごしています。

今日はドライブをしていたらたまたま見つけることができた、洞輪沢ぼらわざわ温泉について紹介します。

洞輪沢温泉

【住所】東京都八丈島八丈町末吉　

【アクセス】八丈島空港から車で40分

【営業時間】9:00～21:00

【定休日】月

【料金】無料

八丈島には７か所の温泉施設があり、そのうち４か所は八丈町営で有料ですが、３か所は無料で開放されています。

洞輪沢温泉は洞輪沢漁港の海沿いにある八丈島最古の温泉施設です。漁師のためにつくられた温泉と言われています。近くにサーフィンスポットがあるので、サーフィンやダイビングをして海で遊んだ帰りに寄る人も多いそうです。

実際に訪れた日は、漁港で漁師の人たちが長いテーブルを出して外で飲み会をしていました。漁師のお友達が欲しくて、何度か入れてもらえないかチャレンジしようと思いましたが声をかける勇気はありませんでした。漁師の嫁になりたいという儚い夢があるので、漁師のお友達が欲しくてたまりません。

温泉は最古とはいっても、歴史はあまり長くはありません。八丈島の温泉の歴史は浅く、今から約３０年前の平成６年に温泉の採掘をはじめたばかりです。洞輪沢温泉は採掘で出来た温泉ではなく、海から引き込んだ温泉のためもう少し古く、昭和５８年度の自治宝くじの助成で建てられました。

車のナビ上では洞輪沢温泉がここにあると書いてあったのですが、建物を見た感じ温泉施設には見えずグルグルと付近を車で探し回りました。少し古びた渋い建物は、雰囲気があります。

洞輪沢温泉は無料で入ることができ、無人の温泉施設です。古く歴史は感じるものの、綺麗にされています。脱衣所は少し狭いですが、鍵付きのロッカーも備えられています。

入口の右手側にはカウンター器が置いてあり、人数をカウントするために入浴者はカウンターを押します。私はこの日１５時くらいに行ったのですが、女性は私で５人目の入浴者でした。入浴しているときも終始一人きりで、男性の入浴者は多いみたいですが女性は行ってもあまり人には会わなさそうです。

コロナ対策もしっかりとされていて、名簿を記入する紙もおいてありました。

浴室へ入ると木の浴槽からドバドバと湯が流れ落ち、かけ流しになっています。暗い浴室は少しよごれていますが、嫌なよごれには感じないほどです。この古びた感じがたまりませんね。お湯はそのまま海に流されるため、せっけんやシャンプーの使用は禁止されています。

温泉は透明でしょっぱくなく、温度は４０度ほどで長湯できる温度で気持ち良かったです。

無料でこんな温泉が近くにあったら、最高ですよね。栄えている場所からは少し遠く、車でしか行くことができませんが、ドライブがてらこの味のある洞輪沢温泉に訪れてみてほしいです。