八丈島を一周してから2日経ち、とうとう筋肉痛がやってきました、ちーぼーです。太ももがパンパンで、ペンギンみたいな歩き方になってしました。
「年をとると筋肉痛が遅れてやってくる」とよくいいますが、これは本当は違うそうです。筋肉痛が出るタイミングは、運動強度に関係しており、強度が高くハードな運動を行うと、比較的早く筋肉痛が出来てきます。逆に、強度が低く長時間行うような運動の場合、筋肉痛は遅く出てくるのです。
今回の自転車こぎは、強度が低く長時間の運動だったので2日遅れてやってきたみたいです。2日も遅れて筋肉痛になって「これは年を取ったということか!?」と心配していましたが、そういうことでなくて安心しました。
今日のブログは、昨日の八丈一周道路①の続きです。
八丈植物公園(12:45)
だいたいこの辺。
坂を下り着いたのは、東京ドーム4つ分の広大な敷地を誇る八丈植物公園です。園内は、熱帯・亜熱帯植物を中心としてハイビスカス、ブーゲンビリアなどの花や多くの野鳥が存在し、南国ムード豊かな公園になっています。
他にもビジターセンターや遊具広場・キョンがいたりと大人は癒され子供は楽しめる施設です。
後ろに見えるのは八丈富士です。ここで大の字で寝て休憩をしました。平日の昼間ということで、まわりには人もおらずゆっくりとのびのびできました。
大里の玉石垣(13:00)
だいたいこの辺。
ここからまたグワッと坂をあがると大里の玉石垣があります。この坂がまあまあきつく、立ちこぎをしながら坂をあがっていると、ちょうど道路工事をしているおじさんたちがいました。くしゃくしゃの顔で自転車をこいでいると「頑張れ!頑張れ!」と声援をいただき「ありがとうございますー!!うぉぉぉー!」と叫びながら、なんとかあがりきることができました。
玉石垣とは、流刑地であった八丈島に流れ着いた流人が、食料を確保するために海岸から玉石を運び上げて作った石垣です。台風の多い八丈島を暴風雨から移住を守るための防砂林としての機能もあります。
ちょうど大里の玉石垣の前のところに新しい玉石垣をつむ工事をしていました。この石は、1つの石の周囲を6つの石で取り込みうまく積んでいます。昔はコンクリートがなかったので、コンクリートでくっつけることはできませんでしたが、コンクリートのある現代でも昔の伝統的な方法で使わずに作られていました。
昔は流人がおにぎり1個で玉石を1つ運んだと言われていましたが、今はトラックに積んでちゃんとお給料をもらって石が積まれています。
この玉石は写真では伝わらない魅力があるので、八丈島に来た際は玉石垣を見てほしいです。良かったら、口をプーって膨らまして玉石顔で撮ってみて下さい。
大坂トンネル展望台(13:15)
だいたいこの辺。
今回自転車で八丈島を1周したときに1番あがるのが辛かったのが、この心臓破りの坂、大坂トンネルです。絶対に途中で止まらないと心に誓って、1度も降りずにあがりきることができました。
この大坂トンネルの展望台が、私が八丈島で1番好きな景色です。苦労して坂をあがったこともあり、この日は曇りでしたが私の目には今まででもっともきれいな景色でした。
春になると、大量のトビウオが産卵のために伊豆諸島へ遊びに来ます。もっとも水揚げ量の多い八丈島では、水揚げされたトビウオのことを「八丈春とび」と呼ぶそうです。ハマトビウオという種類で、大きくなると体長50センチを超え、世界で最も大きなトビウオと言われています。
トビウオは食べられるお魚ということを今までは知りませんでした。春になって春とびを食べられるのが今から楽しみです。写真はちぼとびです。
八丈島は坂が多く、出発して2時間が経ちクタクタになっていました。スタートした時よりも、足が疲れるスピードがはやくなり「みんながよくいう乳酸がたまるってこんな感じ!?」と、なんだか大人になった気分です。
お昼になり、スタートで買ったおにぎりはほとんど猫にあげてしまっていたので、お腹もすいてきていました。この坂を越え降りたところには飲食店が多くあるので、それをモチベーションにこぎつづけました。
自転車を降りて景色を見ていると、バイクに乗っているおじちゃんに「もしかして自転車でこの坂をあがってきたの?すごいねぇ根性あるね。」と話かけられました。「もうクタクタですよー。でも今八丈島半周してきたので、残り半周なので頑張ります」と伝えると「ここから先は坂がたくさんあるから頑張れよ、応援してるわ」と颯爽とバイクで走っていきました。
千両(13:30)
だいたいこの辺。
千両にカレーを食べに行きました。するとこの日はお休みだったらしく、ガーンとなりながらも記念に写真を撮りました。もうカレーの口になっていたので、お休みがショックすぎてこんな顔になってしまっています。
写真を撮っていると「今日はお休みなんですよ。すみませーん」と明るい女性の声が聞こえてきました。「そうなんですかぁ、食べに来たんですがまた来ますね!」と伝えると「あれ?ちーぼーちゃん?」と私のことを知ってくれていました。
千両のオーナーさんだったみたいで、Twitterで何度かお話をさせていただいていていました。初めてお会いできて良かったです。今度はカツカレー食べに行きますね!
千両のカレーは、ルーが黄色みがあり小麦粉から作られている昔ながらのカレーです。今までカレーはあまり食べることはありませんでしたが、このカレーを食べてからはお家でよくカレーを作って食べるようになりました。このブログを書いていたらまたカレーが食べたくなってきたので、今日の夜ご飯はカレーにしようと思います。
コメント
ちーぼー 第2部も楽しく拝見しました カレーはジャガイモを入れる甘くなると名古屋大学病院癌で入院中のとき725号室の女性から聞きましたのでちぼ園で早速栽培してね またちぼ店開店ちぼ園栽培のネーム入れて八丈島をイメージした花瓶が出来たら送るね にゃお店長退職記念写真に花を入れてちーぼーのネーム入れて撮ってくれてありがとう 元気で頑張ってな
とんでもないです!いつも応援してくれてありがとうございます♪