今日も通は平和と愛があふれていました、ちーぼーです。毎週金曜日は通のランチでお手伝いをしているんですが、今日は通であったお話をブログにしたいと思います。
題名はお食事処通の通信で、通と通信をかけて【お食事処通信】と今命名しました。時々【お食事処通信】のブログを今後も書いていきます。
地元の人が遊びに来てくれた
ちっちゃな男の子を連れた、親子連れのお客さんが来店されました。「いらっしゃいませ」というと「ちーぼーのTwitter見てきたよ」と伝えてくれて、キャッと少し恥ずかしい気持ちになりました。話かけようと思ったのですが、なんだかちょっぴり恥ずかしい気持ちが抜けず遠くからチラッと見ていると、ちっちゃな男の子が待っているのに飽きてしまったみたいでチョンチョン冒険をはじめたのです。
あまりにもかわいかったので、料理が出てくるまで少しお話をさせてもらいました。お話をしていると、ご飯が出来上がりお出しするとちっちゃな男の子が「わぁ~ぉ」ととても良い反応をくれたのが、めちゃくちゃおもしろかったです(笑)
お客さんが帰る時「ちーぼーはいつもペンキを塗ったり、畑作ったりしていてえらいね」とTwitterで私のことを知ってくれて褒めてくれました。嬉しながらも恥ずかしくて「いや全然ですよ、全部やりっぱなしになっちゃってますし!」としか答えられなかったことに、返事を間違えたと思って後悔しています。
お会計を終えお客さんたちが、外のガチャガチャで猫ちゃんたちにチュールを上げていってくれました。車で帰るころ私も外に出て、ちっちゃな男の子たちに猫たちと一緒に手を振ってお見送りをさせていただきました。
島の地元の人たちが、Twitterを見て時々会いに通に遊びに来てくれます。良い意味合いで島って本当に小っちゃいなぁと、とても嬉しい気持ちになっています。ご来店ありがとうございました!
旅行者が釣ってきたお魚を持ってきた
旅行者が自分たちで釣ったお魚の持ち込みがありました。昼前に「お魚を持ち込んで調理をしてもらえますか」という電話がかかってきました。通子さんが「いいですよ、氷いっぱい入れてもってきてくださいね」と予約を受け、その少しした後お客さんが昼前にお魚を持ってきたのです。
おじちゃんが「食べ方どうしますか?」と聞くと「お刺身が食べたいです。他はおまかせします」というご注文でした。また2時間後にご飯を食べに来るとのことで、お魚を預かり一度お出かけに行かれました。
お魚はササジだったかな?イスズミの仲間のお魚で、少し臭みがあるそうであまり地元の人たちは好んで食べないそうです。そのお魚を3匹と、オヤビッチャを1匹で全部で4匹でした。オヤビッチャは私が初めて八丈島で釣ったお魚です。私が釣ったお魚よりも大きいオヤビッチャでした。
写真は私が釣ったちっちゃなオヤビッチャです。
お客さんが来るまでに下準備をし、ご来店されてから揚げたり焼き始めました。その時はお昼時を少し過ぎていたので、他にお客さんもおらず話しかけてみたのです。
大きなお魚どこで釣られてきたんですか?
藍ヶ江の足湯の下で釣ってきました。八丈島は海の中が水族館みたいでとてもたくさんお魚がいるんですね。
そうなんですよね!私3か月前に移住してきたんですが、釣りに行っても周りは釣れるけど私だけ釣れなくて、もう7000円くらいエサかってこんなにちっちゃなお魚4匹しか釣れないんですよ。
分かります。エサばっかり取られちゃいますよね。え!移住されたばかりなんですか、うらやましい。
それからはモリツキにはまって、釣ってるよりもモリついた方が魚がとれる気がします。東京や千葉はモリツキをやっていいところがあまりないんですが、八丈島はだいたいどこでもモリツキできるんです!
なんてお話をしていると料理が出来上がったので、お出ししました。お刺身は少し臭みがあるので、酢味噌で食べるとおいしく食べられるらしくそれもお伝えしました。
旅行者の方たちは、大きなお魚4匹を楽しく会話されながら食べていました。
とってもおいしかったです。刺身も臭みがなくて食べやすかったです。おいくらですか?
と、お会計になったのですが、そのお会計が1000円だったのです。
え!?1000円でいいんですか?安すぎませんか?お時間かかったでしょうに。ありがとうございます。
私も旅行者と一緒にそのお会計にびっくりしてしまいました。
今回は刺身と唐揚げと塩焼きで、他にはさほど材料費がかかっていないのでこの値段だったそうです。もちろんもっと大きなお魚や、量、違う料理にしたときに使う材料で値段は変わりますが、きっと八丈島で一番安くお魚を捌いてくれるお店だと思います。
もし通にお魚を持ち込むときは、一度連絡をして氷水につけて持ってきてほしいそうです。
そんな会話を聞きながら、私は外で猫たちと遊んでさぼっていました。すると、猫の爪がTシャツの背中に刺さってしまい抜けなくなってしまい、自分でとることも猫が自分でとることもできなくなってしまいました。「やばいやばいお客さん外に出てきちゃう」と思いながら、頑張ってとろうとしましたがとれず扉が開いてしまいました。
「す、すみません爪がひっかかっちゃって取ってもらえませんか・・・」と恥ずかしながらも、とってもらうことにしました。旅行者の方たちが笑いながらとってくれ、猫をみながら一緒にお話しをして、帰られました。車で帰るところをお見送りしていると、旅行者がニッコリしながら大きく手を振ってくれました。
島時間といいますか、ほっこりした気持ちになりました。私はまだ移住して3か月しか経っていないので旅行者気分でいるところはありますが、通のお客さんの半分以上の方が旅行者でお店に来店されます。
住んでいる人たちの何気ないことでも、旅行者の方にはかけがえのない時間だと思います。私も旅行が大好きで、通の旅行者の方たちから旅行のワクワクをお裾分けさせてもらっています。旅行者のみなさんが八丈島で素敵な時間を過ごせますように。
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