上京物語②～もんじゃストリート・５年ぶりのディズニーランド・蒲田散策～

上京２日目。お酒を朝から晩まで２０杯ほど飲んでいましたが、最強ウコンを飲んでいたので二日酔いにならずに済みました。

この日は５年ぶりにディズニーランドに行きました。

もんじゃストリート

もんじゃストリートは昭和３０年ごろには４軒のもんじゃ屋さんしかありませんでしたが、今では７０軒ほどのもんじゃが並んでいます。たくさんのもんじゃ屋さんが並んでいて、有名なもんじゃ屋さんもありましたが、ハッピーアワーでお酒がなんでも200円の文字に惹かれ今回はハイカラのお店に入りました。

と思ったんですがディズニーランドに電車で向かっている最中、月島駅の文字を見つけ気づいたら月島で降りてしまいました。この日も朝からお酒をいただきます。

月島でもんじゃを食べたことがなかったので、もんじゃを食べることにしました。ちなみに八丈島にもお好み焼き屋さんが１軒あり、今度行きたいと思っています。

メニューを見ていた時に、島唐辛子もんじゃがあったので注文することにしました。都内に来てからも、恋しいのか八丈島っぽいメニューがあると頼んでしまいます。島唐辛子もんじゃは、10本以上の島唐辛子の輪切りが入っていて中本の北極ラーメンより辛く、今思い返すだけでも胃がチクチクしてくるほどの辛さでした。

ヒーヒー言いながらハッピーアワーでお酒が200円ということもあり、ここでもお酒をたくさん飲んでしまいました。お腹を満たしたらディズニーランドに行こうと思っていたのですが、３時間ほど滞在してもんじゃを楽しみました。

ディズニーランド

１３時ごろやっとお目当てのディズニーランドに到着することができました。ディズニーランドは今オンラインからチケットを購入しないと入れないんですね。オンラインで8400円でチケットを購入しました、高い。

着くとすぐにパレードがはじまりました。私はディズニーのキャラクターの中だと１番グーフィーが好きです。グーフィーは「アッヒッハ」という変な笑い方をして、いつも穏やかな性格なので友達にいたら楽しそうだと思っています。

ビックサンダーマウンテンやバズライトイヤー、全部で４か所の乗り物に乗りました。ディズニーランド通の人だともっと乗り物に乗れそうなのですが、初心者なので広いパークの中を行ったり来たり迷子になりながらのんびりと楽しみました。

ディズニーランドは小さなお子さん連れや、おじいちゃんおばあちゃんと幅広い世代の人が楽しんでいました。

小さなお子さんは夕方を過ぎると寝ている子や、ぐずっている子が多くパパママは大変そうでした。ある親子は、子供にちょっと手が当たっちゃったらしく子供が泣き始め「えーーーんいたいいいい！いたかったーいたかったもんー」とウソ泣きみたいな感じで泣いていて、子供が疲れて機嫌が悪くウソ泣きをしている姿は、はたから見ているだけだったので少し微笑ましかったです。

年配のご夫婦がミッキーの耳とミニーちゃんの耳をつけて手をつないでいる姿を見て、私も歳をとっても恥ずかしがらず全力で楽しむことのできる人でいたいなぁとしみじみと思いながらパーク内を歩いていました。

夜はお待ちかねのエレクトリカルパレードです。実はパレードが大好きで、見ていると感動してなのか考えにふけってなのかいつも泣いてしまい、一緒にいる人に引かれてしまいます。

パレードも終わりディズニーランドを満喫し、通にお土産を買って帰宅しました。

蒲田飲み歩き

ディズニーランドで買ったトイストーリーの犬の帽子が気に入っていたので、この日は蒲田で帽子を被ったままお酒を飲んでいました。この犬がCOCOに似ていたので安心感と、それと東京は寒かったので防寒にもなりました。帽子を被っていると、蒲田でいろいろな人に声をかけられました。

「それドンキで買ったの？」「ディズニーランドに昔彼女と行ったら喧嘩して次の日別れちゃったんだよね。ディズニーランドに一緒に行くと別れるってほんとだね」「ディズニーランド混んでた？」蒲田はいろいろな人が声をかけてくれる楽しい町です。

私は大学生まで蒲田で育ったのですが、私が住んでいた頃は汚くダークなイメージがあり、外国の人も多く住んでいていろいろな言語が飛び交っていました。もちろん普通の人もたくさんいますが変わった人がたくさん住んでいて、話しかけるとすぐに仲良くしてくれるそんな蒲田が大好きでした。蒲田に住んでいる人が好きだし、蒲田が好きな人が好きだし、蒲田というワードが聞こえると振り向くほど好きです。

鳥万

蒲田では最初に鳥万に行きました。鳥万とは創業６０年を迎える蒲田で有名な１階～４階まで大衆酒場のビルになっているお店です。おつまみはだいたい１００円～５００円で注文することができ、家で飲むより安いんじゃないかというほどリーズナブルなお店なのです。

注文した１ℓの大ビールは重く最初持ち上げることが出来ず、ホクホクと幸せな気持ちになりながらテーブルの上に置いたまま飲みました。

２３時と閉店が近かったのですぐにラストオーダーになってしまい、端から端までおつまみを注文した。パクパクと急いで食べ飲みをし会計をしました。お会計をしてくれた若くてきれいな外国のお姉さんが私と同じポケモンのコダックのTシャツを着ていて「コダック好きなんですか？かわいいですね」と声をかけると「コダ・・？わかんない」と不可思議そうな顔をしていました。

お姉さんはエプロンを着ていたその下にコダックのTシャツを着ていたので、間違っちゃったかなと思っていましたが「あー！コダック好き！ほら！」と戻ってきてわざわざ見せてくれました。その姿がかわいらしくデレデレとしながらお酒を飲んでいると、他のおばちゃんに「閉店過ぎてるよ」とちょっぴり怒った声でドアを開けられて、追い出されてしまいました（笑）

燻製屋さん

次にメニューが全て燻製されている、燻製バーに行きました。昔から何度も行っているのですが、外観は覚えておらず店内は真っ暗で、毎回どこに行っているのか分からない気持ちでお店に入っていました。

このお店に入ったきっかけは、昔お店の外に黒いミニチュアダックスフンドがウロチョロしていてその子についていった結果このお店にたどり着いただけだったので、いまだにお店の名前が分かりません。最後に行ったのは４年程前だったので、ワンコにまた会いたくてこの日は訪れました。

中に入るとバーで飲んでいるお客さんが2人いて、私は１番奥のテーブル席につきました。ここの店員さんはちょっと不愛想で私は犬といつも遊びながら飲んでいたので話したことがありませんでした。

暗い店内を見渡しすぐに犬を探しました。この子の名前は「燻られCOCOちゃん」です。ミニチュアダックスフンドの女の子で、私の飼っているCOCOを燻製したような黒い姿なので「燻られCOCOちゃん」と昔から呼んでいました。店内は暗いし犬は黒いしで分かりづらいですがこの子です。

おとなしい犬で、触っても抱っこしても怒られません。燻られCOCOちゃんと遊びながらウイスキーを４杯ほど飲み、今回も店員さんとは一言もしゃべらずにお店を後にしました。今日も蒲田は楽しかったです。