ちーぼーです。ここで、この猫ちゃんの無気力な顔を添えてお知らせです。お食事処通は11月18日から11月23日までおじちゃんが東京に出張に行っているため、朝営業のみ通子さんがひとりでお店を開けています。昼と夜の営業はお休みなのでお気を付け下さい。
おじちゃんは水曜日まで東京に行っているそうです。お土産が楽しみです。
今日は第1回に引き続き第2回【お食事処通信】です。
一便で来て二便で帰るお客さん
この日は11時の営業開始ちょうどにお客さんがいらっしゃいました。
「八丈島でとれたお魚が食べたいんだけど何がありますか?」と聞かれ、私はお魚の種類があまり分からないのですぐさまおじちゃんを呼びました。「今日はカンパチと〇と△がありますよ」と伝えると「それではカンパチの塩焼きと島寿司を2貫ください」と注文をしていました。
このお客さんは朝からよく食べるなぁ~と思っていると、話しかけられたのです。
この辺で有名な観光する場所ってどこですか?
温泉とかですかね。いつごろまでいらっしゃるんですか?
実は今日の1便で来たんですが2便で帰っちゃうんですよ。私東京に住んでいるんですが、まだ八丈島には来たことがなかったんです。今日だけ時間があいていて、飛行機もちょうど時間がぴったりだったので来ちゃいました。
えええ!?めちゃくちゃ弾丸旅行じゃないですか!じゃあ今日はご飯を食べてお散歩してお土産買ったりしたらすぐに飛行機に乗る時間ですね。
毎日羽田から八丈島は飛行機が3便行き来しています。
羽田→八丈島 | 出発 | 到着 |
1便 | 07:30 | 08:25 |
2便 | 12:10 | 13:05 |
3便 | 15:55 | 16:50 |
八丈島→羽田 | 出発 | 到着 |
1便 | 09:05 | 10:00 |
2便 | 13:40 | 14:35 |
3便 | 17:30 | 18:30 |
このお客さんは8時25分に八丈島について、13時40分の便に乗って帰るということです。滞在時間5時間15分、往復の金額はおよそ3万円です。1時間6000円のというなんともコスパの悪い旅といいますか、お金持ちといいますか、行動力溢れている方だったのです。
それからもご飯ができるまで、たくさんお話をしました。
やっぱりこっちは暖かいですよね。上着着てきたんですが暑くてぬいじゃいました。道路にはハイビスカスがたくさん咲いていて東京にいるっていう感じがしないですよね。でも車は品川ナンバーで、やっぱりここは東京なんだなって変な気持ちになります。
こちらの人たちはコロナに気を付けてる印象を受けました。スーパーに入るにも入口に「マスク必ず着用」と書いてあって、コロナになってしまうと受け入れる病院も少なさそうですよね。東京だと電車の中でもマスク外している人たちもたくさん見かけます。
息継ぎしてるのかなぁというくらいとてもよくお話するお客さんでした。
ご飯が出来上がりお出ししました。
とってもおいしいです。この島寿司ってなんで醤油漬けになっているんですか?ワサビではなくからしなのはなんでなんでしょう?
と聞かれました。えーーーい分からん!と思い、またおじちゃんを呼びました。すると島寿司が醤油ベースの液につけられている理由は日持ちを良くさせるためで、カラシが使われている理由はかつては八丈島ではワサビが自由に手に入らなかったため使用されているそうです。
八丈島は方言はありますか?
と聞くと、おじちゃんは「八丈島の方言はありますよ。一番有名なのは「おじゃりやれ」で「いらっしゃい」という意味です。昔八丈島は流刑地で、関西の方の思想家や政治犯の人たちが来ていたので語尾があがるようなところが特徴的です」と言っていました。
ほかにもご飯を食べながらおじちゃんとお客さんはずっとお話をしていました。私は途中から話が難しくてよくわからなかったので、外で猫と一緒に遊んでいました。するとご飯を食べ終えられお店から出てきたので、お見送りをしました。
このお客さんは5時間15分という短い滞在時間ではありますが、きっととても満足して帰って行かれたと思います。今度またゆっくり八丈島に遊びに来てくれたらいいなぁ。
オリジナルTシャツをもらった
八丈島に住んでいる巷で有名な方がTシャツを作って持ってきてくれました。その名も夜露死苦Tシャツで、胸元と背中に夜露死苦とかいてあります。金曜日はお昼ご飯を食べによく通に遊びに来てくれます。
前回カーキー色の夜露死苦Tシャツをいただいたのですが、好評で黒色の夜露死苦Tシャツも追加で作ったそうです。ありがとうございます。
この間八丈島が舞台になっている「嫌がらせ弁当」を見ていたら、この方がエキストラで出てきてびっくりして笑っちゃいました。アフロだったのですぐに分かりました(笑)
本当は昨日も遊びに来てくださったんですが、お昼の営業はお休みですみませんでした。地元の人が会いに来てくれるのはとてもうれしいです。いつもありがとうございます。
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