カゴ釣りマスターへの道5日目。まさかの50センチオーバーお魚が釣れました!!

釣り

40センチ以上のお魚が釣れるまで毎日釣りに行っている、ちーぼーです。カゴ釣りマスターへの道5日目。

この間通のおじちゃんに潮の見方を教えてもらいました。潮が分かると魚の活性を予測し、より多くの魚を釣り上げることができるのです。

大潮は一日の潮位差が最も大きくなる日を指していて、釣りにおいて良い日とされています。中潮は大潮と小潮の中間的な日で、大潮と比べると潮位差はありませんが、適度な潮の流れで釣り人にとって釣りがしやすい日とされています。小潮は潮位が低く、流れのない海の中では海の活性が落ちてしまい釣りにはあまり適しません。

先週は小潮が続き、釣りづらい日々が続いていました。

月曜日からは中潮になり満潮がちょうど釣りをしている15時ごろだったので激熱タイムなのです。例えば昨日5日は3:25と14:48が満潮なので、この満潮へ向かう「上げ3分」「満潮の潮止まり下げ7分」がよく釣れるといわれています。

この日は潮の関係もよくワクワクしながら釣りに行きました。通のおじちゃんに3.5mの竿とそれにあうリールをいただき、これで大きなお魚が釣れても釣りあげることができます。後ろにタモが写っているんですが、大きなお魚が釣れてもいいようにタモも購入しました。

釣り場についたのが15時10分ごろです。竿を投げてさっそく当たりがありました。

「むむむ!いつもより引きが強い。これは大物か!?」リールを撒いても糸が出ていってしまい何度もそのやりとりを繰り返します。近くまで引き下のところまで魚が浮き上がってきました。

このままだと糸が切れてしまうかもしれないと思い、タモを出してもらい苦戦しながらもタモの中に魚を入れることができました。タモを引いてもらい魚をあげる瞬間に「ポキッ」タモが折れてしまいました。初めてタモを使い、引くのではなくすくいあげてしまったため魚の重さで折れてしまったのです。

折れてしまいながらもなんとか魚をあげることができました。大きなお魚を釣り上げうれしい気持ちと、買ったばかりの5mの6000円のタモが折れてしまい複雑な気持ちになりました。

釣り上げたお魚はイスズミで、八丈島ではササヨと呼ばれています。一般的にはくさいと言われていますが、八丈島では海もキレイで釣りたての魚を食べることができるので島民は酢味噌和えなどにして食べるそうです。

釣れたお魚をクーラーボックスにしまいましたが、大きすぎてふたが閉まりません。

そのあとも釣りを続け、4種類のお魚を釣ることができました。大満足し17時のチャイムでお家に帰宅します。本日の釣果です。

カイワリ。漁獲量がサバ類やマダイなどと比べると多くないので知名度は低いです。シマアジのような味で美味とされています。熱を通すとやや硬くなるため、刺身やなめろうにするのがおすすめなんだそうです。

シマアジ。少しサイズが小さかったので逃がそうと思ったのですが、針を飲み込んでいたので針がとれず連れて帰ることにしました。市場にならぶほとんどは養殖のもので、天然のものは少なく1尾でkg単価で1.2万円することもある高級魚です。八丈島で釣ったお魚の中で刺身で食べるのに1番おいしいと思います。

ショゴ。カンパチの子供です。口元が丸く全体的に黄色っぽい色をしており、見た目がひらべったいのが特徴です。関東では大きさ80センチ以上、関西では大きさが60センチ以上のものをカンパチと呼びます。ほかにもこのお魚は呼び方があり、シオ・ネイゴと地域によってさまざまな名前で呼ばれているのです。

八丈島に来てからずっと3.4か月カンパチが食べたいと思っていたので、念願のカンパチです。カンパチは捌いて、今冷蔵庫で熟成させているのでお刺身で食べたいと思っています。

海風おねえさんのブログでもこのササヨが紹介されています。八丈島ではイスズミをササヨと呼ばれています。少しくさみがあり好き嫌いが分かれるお魚です。私は今回ササヨを食べるのは2回目でした。

家にある包丁ではなかなか切れず内臓を開けた時、魚をさばいているというより動物の内臓をとっている感覚になるくらい内臓がたくさん入っていました。魚をさばいて内臓をとる作業は気持ちわるいとかあまり思ったことなかったのですが、あまりの内臓の量でウォェってなってしまいました。

この内臓がくさいといわれる原因で、身自体はまったくくさみは感じません。

また、海藻を食べている冬場のササヨはくさくなりづらくおいしく食べられる季節です。12~3月がササヨの食べごろなんだそうです。

大きなササヨをあーでもないこーでもない包丁やはさみを使って、30分くらいかけ3枚下ろしにしました。ササヨは漬けにして食べたのですが、身を厚く切りすぎてもちもちで嚙み切れずこの後お鍋でしゃぶしゃぶにして食べました。

火を通すと触感たっぷりでもちもちしていて、お肉を食べているかのような感覚になります。味はくさみもなくとってもおいしかったので、ぜひ釣ったら食べてみてほしいです。

今回はやっと満足いくサイズの魚を釣ることができました。大きな魚が釣れた時のバトルは、テンションがめちゃくちゃあがります。カゴ釣りマスターできたかな?次は泳がせ釣りをはじめたいです。

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