ちーぼーです。
寒くなりようやく私の天敵であるアリを家の中でほとんど見なくなりました。しかし家の中にポツリポツリとミミズのようなものが現れるようになりました。それが今回主役のヤスデです。八丈島では家の中でも春頃から秋まではアリが発生し、冬はヤスデが発生するのです。
以前あめのもりのスーパーの線を引いているときもたくさん見かけました。まだ踏んだことはないのですが、踏むとプチッと小気味いい音がし、それと同時にとても臭いにおいを発するそうです。
今回はこのヤスデをどうやって駆除したらいいかをまとめました。
ヤスデとは
ヤンバルトサカヤスデは昭和31年に台湾で見つかり、日本に入ってきたのは昭和58年に初めて沖縄で発見されたといわれています。この外来種が入ってきてしまう原因は、植物を輸入したときに植物にくっついて入ってきてしまうことが多いそうです。
八丈島では平成14年に坂上地域で発生が確認され、それから全島へと分布が拡大しています。
ヤスデは農作物に被害を与えたり、人を刺したり嚙んだりはしませんが、時期により大量発生家の中に侵入するなど不快害虫とされています。
またヤスデを直接刺激をすると、とてもくさい臭いを噴射し威嚇してきます。このくさい臭いをたくさん吸ってしまうとめまい・嘔吐・下痢などの症状がでてしまうこともあります。
八丈島のヤスデの生態は、2月が産卵時期のピークで、5月ごろから地表で活動をはじめ、9月から1月が集団移動時期になり、人目につくところに大量に現れ、壁や塀を登り家の中にまで入り込みます。
ヤスデを家に入れない方法
繁殖力が非常に強く、一度大量発生してしまうと、完全な駆除が不可能なため発生抑制対策と家屋への侵入防止対策が必要です。
ヤスデは、日光が射さない場所、湿度の高い場所、落ち葉などのエサとなるものが多い場所を好みます。家の周りにこのような場所を作らないことが大切です。万が一ヤスデが大量発生した場合はホウキなどでこまめに駆除をしましょう。ヤスデを刺激しくさい臭いを出してしまうと、他のヤスデの仲間を呼んでしまうことになるので気を付けて駆除をしてください。
家屋へ浸入させない方法のまとめます。
①家屋の基礎部をコーティング 家屋の基礎部分から登って侵入してくるので、ガラスコーティングやステンレス板などを使用しヤスデ返しを設置すると侵入を防ぐ。
②石灰
園芸用の土壌改良剤として使われる石灰は湿気に触れると強力なアルカリ性に変化する性質があり、その作用でヤスデを駆除することができます。
③木酢液
殺虫剤などの化学製品を使いたくない方にぴったりです。木酢液とは木炭を作る時にでる水蒸気から抽出された液体です。生物の成長を促したり、土壌処理などガーデニングや家庭菜園を楽しむ方に広く使われています。
③地面に撒いて使う粉タイプの殺虫剤
ヤスデの浸入を防ぎ、今いる場所から追い出すには粉状の殺虫剤が期待できます。家をぐるっと囲むようにまいたり、ヤスデが入ってきそうな場所に重点的に使用します。
④薬剤(コイレット)
地面に撒いて使う粉タイプの殺虫剤と使い方は一緒です。アマゾンで購入すると2500円程する薬剤(コイレット)が八丈島から無料で配布されています。
無料でもらえる薬剤(コイレット)
ヤスデは植物を食べ分解して土に返す働きがあり、生態系の中で一定の役割を担っています。基本的には益虫なので自然環境への考慮のため、八丈町では1世帯あたり1か月1袋を6か月分通年で無料配布し、6か月分からは半額助成されています。この薬剤を手に入れるには、役場や出張所で引換券を受け取れます。
その引換券を、八丈島農業協同組合(三根店・大賀郷店・坂上店)・伊勢崎富次郎商店に持って行くと薬剤を手に入れることができます。
コイレットの使用方法
・家屋への浸入を防止するためにヤスデの浸入路となる床下・基礎の周囲に散布します。
・散布量は1㎡あたり20~30gを目安にし、1袋で100㎡散布できます。
・ヤスデは夜間に活動するので、雨の降っていない夕方に散布すると効果的です。
・コイレットの効果期間は約2週間です。
実際にコイレットをもらってきた
今日役場に行き引換券をもらってきました。住所と名前を伝えるともらうことができます。
そしてこの券を八丈島農業協同組合に持って行くとコイレットがもらうことができます。この時期は特に出やすいので今月に限り、2袋もらうことができるそうです。
ヤスデ以外にもアリやゴキブリの浸入も防ぐこともできます。八丈島は無料で配っていて太っ腹です。さっそく夕方になったら家の周りに撒きたいと思います。
コメント
ちーぼーヤスデはこちらは終わりましたが 外から入ってこないようにすれば大丈夫だそうです
なに!こちらはまだまだヤスデがでてき><><
ちーぼーヤスデはこちらは終わりましたが 外から入ってこないようにすれば大丈夫だそうです