6月
【2日】八丈島を見に行く
仕事も辞め1日ゆっくり休んで、次の日から早速移住地探しで八丈島に遊びに行きました。八丈島に着き空港をでると目の前に大きな山があり、圧倒されたのを今でも覚えています。
1日目は自転車でいろいろなところを巡りました。どこを切り取っても自然あふれる景色で、海もとてもきれいでウミガメが泳いでいました。八丈島ではウミガメがよく泳いでいる姿を見ることができます。
2日目は牧場での職業体験です。私は動物が大好きなので、牧場で働くことも夢の1つにあり「島 牧場」で調べた時に八丈島にある牧場が1番素敵だったので、ここで働きたいなぁと思い八丈島を見に来ていました。
朝早くに起き、牛のお世話や乳しぼりを体験させてもらいました。この牧場の牛さんは名前がみんなついていて、名前を呼ぶと近づいてきてくれるのです。牛も人になつくということを知りました。体力的に1日働くだけでもとても大変でしたが、やりがいがあるなぁと感じました。
島の人にほかにもいろいろ仕事を紹介していただき、八丈島で仕事の心配はないなぁと感じました。
若い人がいるか旦那さん候補が見つけられるかという問題は、八丈島には若い移住者も多くいつか出会えるだろうなぁと思いこちらも解決しました。
次に問題なのは住むお家です。五島列島と違い物件が高いので購入は難しく、賃貸を八丈島では探していました。しかしペットが4匹もいるとやはり住む場所は限られてしまい、ただでさえ八丈島の賃貸のお家はネットで調べると数が少なかったので不安な点です。
はじめましての島のおじいちゃんに車で不動産屋さんに連れて行ってもらいました。やはりネットで見たような数件の物件しかなく、ペットが飼えるかも交渉次第と言われました。これでは厳しいなぁと思い悩んでいると、島の方が自分の親戚の物件を紹介してくれたのです。それが今私が住んでいるお家です。
じいじが親戚に電話で「今から行くわ」と言い車で向かうと、私のお母さんとお父さんより少し年配のご夫婦がいらっしゃいました。挨拶をし部屋を見せてもらうと、今まで見た物件の中で1番キレイで広いお家でした。「ぜひ住ませていただきたいのですが、犬と猫がいるんです」と伝えると「いいじゃなーい。わんちゃんは大好きだし、猫ちゃんはネズミ退治してくれるからちょうどいいわよ」と言ってくれたのです。
そのとてもやさしい言葉に涙がでてきそうでした。連絡先を交換し7月の最初の方には移住してきますと伝え、お家を後にしました。
この日はもう東京に帰らなければいけない日で、お家はもう見つからないだろうなぁと諦めていたので本当に良かったです。じいじに出会えたのが奇跡でした。最初はつんつんしていてちょっと怖いなぁと思っていましたが、話しているうちに笑ってくれて、話している内容はとてもやさしい人ということも分かりました。
帰りも空港まで送ってくれご飯を一緒に食べました。
【6日】車購入
八丈島に移住するとなると車が必要になります。私は車の免許も車も持っていなかったので、車を買いに行きました。
車は即決でこの子に決めました。こんな簡単に大きな買い物をしていいのか、Tシャツを買うような気持ちで購入してしまったのです。せっかく車を買うんだからナンバープレートは好きな数字にしようと思い「13-26」にしました。これは麻雀の点数で1300点2600点のツモの数字です。麻雀好きがこの数字を見れば1326(イチサンニーロク)「メンピンツモドラじゃん」と思わせる数字です。
【14日】車の合宿免許
車を買ったら次は免許を取らなければいけません。免許を取ってから車を買おうと思っていたのですが、どうしても先に車をGETしたかったので順序が逆になってしまいました。
7月の初めに移住したかったので、どうしても6月中に免許をとらなければいけず、いけそうなところに連絡をして飛び入りで合宿に参加させてもらいました。合宿は全部で14日間です。
もともと自動二輪の免許を持っていたので、私が学科が免除され実技だけを行います。
毎日毎日実技が2時間だけ入り、他は何もやることがなく退屈な日々でした。パソコンを持ってきていたことが救いで麻雀をしたり、合宿所でアマゾンを頼みペンタブを購入し絵を描いたり、片道2時間かけて近くのスパに行ってみたり、和菓子屋さんでお団子を買って1日中公園で過ごしてみたりしました。
合宿所での唯一の楽しみはご飯です。
毎食ご飯だけが楽しみでした。
あと本当はダメなのかもしれないのですが、1度だけ一人で焼肉を食べに行きました。お酒が飲みたくて仕方なかったのです。このお店はいい感じに汚く私の大好きな雰囲気で、ここで食べたレバーが人生で1番おいしかったです。
卒研も無事に1発で合格することができ、この生活とはおさらばです。もう一生合宿免許には行きたくありません。
【29日】移住の準備
やっとお家に帰ることができ1日中飲み歩いたのち、急ピッチで移住の準備をします。
いらないもの使わないものは中古ショップで売り、ペットを飛行機に乗せるのは怖かったので船のチケットを取り、車を島に送り、家具や荷物持って行くものを見積をだし予約をし、実家にも挨拶に行きました。もともと実家に帰る方ではなかったのですが、島に移住すると滅多に実家には帰れないと思い会っておかなければと思ったのです。きっと両親が死んじゃうまで、数えるほども会えないんだろうなぁと思うと少しだけ寂しい気持ちになりました。
ペットたちは11時間の船旅になるので、その時にしまっておくゲージを部屋に出しておきました。ただでさえストレスを与えてしまうと思うので、ゲージにだけは慣れていてもらいたかったのです。
ルルはゲージお置いた日から入ってくれ気に入ってくれた様子でした。
7月
【8日】荷物を持っていかれる
八丈島に荷物を先に届けるためには移住する2日前に運んでもらわなければいけず、持って行ってもらいました。ペットのエサ・トイレ・ゲージ・布団だけが残されました。布団はこっちで使ったら捨てていかなければいけないので、敷布団は段ボールです。
荷物を持って行ってもらったら自分はホテルに泊まって、ペットたちはペットホテルなどに泊めるのが普通らしいのですが、どこかに連れて行くのが可哀そうだったのでずっと一緒にいました。段ボールじゃ寝れないだろうなぁと思っていましたが、何の問題もなくスヤスヤ寝れどこでも寝れるという特技が役に立って良かったです。
【9日】引っ越し
とうとう引っ越しの時がやってきました。
ペットたちをゲージに入れ、浜松町らへんから船が出向するのでタクシーで向かいます。船が来るまで待っていた時のわんちゃんです。この方たちは御蔵島という八丈島よりも小さい島に住んでいる方らしく、ちょうど島に帰るところでした。
東京出発は夜22時半、着くのは朝9時の長旅です。
ペットたちをペット専用の部屋に入れ、寝付けなかったので少しだけお酒を飲み次の日は大忙しなのでこの日は寝ることにしました。
【10日】八丈島到着
八丈島に着き、車は先に島に届いているので車を探し乗り込みました。しかし私は合宿所の車しか運転をしたことがなく、この車を船に乗せる時も東京で運転するのが怖くて友達に運転してもらっていたため、発進の仕方が全く分からなかったのです。
どうしようどうしよう早くペットたちをゲージから出してあげたいし、大家さんお家で待ってくれてるしと思い冷や汗ダーダーになりながら、ネットやYouTubeを見ながら発進の仕方を調べます。1時間かかりながらもどうにか発進し、新居に向かいました。
お家に着くとまもなく、荷物が届きました。なんか想像していたものと違うものが来てびっくりです。この箱の中に私の家具や荷物が入っています。
私が6月の初めお家を見させてもらった時は、2年ほど誰も住んでいなかったらしくアリの死骸や虫の死骸がたくさん落ちていました。アリの量が本当に半端じゃなくて、床が真っ黒になっていたほどです。しかし私が移住する前までに大家さんが部屋お掃除してくれていて、電気ガス水道の開通もやってくれていました。
それと欲しいものリストからたくさんのプレゼントが届きました。こんなにたくさんありがとうございます。このビールはもうお家にはなく、3か月で全部飲み干してしまいました。
ペットたちもお家に放ちましたが、移動のストレスや新しい場所が不安だったみたいで、みんな押し入れの中に逃げて行ってしまいました。
荷物の受け取りも終わり少し落ち着いたのでスーパーに行って島寿司を買ってきました。20時間ぶりのご飯です。
ご飯を食べ再び荷物の整理をします。段ボールが30個以上あったのでなかなか終わりません。
片づけをしていると猫たちが少し慣れたらしく出てきてくれました。辛い思いおさせてごめんね新しいお家だよ。
【17日】麻雀最強戦のインタビュー
この日は麻雀最強戦がABEMAで行われ、そのコーナーで「島に移住」という私のことがピックアップされたのです。最強戦の実行委員長から電話がかかってきて、私はスタジオの方たちに島に移住したことや島の魅力を伝えました。
麻雀最強戦は私が初代最強戦ガールを務めとてもお世話になった、日本で1番大きな麻雀のタイトル戦です。こうやって遠くに行ってしまった私のことも気にかけてくれて、TVに出してくださったことはとてもうれしかったです。
【18日】テーブルづくり
部屋の段ボールも片付き生活も落ち着いてきたので、庭でお酒を飲んだり七輪をやりたかったのでテーブルとイスを設置しました。私は赤提灯のお店に置いてあるようなテーブルとイスで飲むお酒が大好きです。ビールケースはスーパーで1つ200円で売ってもらい、板は木材店で切ってもらいました。
その日早速七輪で焼き鳥を焼きます。七輪は移住した日に届けていたのですが、やっと使うことができました。
この日は焼き鳥です。七輪で焼く焼き鳥はサイコーにおいしいです。
これは燻製焼きです。
他にも飯盒を買ってきて、ご飯も炊きました。私のお家にはずっと炊飯器がなかったので、これが私の炊飯器です。
七輪は我が家で大活躍しています。
【19日】釣り
この日は初めて釣りに行きました。
ですが1匹も釣れませんでした。まわりの人たちはパンパンムロアジを釣っていたのですが、私のところだけ釣れません。本当に八丈島に魚がいるのか怪しいところです。
この日から釣れるまでスーパーで魚は買わないと決め、毎日釣りに行きました。
そして釣りに通い始め3日目。とうとう釣れたのです。
あ、釣れたのは黒いちっちゃなオヤビッチャというお魚です。キンメダイは仲良くなったおじちゃんがプレゼントしてくれました(笑)
さっそく夜捌いていただきました。やっぱり釣れたてのお魚はおいしいですね!
【20日】島唐辛子を育てはじめる
家庭菜園で野菜を育てるのが夢だったので、野菜を育てることにしました。昔一度マンションのベランダで野菜を育てていたのですが、日光があまり当たらなかったからなのか風通しが悪かったからなのか、ダメにしてしまいました。
これは島の名産品の島唐辛子です。スーパーの前にあるお花屋さんで購入しました。八丈島では野菜を育てている人が多く、その中でも島唐辛子は手もかからず簡単に育てることができるので人気な野菜の一つです。
この日から島唐辛子に毎朝お水をあげました。買った時は実はついてませんでしたが、1ヶ月ほど経ち実がつくようになったのです。この時植木鉢じゃ狭くてかわいそうだからと思い、庭に家庭菜園の畑を作ろうと決めました。
【21日】ぴょん太との出会い
この時外で七輪を使ってご飯を食べていることが多く、ある日庭にはたくさんのカエルがいることに気がつきました。昼間は出てこないのですが、日が暮れ夜になると現れるのです。
カエルを調べてみると、アズマヒキガエルというカエルで耳の後ろから毒を出すことを知りました。カエルも好きなので、耳の後ろだけ触らないようにして一緒に遊んでいました。
アズマヒキガエルは八丈島で大量発生をしていて、駆除対象になっている生き物です。よく道路で車にひかれてしまったのか、ぺっちゃんこになっているカエルを見かけます。
それでもカエルにもいいところがあって、まずかわいいところ、そして虫を食べてくれることです。私の家は木に囲まれていて虫がビュンビュン飛んでいます。夜家の光を見つけ、カナブンがお家に体当たりをしてきて玄関の前や窓辺はカナブンだらけになってしまったいるのです。カエルはそんなカナブンが大好物なので、食べてくれます。
夜お家に帰るといつも玄関の前で待ってくれていて「ぴょん太かわいいやつめ〜」と思っていました。ただ玄関の光に集まってくるカナブンを食べているだけ、ということに気がつくまでに1ヶ月かかりました。
そんなぴょん太なのですが、私はカエルをずっと食べたいなぁと思っていました。食べよう食べようと思っていたのですが、庭に出てくるカエルに「ぴょん太」と名前をつけかわいがっていたので、愛情が湧いてしまい食べる気がなくなってしまったのです。
また暖かくなったら庭じゃないところからカエルを連れてきて、食べてみようと思っています。
ぴょん太がかわいすぎたので、ぴょん太グッズを作りました。Tシャツ・パーカーなどを作ってもらっているのですが、取引先でトラブルがあったらしくなかなか話が進んでいません。販売されたら是非買ってぴょん太をかわいがってあげてください。
【28日】麻雀格闘倶楽部選抜戦
今年も麻雀格闘倶楽部の選抜戦がはじまりました。毎年ファンの方とたくさんマッチングができるお祭りのようなイベントで、私は毎年このイベントが大好きです。
八丈島に移住したばかりだったのでバタバタしていて、今回は毎日参加することができませんでした。でも来年またもし出ることができたら、毎日打ってイベントを盛り上げたいと思っています。リアルでみんなと麻雀する機会が減ってしまったため、こうやって麻雀格闘倶楽部のオンライン上でみんなと麻雀が打てて幸せです。八丈島には麻雀店がないので、私自身も麻雀格闘倶楽部で麻雀がいつでも打てることはとても助かっています。
今年の衣装は青いチャイナにしました。ポーズはともかくとして、今回の使われている写真は結構お気に入りです。
さっそく初日からプレイをし、毎年応援してくれる人や新しく応援してくれている人と一緒に麻雀を打ちました。最初は島のWiFiの電波が悪く、接続が切れてしまうという事件が多発してしまったのです。途中から麻雀格闘倶楽部をやるためにWiFiの工事をして電波を強くしてもらい、その後は快適に麻雀を打つことができました。
コメント
チーボーどうやら良い正月が迎えれそうですね 随分免許資格を取るとき合宿の苦労運転の苦労ブログを読み心配しました 免許合格のとき早速チーボーに合格記念マグカップを送ろうと思い作陶しました 八丈島の住所がわからないのでにゃおの新店長の杉浦さんに聞いたら事務所がいいとのことでしたので送っておきました 忙しくて取りに行けないと思いますが気持ちだけ組んでね だいぶ落ち着いたので来年は永久職場良き 旦那さんを見つけてください ちぼ園開園記念花瓶は また来年作陶しますその時は送り先教えてね 少し早いですがちーぼーの アドレスメールまだ届きませんのでどうか良いお年を
このブログでお先にちーぼー 謹賀新年 坊やまさより
はい!車の運転もすっかり慣れてきました♪
ご挨拶ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします!