【伊豆大島】八丈島から違う島に遊びに行ってみたい

移住生活

八丈島は伊豆諸島の火山島で、東京都心から南方287kmの場所にあります。東京から同じ約300kmの場所には仙台・金沢・伊勢などがあります。東京から仙台は新幹線で1時間30分・金沢は新幹線で2時間30分・伊勢は新幹線で3時間40分かかりますが、八丈島は飛行機で55分で行くことができます。

そんな八丈島は伊豆諸島の1つであり、有人島の数は八丈島を入れて9つあります。かつては鵜渡根島や八丈小島・鳥島にも人が住んでいましたが今は無人島になっています。

今年は八丈島以外の島にも遊びに行ってみたいと思い調べてみました。今回は伊豆大島の、私が島に遊びに行ったら行ってみたい場所や食べたいものをピックアップしてまとめました。

伊豆大島

東京都には330の島があり、その中で最大の面積を誇るのがこの伊豆大島です。本島から最も近くにあり、現在およそ6100人の人が住んでいます。活発な火山活動により複数のカルデラ地形という陥没地形で形成されている火山島で、自然と大地の営みを楽しく学ぶことのできる場所として日本ジオパークに認定されています。

八丈島よりも面積が多いのに住んでいる人が少ないことにびっくりしました。実際この島の写真を見ても、ほとんどが山で人が住んでいる場所はかなり少ないことが分かります。

アクセス

伊豆大島へのアクセスは東京からフェリーで約6時間、高速ジェット船では最短1時間45分で行くことができます。また飛行機も1日3便運航しており、片道約25分でついてしまいます。こんなにお手軽に行くことができるので、日帰り観光もできてしまいます。

ちなみに八丈島から伊豆大島に行く方法はヘリコプターでした。価格は24460円で、島民割引きを使うと14680円で行くことができます。1万円引きだなんて島民割引き恐るべしです。

観光スポット

裏砂漠

伊豆大島には八丈島と同じ名前である三原山があります。この火山が噴火した際に流れ出た溶岩が砕けてできたのが砂漠です。砂丘と名の付く場所はいくつかありますが、砂漠があるのはこと伊豆大島だけなのです。先ほどの伊豆大島の写真の真ん中の黒い部分が裏砂漠です。

この砂漠はウォーキングで楽しむこともできますが、バスが走っていて裏砂漠の入り口までは行くことができます。島の方は車で入っていたりもしますが、レンタカーは進入禁止です。

火山由来の黒い砂漠はまるで他の星にきてしまったかのような雰囲気を感じさせるそうで、とても気になります。

ブルーヘイズ農場

ブルーヘイズ農場は1998年に与那国島のヨナグニウマを譲り受け、三原山のふもとの牧場で育てています。馬とふれあうことができる「ふれあい乗馬」という乗馬体験があります。

メニューは60分・90分・120分コースがあり、馬へのエサやり、馬のブラッシング、乗馬などが体験できます。1時間1000円ほどで馬とふれあうことができる、ブルーヘイズ農場は伊豆大島に行ったら絶対に行ってみたいです。

特産物

椿

伊豆大島といえば椿が有名ですよね。この椿は島特有の強風から家や畑を守るため、昔からたくさん植えられていました。現在では約300万本が自生されており日本一の椿の島です。伊豆大島の椿は気候と土壌が椿に適し、他の場所で育てられている椿よりも成長が早いのが特徴です。椿の薪や炭は質がよく最上級品として島民の暮らしを支えてきました。

毎年冬に椿まつりが行われています。今年は1月29日から3月26日まで開催されているそうです。椿祭りでは大島民謡や、あんこの手踊りなど伊豆大島の郷土芸能が行われ大島特産の椿油や屋台が出展されます。

椿オイルとはツバキの種から絞り出された天然の植物性油です。髪や肌のうるおいを保ち、紫外線やダニなどの刺激から守ってくれます。

2月25日は椿の女王コンテストというミスコンがあるみたいなので、行くならこの日に遊びに行きたいと思っています。

べっこう寿司

べっこう寿司は八丈島の島寿司とはまた少し違います。伊豆諸島の近海で取れる新鮮な白身魚を、唐辛子醤油に付け込んだピリ辛のお寿司です。タレがピリ辛のためカラシやワサビも入っていません。

この唐辛子醤油は島唐辛子を2週間ほど醤油につけこめると簡単に作ることができます。辛いのが好きな方は島唐辛子をつぶすと、また辛みが増しおすすめです。私のお家にも自家製島唐辛子醤油があります。おみやげでもよく売られているので気になる方は購入するものいいかもしれません。

トコブシ

昔は八丈島でもたくさんとれていたトコブシは、量が激減し今ではほとんど取れなくなってしまいました。東京都産のトコブシは約9割が大島全域でとれたものです。国立公園に指定されている場所で漁師さんによる素潜り漁で水揚げされます。

トコブシはアワビの小さくしたようなもので、火を通しても硬くならず生でもとてもおいしい貝です。

伊豆大島ではこのトコブシを醤油と酒と砂糖で煮込んでる来る「トコブシ煮つけ」が郷土料理として知られています。

コメント