ちーぼーです。今日は朝から半袖でも暖かいくらいの気温で、雨も降らなかったので久しぶりに釣りに行ってきました。
今日の八丈島の気温は20度と東京よりも10度も高く過ごしやすい1日でした。ペットたちも廊下でひっくり返って気持ちよさそうに日向ぼっこをしてお昼寝をしていました。
以前釣ったムロアジの切り身をエサにして釣りをしてみました。切り身をエサにするときは、おろした身に多めの塩を振って締め好みのサイズに切りわけ冷凍保存します。自分で食べるように3枚下ろしにしていたものがあったので、解凍し塩を振り水分をふきとったものをエサにしました。
ポイントは皮を引かないでそのままにしておくことです。魚の皮目には脂があり、味やにおいも強く皮が光り魚にアピールする効果があります。
今日は忙しかったので夕方1時間だけ釣りに行きました
釣果はゼロです。エサはとられているような感じでしたが、ただ身が取れちゃっただけなのかもしれません。もうちょっと経験が必要そうです。
魚の切り身のエサは、オキアミよりも大きな魚を狙いやすいそうなので、またこの自作のエサを持って釣りに行きたいと思います。
私は移住をしてくるときに船で八丈島まで来たのですが、その時に犬を連れているおばちゃんと仲良くなりその方は御蔵島に住んでいる方でした。
「御蔵島には動物病院がないのよ~だから何かあったときは八丈島まで行くのよ」と言っていたことがとても印象的です。コンビニもゲームセンターも歯医者さんもなくていいけど、動物過保護な私にとっては島に動物病院があるのは必須だったので、肝っ玉かあちゃんだなぁと思いました。
今日はそんな御蔵島という八丈島からヘリコプターで25分で行くことのできる島を紹介します。
御蔵島
御蔵島は八丈島のお隣にある、現在300人ほどが住んでいるほぼ円形の形をしている島です。小中学校、郵便局、駐在所、産業センターなどが1か所ずつあります。こちらも青ヶ島と同じく高校はありません。
島に1つしかない港は防波堤がないので波が強く、船の接岸が難しく就航率があまりよくありません。八丈島もそうですが、悪天候が続くと食料やその他物資などが不足することがあります。
村内には公共交通機関やタクシー・レンタカーなどはなく旅行者は徒歩か宿泊施設の車両を利用しなければいけません。また、島内の道路は急な坂やカーブが多いことから事故防止のため自転車の使用が禁止されているそうです。
御蔵島も八丈島と同じく島流しの流刑地の対象でしたが、あまりにも過酷な環境のため中止されました。もしかしたら青ヶ島よりも住むのが難しい島なのかもしれません。ですが、近年イルカウォッチングで人気になり、夏場を中心に宿泊施設は満室になることが多いそうです。
アクセス
竹芝浅橋から船で約7時間30分か、飛行機で行く場合は羽田空港から八丈島に一度行きそこからヘリコプター、もしくは調布飛行場から三宅島に行きヘリコプターで御蔵島に行く方法の3つがあります。一番早い行き方は羽田から飛行機で八丈島へ向かい、そこからヘリコプターだと飛行時間1時間20分ほどで着くことができます。
ちなみに八丈島からヘリコプターで行った場合12820円です。島民割引きで行くと7690円と、気軽に行くことができる料金です。
観光スポット
イルカウォッチング
世界有数の野生のイルカの生息地で、1993年から本格的にイルカウォッチングが開始されました。今では「イルカウォッチングの島」「ドルフィンスイム(イルカと一緒に泳ぐことができる)の島」として有名です。毎年7000人前後の観光客が来島しています。
御蔵島で見ることができるイルカは「ミナミハンドウイルカ」という種類です。水族館によくいるイルカに比べると体長がやや小さく薄いグレー色で、大人になるとお腹にまだら模様が出てくるのが特徴です。
なぜ御蔵島にはイルカがたくさん生息しているのかというと、島が黒潮に囲まれているからなのです。カツオなどの回遊魚は黒潮にのってやってくるのでその豊富な魚が目当てでやってくるそうです。また、御蔵島から海に流れ落ちてくる滝にプランクトンや小魚をはぐくむ養分が入っているため、イルカにとって住みやすい環境だと言われています。
御蔵島のイルカは個体識別調査がされているので、ほとんどのイルカに名前がついています。このイルカと一緒に泳ぐにはシュノーケリングで潜るため、ある程度の体力と技量が必要だと思います。
ふくまる商店
外食店は数店舗しかなく、その1つがふくまる商店です。島外から来たオーナーさんご夫婦が作ったお店で、島で一番の繁盛店なんだそうです。
食事だけでなく、ジェラートやコーヒーを楽しむことができ、お土産を購入することもできます。
ネットショッピングもすることができ、特産物のかぶつを使った商品やイルカグッズがあります。これらをすべてご夫婦二人でやられているなんてすごいバイタリティです。
特産物
黄楊(つげ)
島を代表する黄楊は、櫛や将棋の駒・印鑑などに使われています。
御蔵島の黄楊は硬く割れにづらく木目が美しいのが特徴です。昔から黄楊が自生していて、この島の暮らしを支えていました。江戸時代では島の収入の4分の1を占めていたといわれています。
源水
御蔵島は離島では珍しく水が豊富な島です。豊かな黄楊やスダジイが生えている森は水をたっぷりとためこみ、奥深くをゆっくりと流れ長い年月を経て湧き出てきた軟水です。あちらこちらで清水が湧き出ていて、御蔵の森に入る時は水筒は不要という人もいるほどだそうです。
飲み水としてはもちろん、炊飯やコーヒーをいれる水としても格別です。都内でも購入することができ、竹芝桟橋で購入することができます。
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