今日はワクワクしながら朝起きて外を見たら、めっちゃ天気が良かったです残念、ちーぼーです。私の願いは届かず、今日は雪は降りませんでした。
そういえばCOCOちゃんのお友達は元気にしているかなぁと思い、外に見に行くと消えてしまっていました。
COCO「ああ、お友達はお空に帰って行っちゃったかぁ(遠い目)」
今日のブログは八丈島から他の島に行ってみたい新島編です。読み方は「にいじま」です。
新島
東京から南に約160kmのところに位置する新島は、現在2495人の人が住んでいます。伊豆諸島で3番目に人口の多い島です。
サーファーや海水浴のお客さんが多く観光業が盛んなのが特徴です。黒潮に乗って多くの海洋生物が島周囲に集まっているため、イルカやウミガメ・クジラを見ることができます。
伊豆諸島の伊豆大島・青ヶ島・御蔵島・三宅島・利島を調べブログに上げましたが、調べていて私が1番行きたくなったのがこの新島です。
アクセス
竹芝桟橋から船で約8時間30分、高速船で約2時間30分で行くことができます。飛行機では、調布飛行場から約35分ですぐについてしまいます。
すぐお隣に式根島があり、1日3便船が出ており約15分で行くことができます。
八丈島から行く場合は、ヘリコプター・船・飛行機の手段を調べてみたのですが、船で行くのが早そうなんですが行けるのでしょうか。知っている方がいたら教えてほしいです。
観光地
モヤイ像
新島を歩いていると「コーガ石」から作られたモヤイ像がいたるところで目にすることができます。コーガ石とは正式には抗火石と呼ばれ、日本では伊豆諸島の新島・式根島・神津島でしかとれないめずらしい石です。
モアイ像といえば1000年以上前に作られたといわれていますが、新島のモヤイ像は昭和40年代に作られた割と新しめの石像です。新島の名物はクサヤしかないということを危惧し、地元の人たちが観光のシンボルになればと作り始めました。当時は批判的な意見もあったそうですが、今では全国的にも有名なんだそうです。
なぜモヤイ像を作ったのかというと、新島では古くから「モヤイ」と呼ばれる島の方言で協力する・助け合うという意味があり、その言葉にかけてモヤイ像を作ったそうです。
モヤイ像といえば、渋谷駅前によく待ち合わせの場所として使われているものがありますよね。実はそのモヤイ像は新島から渋谷区に贈られたものなのです。
湯の浜露天温泉
港から南へ徒歩10分のところにある、新島のコーガ石でつくられた古代ギリシャ建築風の男女混浴の浜露天温泉です。なんと入浴料は無料で、大小6つの露天の浴槽がありそれぞれ泉温が異なります。
普段であれば24時間年中無休で入ることができますが、現在は新型コロナウイルス感染防止対策のため21時までの利用となっています。
温泉入り口には男女の更衣室と有料の温水シャワー・ロッカーが完備されています。温泉には水着着用で入ることができ、海に面しているので遠くには式根島が見え、夕方にはきれいなサンセットを楽しむことができます。夜間には満点の星空の下ゆっくりと温泉に浸かることができます。
混浴で水着は恥ずかしいなぁという方には、足湯もあるのでそちらに入られるとよいと思います。
なんとこの湯の浜露天温泉にも隠れモヤイがいます。是非行かれる方は探してみてください。
羽伏浦海岸
新島空港から1番近い、全長6.5kmの白浜の砂浜は新島を代表する海岸です。この砂浜の入り口には、新島のシンボルともいわれる人気なフォトスポットがあります。
新東京百景にも指定されているこの絶景は、イタリアの離島を思わせるような美しい景色です。サーフィンのメッカとなっていて、サーフィンの大会が毎年開催されクオリティーの高い波が打ち寄せてきます。サーフィンで人気の場所のため、波は少し高めですが夏季にはライフガードさんが常駐しています。
伊豆諸島の島は、島の周りが崖っぷちに面していることが多いのでこのきれいな砂浜は新島でしか見られないかもしれません。八丈島にも砂浜があるのですが、八丈島の砂浜は黒いのでやはり白い砂浜にあこがれてしまいます。
特産物
くさや
釣った魚を腐らないように江戸まで運ぶために塩漬けにして干物を作っていました。しかし干物に使う塩はとても貴重だったため、大量に使うわけにはいかず減った分塩を入れ、塩水を使いまわしたところからくさやの歴史は始まりました。使いまわした塩水を使いできた干物は一見傷んでいるように見えますが、食べたところおいしかったのでこれが広まったといわれています。この使いまわした塩水をくさや液といいます。
八丈島の特産物でもあるくさやは、新島がくさやの元祖と言われ、八丈島のくさやは新島からくさや液を分けてもらい作り始めたそうです。
なんといってもくさやの特徴は、においですよね。このにおいは世界で6番目にくさいという数値が出ています。しかしその反面、ビタミン・アミノさんなどが非常に豊富に含まれており抗菌作用があります。そのため体に良いと言われ、怪我をしたり体調を崩すとくさや液を薬替わりとして患部に塗布したり、飲ませたりしていました。
私は八丈島に来て初めてくさやを食べたときは、苦手でもう食べないと思っていました。しかし東京から友達が遊びにくると、みんなが口をそろえて「くさやをちょっと食べてみたい」といい、何度か一緒に食べているうちに、おいしさに気づくことができました。くさやが苦手な方はマヨネーズをつけて食べると食べやすくなると思います。
ちなみに私のグッズショップにくさやTシャツがあるので、ぜひ着てこの素晴らしいくさやを広めてください(笑)
あめりか芋
あめりか芋は、アメリカではなく新島に伝わる中が白い希少なサツマイモです。大正時代から栽培されていたあめりか芋は、かつて新島の人々を飢餓から救い島民の暮らしを支えてきた農作物です。
砂地のため稲作ができず、それまでは麦・里芋・栗・大根などが栽培されていましたが、自然条件が厳しいためなかなか育てるのが難しかったのです。この厳しい環境の中、サツマイモの栽培に成功し島の生活が大きく改善されていきました。
八丈島でもサツマイモの栽培がかなり行われており、スーパーに行くと7種類ほどのサツマイモが売られていたり、ご近所の方がおすそわけしてくれたりします。毎日食べていますが、まだサツマイモがお家に10こほどあります。
このあめりか芋は掘り起こしたばかりの時は粉質で、貯蔵後には粘質になります。サツマイモ全般に言えることですが、サツマイモは長い期間貯蔵することができ、どんどん甘味が増すので買ってすぐにたべず置いておくのがおすすめです。
コメント
いいところですね 友達が新婚旅行に行った さすが八丈島ですね ところでちぼショップで2500円の帽子販売できますか 出来たら載せてくださいね