大家さんからたくさん大根を頂いたので、軒先で大根を干しました

手作り料理

すっかり体調がよくなりました!ちーぼーです。

この間体調が悪くて寝ていたら、気づくと大家さんが玄関に大根を置いておいてくれました。「なんだか田舎っぽくていいなぁ」と思い、思わずにやっとしてしまいした。

葉っぱ付きのかわいらしい大根です。

この間八丈高校で大根のおみやげを頂き、お家でも大根を育てているので今回はだいこんを干すことにしました。

ちなみにこれは富次郎商店に干してある大根です。圧巻です。富次郎商店のだいこんのたくあんがとても有名で、毎年冬はこのようにたくさんの大根が干されていて、風物詩となっています。一体何本の大根が干されているのでしょうか。

大根を干す

八丈島の家の軒先で大根を干しているお家がいくつもあります。風情があって見ているだけでも幸せな気持ちになります。

大根を干すのにはメリットがたくさんあります。

メリット

①長期保存が可能になる

大根は水分が多いため、冷蔵庫で保存をしても1週間程度しか持ちません。しかし乾燥して保存をしておけば常温でも長く半年程度の保存ができます。乾燥させた大根は瓶やジッパーに入れて保存しておくのが良いです。

②栄養価・旨みがあがる

野菜や果物は干すことで水分が抜け、旨み成分や甘み成分が凝縮します。さらに天日干しすることで酵素が活性化して栄養価が高まります。大根は風邪予防に効果を発揮するビタミンDを増やすことができます。切り干し大根には生の大根の16倍もの食物繊維が含まれていると言われています。

干す方法・期間

今回はすべて皮をつけたまま干すことにしました。

まず大根を半分に切ります。

そしてそれを根本だけ残して3つに切り分けます。こうすることで干すときに乾きやすくなります。

この状態であれば1週間から2週間で、干しあがります。大根を曲げて「つ」の字になれば干しあがっている証拠です。

こちらは厚さ2センチに切った輪切りと、厚さ1センチに切った短冊切りです。乾燥するまでにはおよそ3日から1週間程度で干されます。

干すポイント

①晴れの日に干す

大根は天日に当てることで旨みが引き出され、太陽の光の殺菌作用によってカビを防ぐことができます。晴れて風のある日に干して効率よく乾燥させるのがおすすめです。

②冬だと痛みにくい

大根を分厚く切って干す場合や丸ごと干す場合は、中心部分まで乾燥がしづらいため暖かい時期では水分が多い箇所からカビや傷みが発生しやすくなります。大根を干す場合はできるだけ寒い時期に行うと傷みにくいです。

③料理にあわせて切り方を変える

いろいろな切り方にし、バリエーションを持たせるのがおすすめです。その形に応じて切り干し大根や煮物・サラダなどのさまざまな使い方ができます。今回は、まるまる1本そのままのもの・半分に切りそれをまた細く切ったもの・輪切り・短冊切りにしました。

ポロリさんが八丈島のドンキで買ってきてくれた干し網が大活躍です。やっぱり食品乾燥機で干すよりも、こっちのほうがいいですよね。

残った葉っぱ

無農薬で育てられた大根の葉っぱにはカタツムリがついていることがあります。よく洗いカタツムリがついていないか確かめます。

スーパーでなかなか大根の葉っぱがついて売られていることはありませんが、栄養たっぷりで炒めておつまみやふりかけにして食べるととてもおいしいです。

1日経って

今日の八丈島は天気も良く風がとても強かったので、短冊切りをした大根は結構水分が抜けているようです。

軒先に大根が干してあるこの姿はとても愛らしくて、ずっと干しておきたいと思ってしまうほどです。この干した大根で何を作るかまだ決まっていませんが、これから水分が抜けるのが楽しみです。

とりあえず短冊切りの大根は、私の大好きなかつやのこの割干大根を作りたいと思っています。かつやの何がいいって、この割干大根が無料でのせ放題というところですよね。はやくお家で無限割干大根を作りたいです。

コメント