竿が海に落ちそうになるハプニング!!50センチのカッポレが釣れました!

釣り

ちーぼーです。前回釣りをしていた時におじちゃんに「この時期はエサはムキアサリがいいよ」と教えてくれたので、この日はムキアサリとオキアミを買って海に行きました。

今回の場所は、底土港の船着き場の向かいの場所です。釣り場に行くと先客が上にひとりいらっしゃったので、下で釣りをすることにしました。

せっかく釣りをするならYouTubeの撮影をしようと、この日はカメラを撮ることにしたのです。最近Twitterでムロアジが釣れている情報はありませんでしたが、今日の狙いはムロアジです。

きっちりムロアジパーカーを着てきました。まだムロアジパーカーを着て釣りをして、ムロアジを一度も釣ったことがないので今日こそは汚名返上をしていきたいところです。

釣り方は、最近はまっているカゴ釣りです。

釣り場に着き、海を見てみると潮がかなり引いていて、いつもだったら深くて底まで見えない海は完全に底まで透けて見えてしまっていました。きっと干潮だったんだと思います。干潮だとあまり魚は釣れないと聞いたことがあります。

案の定糸を垂らして30分ほどたってもアタリは1つもなく、釣れる気配は全くありませんでした。

向かいで釣りをしていた人たちも、釣れないからなのかゾロゾロと帰っている姿が見えます。

「よし、場所を変えよう」と、島の反対側の前回行った藍ケ江に行くことにしました。釣り場に着くと、前回と同じおじちゃんたちがいました。おじちゃんたちは泳がせ釣りをしているので、邪魔にならない場所で釣りを再開します。

糸を垂らしていましたが、相変わらず釣れることはありませんでした。ウキはピクッピクッとつつかれていて、竿をあげるとムキアサリは毎回とられている様子です。

釣りをしていると、この間話かけてくれたおじちゃんが来てくれました。「今日は海が冷たくて活性が低いから、釣れたとしても前回みたいな大きな魚は釣れないと思うよ。」と教えてくれました。

「そうなのか、海が冷たいと活性が低くて釣れないのか」という悲しみと同時に「おじちゃん私たちのこと覚えてくれてる~」という嬉しさがこみ上げてきました。

「この間おじちゃんが教えてくれたムキアサリ買ってきましたよ!」と伝えるとムキアサリを餌泥棒にとられないような、ハリにつけるやり方を教えてくれました。前回も釣りのことをいろいろと教えてくれ、今回もタナを合わせてくれたり釣りとはなんぞやというものを教えてくれました。

お話をしながらもおじちゃんのおかげもあり、私は小さめのお魚を2匹釣ることができました。1匹はおじちゃんが泳がせ釣りに使いたいといっていたのでプレゼントすることにしました。大きなお魚が釣れますように。

その後もおじちゃんたちと一緒に釣りをしていました。あまりにも釣れないので竿を置きっぱなしにしておしゃべりしていると、急にガガガッと竿が強く引っ張られていく音がしたのです。

慌てて海に引きずり込まれそうになる竿をつかみ持ち上げてみると、魚がかかっていてすごい力でひっぱってきていました。

巻いても巻いても、魚が逃げて糸が出ていきます。

そのやり取りを何度かやっているうちに、魚の姿が少し見えてきました。

「こりゃタモがないと上がらないや。タモあっちに出すからそっちまで連れてきて」と言われ、タモのある場所までハリに魚がついて泳いでいるまま連れて行きました。

そして釣れたのがこちらです。

カッポレというお魚でナンヨウカイワリの仲間なんだそうです。

「こんなにおっきかったら3日間は食べるものに困らないよ~。3.4日寝かせてお刺身で食べると絶品だよ。おめでとう。ちょっと姉ちゃんに釣り方教えたらこんなん釣っちゃったよ。」とおじちゃんは誇らしげにまわりの人に言っていました。

釣り場にいたほかの人たちにも「おっきいわね~」とチヤホヤしてくれて嬉しかったです。

今日の釣果です。

上からミナミイスズミ(島の名前ササヨ)、ナメモンガラカワハギ(島の名前トミメ)、大きいのがカイワリ(島の名前でカッポレ)です。

真ん中のカラフルなお魚はおじちゃんがプレゼントしてくれました。皮が甲羅のように固く、内臓を出したらそのまま茹でるとぺりぺり皮が剝がれてくるそうです。白身が出てきたら醤油を垂らして食べるとおいしいと教えてくれました。

ほかにも凍らせたムロアジを3匹プレゼントしてくれました。日が経っているから食べれはしないそうなんですが、解凍してエサとして使えるそうです。おじちゃん曰く「釣りのエサは買わない。そんなものにお金はかけていられない。」と、エサを3年以上は購入していないと言っていました。

この釣れた時の様子は動画で撮ることができました。今ノリヒトがYouTubeを編集をしてくれています。

今日のYouTubeの取れ高はないかと思っていましたが、今まで釣りをしていた中で一番うれしいできごとを動画に納めることができて良かったです。ブログだと伝わらない臨場感が動画では伝えることができると思うので、できたら是非見てみてください。

八丈島での釣りの楽しさが、みなさんに少しでも伝わりますように。

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