ちーぼーです。本日のブログは先日釣ったお魚を捌くYouTubeをあげたので、そのYouTubeの紹介ブログです。YouTubeでは実際に釣ってきたお魚を捌いて食べる動画があがっているので、皆様ご覧ください!チャンネル登録よろしくお願いします。
今回釣れたお魚は、上からミナミイスズミ(島の名前ササヨ)、ナメモンガラカワハギ(島の名前トミメ)、大きいのがナンヨウカイワリ(島の名前でカッポレ)です。
ミナミイスズミ
暖流域にいるお魚で、磯臭くておいしくないと言われており一般的には流通していないお魚です。産地などではスーパーに並ぶこともあります。
地方によって呼び名も違い、関西では針にかかった時の引きが非常に強いことから「お相撲さん」と呼ばれているそうです。また、釣り上げた時糞を垂れることから「ババタレ」と言われています。八丈島の人たちは、このイスズミのことを「ササヨ」と呼びます。
そんなイスズミですが、旬である冬はとてもおいしく食べることができます。なぜ冬はおいしく食べられるかというと、夏場と冬場とでイスズミの食性が変わるからです。イスズミは基本雑食性の魚なので海藻や甲殻類などなんでも食べますが、夏場は海藻が少ないので甲殻類を好んで食べます。
冬場はババノリや海藻類を好んで食べるので、臭みが抑えられるようです。イスズミの内臓はほとんど腸になっており、個体によっては腸が3m以上になるイスズミもいます。腸が長いこともあり、魚の身ににおいが付きやすくなってしまうみたいです。
実際以前釣った50センチのイスズミは内臓を開くと、磯臭さとともに他の魚の4倍くらいの量の内臓が出てきました。お家で捌くとかなりにおいがするので、釣り場で捌いてしまうのがいいのかもしれません。
冬のイスズミはおいしく食べることができ、釣ってすぐに血ぬきをしたりと下処理をきちんとすることでびっくりするくらいおいしく食べられることができます。
今回はそんなササヨを、サイズが小さかったので塩焼きにしました。
お刺身で食べる場合は、釣ってすぐ食べるとグミのようにかなり弾力があります。2,3日少し塩を振り寝かせておくと脂もまわりしっとりし、おいしく食べることができます。島の人たちは2,3日寝かせて酢味噌にあえて食べることが多いそうです。
グレというお魚ととても似ていおり、私もまだ見分けがつきません。グレはとてもおいしいお魚なので、それがササヨと分かるとちょっと残念な気持ちになりますが、八丈島ではよく食べられている冬においしいお魚なのです。
ナメモンガラカワハギ
伊豆諸島に多いカワハギ科の種類です。個体数が少ないため一般的には出回らず、この魚の名前を知っていると達人級と言われる珍しいお魚です。島ではトミメと呼ばれ愛されています。
カワハギの仲間のため、ウロコは非常に硬くウロコ取りではとれません。カワハギのように皮をバリバリはがし皮をはいでいきます。
今回はこのお魚をくれたおじちゃんに「ゆでて食べると皮が勝手に剥がれてくるよ」と教えてもらったので、塩ゆででいただくことにしました。
捌くのは皮が固く少しめんどくさいですが、もし釣れた時には是非食べてみてほしいです。
見た目は毒々しいですが、食べると非常においしいです。今回食べた3匹の中で1番おいしかったです。味の感想としては、まったくパサパサしておらずマグロのカマの部分のようにしっとりとしていて、上品な白身魚という感じです。
ナンヨウカイワリ
そして最後が、こちら50センチのナンヨウカイワリです。島ではカッポレと呼ばれているそうです。針に魚がかかったときにあまりにも大きく釣り上げることができず、近くにいたおじちゃんがタモをだしてくれ釣ることができました。
「おお!カッポレじゃないかー。これは2,3日寝かせてお刺身で食べると絶品だよ」と、とてもおいしいお魚ということを教えてくれました。
臭みもまったくなく、八丈島の釣り人はカッポレが釣れるととても喜ぶ、島で大人気なお魚です。
YouTube撮影の様子
今回は、塩焼き・お刺身・塩ゆでに調理し、外でお酒を飲みながらいただきました。外でいただくお酒はサイコーにおいしいですよね。
島に来てからは寝る時間が早くなった分、明るい時間からお酒を飲むことが多くなりました。都内にいたときは「明るい時間に飲むお酒サイコー!」と思っていましたが、そんなサイコーなお酒を毎回頂いています。
初めて釣りの様子をYouTubeで撮影し、大きなお魚が釣れてよい動画が撮れました。かご釣りもマスターしてきたので、次はフカセ釣りに挑戦したいと思います。
フカセ釣りの達人!フカセ釣りを教えてください!(笑)
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