昨日は飛行機が全便欠航、強風でお家が飛んでしまうかと思いました、ちーぼーです。私の住んでいる築50年の古民家は強風が吹くと、ミシミシと揺れます。毎回屋根が吹き飛ぶんじゃないかと心配しています。
八丈島では一年間を通して強い風が吹くので、台風シーズンではなくても強風や濃霧などによる欠航が多いのです。特に南風が強く吹くと、飛行機が欠航してしまいがちです。
また、条件付きのフライトも多々あります。条件付きとは、出発はするものの八丈島上空の天候が悪い場合、とりあえず付近まで行ってみて着陸が無理そうであれば、また羽田空港に引き返すというものです。
その中でも台風シーズンの9,10月は台風による欠航が多いイメージです。12月から2月にかけての冬の時期も風が強く欠航となる可能性が高いのです。
八丈島は南部に三原山、北部に八丈富士がそびえ、その中央に空港があります。山と山の間に空港があるので、風の影響を受けやすいのです。
島に住んでいる私からすると欠航するのは構わないのですが、強い風が吹くとテントサウナが壊れてしまうんじゃないか、にわとり小屋が飛んで行っちゃうんじゃないか、育てている野菜が折れちゃうんじゃないかと安全を祈る思いで朝を迎えます。
今日になり飛行機も無事に飛び雨も止み、さっそくテントサウナと鶏小屋と畑の様子を見に行きました。
テントサウナは微動だにせずでした。以前までは昨日のような風が吹くと、地面にささっている杭が抜けてしまい、テントの裾がピロピロ風になびいている状態でした。ですが前回テントを修復し、改良し周りに石も置いたため、昨日の強風でも壊れることはありませんでした。
1度壊れてしまうと直すのが面倒になり、サウナから遠ざかってしまうので補強しておいて本当に良かったです。
にわとり小屋も異常なしです。基礎となっているブロック塀は土に3分の1埋めており、にわとり小屋とブロック塀もL字金具でくっついているので、ちょっとやそっとでは壊れることはなさそうです。でも中ににわとりがいたら風でびちょびちょになって、風邪をひいちゃうんじゃないかって心配です。
そして問題の畑です。
そら豆は以前周りを紐で囲み倒れないようにしていましたが、昨日の強風でまた倒れてしまいました。紐は少したるみ、下の部分しか支えていないため、そら豆の実が地面についてしまっているものもありました。
他のお家の畑をこっそり見たときに、そら豆をこのように囲んでいるお家もありました。ですがそのお家のそら豆は、そら豆の背の高さくらいまで紐で囲んでいたのです。なるほど、そうすれば倒れてしまうのをもう少しは防げそうです。
そら豆の周りをもう少し補強してみようと思います。
あとは黒いマルチシートが吹っ飛び、レモンの木にひっかかっていました。奥のマルチシートは大きいので、マルチシートの裾の部分に土をかけていたのですが、手前にかけていたマルチシートは畝よりも小さくピンだけで止めていたら飛んで行ってしまいました。
こちらの対策としては、ピンを増量して修復しました。
都内にいたときはビルに囲まれていたし、自然が少ないので自然の脅威というものを感じることは特にありませんでした。
ですが海に囲まれ自然豊かな八丈島では、自然の猛威を感じることが多々あります。大雨で土砂崩れが起きたり、風で木が飛んできたりすることもあるのです。波が強いときに海に入ってしまえば簡単にさらわれてしまいます。
自然の恵みと脅威は表裏一体です。これからも、うまく付き合っていきたいと思います。
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