【サビキ釣りでムロアジ】予定外のカンパチまで釣れちゃいました!

釣り

やってきました!ムロアジの季節、ちーぼーです。

このあいだ「ムロアジが釣れている」という島の方のTwitterを見かけたので、さっそくサビキ釣りに行ってきました。

ムロアジはアジの仲間ですが、他のアジに比べると体が細長い形をしています。八丈島ではよく、くさやの原料として使われていたり、大きな魚を釣る人は泳がせ釣りとして使う魚で、島の人たちから1番愛されている魚といっても過言ではないと思います。

ムロアジは身がすぐに柔らかくなってしまい、鮮度がとても大事なお魚です。なのでムロアジを釣るときは、クーラーボックスパンパンに氷を詰めていかないと鮮度が落ち食べられなくなってしまいます。その鮮度が落ちる早さから、なかなか島外には出回らず釣り人だけが食べられるおいしいお魚かもしれません。

ムロアジは群れで行動しているため、釣れるときはおもしろいほど釣れますが、群れが入ってこないと釣ることはできません。よく釣りをしているときに、ムロアジの群れが入ってくると「ムロアジ来てるよ~」と島の人が他の人に電話をしているところを見かけます。Twitterや島の人からの情報を頼りにするのが、ムロアジを釣るコツです。

去年はこのお魚にとてもお世話になりました。

まだ釣りを始めたばかりで釣り方が分からない私でも、サビキで簡単に釣ることができたのです。そして味もとてもおいしく、ムロアジばかり毎日釣りにいっていました。

この日は底土港の向かいで釣りをしました。ここは車をすぐそばまで乗って行くことができ、1組か2組くらいしか釣れないほどせまいスペースなので、プライベート釣り場みたいな感じでお気に入りです。

釣り場に着き、さっそくコマセを少し撒いてみました。コマセを撒き、ムロアジがいるかを調べるのです。

撒いて少しするとムロアジの大群がやってきました。多分200匹くらいいたと思います。八丈島は海がきれいなので、上からでも魚が透けて見えるのです。

「ヨシヨシ」と糸を垂らし、さっそく1匹GET。

去年よりも釣りがうまくなっているはずなので「これはクーラーボックスに入らないくらいいっぱい釣れちゃうぞ~」と期待していましたが、魚は居れども針には掛からず。その後なかなか釣り上げることが出来ませんでした。

お魚がお腹が空いていないのか、タナが合っていないのか、コマセがちょっと古かったからお気に召さなかったのか理由は分かりません。結局ぽつらぽつらと4匹だけムロアジをGETできました。

もっとムロアジ釣りをしたかったのですが、お家に残っていたコマセを持ってきていたため、そんなに量もなく餌がなくなってしまったのです。なので仕方なく、一応持ってきていたオキアミでカゴ釣りをはじめました。

するとすぐにアタリがあり、お魚が横に走っているのが分かりました。「むむむ!これはデカい!青物っぽい」と思い、糸を巻いては逃げられ巻いては逃げられを繰り返し、釣り上げることができました。

じゃじゃーん。このお魚はカンパチの子供のショゴといいます。~50センチほどのお魚はショゴといい、60センチを超えるとカンパチという名前に変わるそうです。

別にぜんぶカンパチって名前でいいのにと私は思うのです。「カンパチ釣れた!」って言ったらかっこいいですが「ショゴ釣れた!」だと、ちょっと格が落ちてしまう気がします。

久しぶりにおいしいお魚が釣れました!最近はずっとイスズミ・ダツ・ソウシハギばかりだったので、もう本当にうれしかったです。

ムロアジを釣りに来たら、カンパチまで釣れてしまい5匹釣れて私は大満足です。ノリヒトはムロアジも何も釣れず、いじけてブーブー言っていたので、次の日も朝から釣りに行くことになりました。

次の日に続く

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