【天からの恵み】なんにも釣れずボウズ・・・と、思っていたら空からお魚が降ってきた!

釣り

釣りブロガーのちーぼーです。ここ最近毎日釣りに行っています。

ある日はお仕事終わりの15時から。またある日は4時に起きて、お仕事が始まる6時前まで。いろんなところで毎日2人でルアー釣りをしています。

この日は仕事が15時に終わり夕方から釣りに行きました。

顔を覚えてくれているのか、猫たちがこちらを見ています。

ここの猫たちは、釣り人が釣った小さなお魚や、釣り人が食べないダツなどのお魚をよくもらっているみたいです。なのでこうやって釣り人の後ろでよく待っているのです。

昔ダツが釣れたときに、ペンチで針を外そうとペンチを取りに探している間に、まだ針がついたままのダツを猫が加え走り去ってしまったことがありました。

まだ針がついたままなので、もちろんその先には竿もついていて竿ごと持って行ってしまったのです。

「1万円もした竿持ってかないで!!!!」と急いで走って追いかけ、なんとか猫を捕まえ、歯型のついたダツを返してもらい、針を外し、その時はその猫ちゃんにダツをあげました。

買ったばかりの新品の竿をコンクリートの上で引きずりまわされ、どうしてやろうかと思いました。

今日はそんなわんぱくなお客様が3名もいます。ずっとそんな子たちの圧を感じながら釣りをしました。

ですが、この日はアタリが1回あったものの、あともう少しであげられるというところで逃がしてしまい釣果はゼロでした。ノリヒトはアタリもなく2人してボウズです。

気が付けば周りも暗くなっていたので、トポトポ堤防を歩いて帰ることにしました。すると、目の前をビューンっと何かが飛ぶ影が見えたのです。

暗くてよく分からなかったものの、堤防の上でペチペチはねている音がします。

「え!なになに!」と、ノリヒトと駆け寄りライトをかざしてみると、そこには元気なトビウオがピチピチと跳ねていたのです。

「うおぉぉぉぉー!!!今日の夜ご飯のお恵みだー!」と2人で大騒ぎ。なんとトビウオが海から40mくらい空を飛び、ちょうど私たちの目の前に落ちてきたのです。

トビウオは光に集まる習性があるらしく、海を強い光で照らすとペチペチと集まり堤防にあがってきたりするそうです。昔はそうやってトビウオを捕まえていた人たちもいるそうなのですが、多分その方法は漁になってしまい、漁業権に引っ掛かりそうなのでやるのはおすすめしません。

その時は光をつけて歩いていたわけではなかったので、もしかしたら大きなお魚に追っかけまわされてて飛んで逃げてきたのかもしれません。

鳥に捕まってくわえられていたけど途中で落としてしまったのか、とも考えました。ですが明らかに横からビューンと飛んできて、傷もなく元気そのものだったのでトビウオは自ら飛んできたみたいです。

結局このトビウオは飛んできて私たちに捕まり、その15分後にはノリヒトの手によって捌かれお造りになりました。

最近ノリヒトは

捌く > 釣る > 食べる という優先順位みたいで、毎回「俺が捌くわっ」と言って黙々と捌き始めます。釣りをしているときよりも、楽しそうにしています。八丈島に来た時は捌くのがへたっぴで「食べるとこないじゃん!」というほど身がなかったのですが、今じゃ立派に捌けるようになりました。

ちなみに私は

おっきいのを釣る > いっぱい釣る > なんでもいいから釣る です。後にも先にも釣りができればそれでいいのです。

この日のご飯は畑のお野菜と、いただいたお浸しと、いただいたプリンと、天から降ってきたトビウオです。

八丈島のポテンシャルはすごいのです。

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