【夏祭り1日目】島をあげての大イベント!4年ぶりに夏祭り開催

移住生活

「日焼けしすぎて、夜暗くなるとどこにいるのか分からないからやめて」という文句を言われました、ちーぼーです。やめてと言われても、日焼け止めを毎日塗っているのでどうしようもできません。釣りや畑で外にいる時間が長く、どうしても夏は黒くなってしまいます。でも、夏に黒くなってしまう自分が私は好きです。

7月22日23日は八丈島で4年ぶりの夏祭りが行われています。コロナでずっとおやすみだったらしく、私にとっては初めての夏祭りです。

事業者ではないのですが、今年から商工会青年部に所属することになり、夏祭りのお手伝いをしています。なので初めての夏祭りは、遊びに行く側ではなく開催する側になりました。

夏祭りが行われる前から準備のお手伝いをしていました。1日目は今私が働いているあしたば加工工場の出店の物販のお手伝い、2日目は青年部としてふわふわという子供の遊ぶ施設でのお手伝いです。

1日目 あしたば加工工場 物販

1日目は、普段工場や空港で売っているあしたば加工工場の明日葉の製品と、子供のおもちゃの物販のお手伝いです。社長と2人で一緒に販売をしました。

同じブースには、もったいない工房のちょっぺさん(@choppe8jo)と雑貨屋ラミさん(@rami8jo)もいらっしゃいます。

昨日は天気もよく「どこからそんなに来たの!」とびっくりするくらい、たくさんの人が遊びに来てくれました。八丈島は人口が減っているといいますが、そんなことを感じさせないほど赤ちゃんや子供もたくさんいるし、若い人たちもたくさん見かけました。

お店のお手伝いをしていると、Twitterで名前をお見かけしたことのある人たちが遊びに来てくれたり、島で仲良くなった人たちが会いに来てくれました。

明日葉の製品ももちろん売れたのですが、それよりもおもちゃがめちゃくちゃたくさん売れました(笑)最初はおもちゃも全然売れていなかったのですが、空気を入れる70センチほどの大きなハンマーが1つ売れると、次々に「おっきなハンマーください」と子供たちが列を作っていたのです。

きっと大きなハンマーを見かけ、子供たちの中で噂になって欲しくなりみんな来てくれたんだと思います。型落ちのためほかの出店屋さんよりもおもちゃが安く、何度も並び買いに来てくれて子もいました。その子は「そんなにハンマーいらんやろ」というくらい、手に持てないほどのでっかいハンマーをいくつも抱えていました。

たくさん売れるのはうれしいのですが、この大きなハンマーは自分で空気を入れなければいけないのです。手動の空気入れしかなく、真夏の暑い中70歳を超えている社長と私でせっせと大汗をかきながら空気を入れました。

そんな姿を見かねて、お隣の雑貨屋ラミさんとちょっぺさんや、通りすがりの方が空気を入れるお手伝いをしてくれたのです。

一生懸命空気を入れた大きなハンマーは、そんな大人の大変さを知らない純真無垢な子供たち次々と売れ、いくつ空気を入れても足りないほどでした。「この労働と100円は見合わへん」と私が思っていたことを、ボソッと社長が笑いながら言葉をもらしていました。

子供たちは、自分の小さなおこづかいの入っているお財布から小銭を取り出し「これくださーい」と言っている姿がとてもかわいらしかったです。100円をもらい商品を渡すと「ありがとー」と言ってくれました。

中には「ちょっと奥まで見させてもらってもいいですか?んー、これが100円かぁ。安いですね。これはお母さんに見せたら「こんな高いもの買ってきて!」と言われそうだけど「100円なんだよ」って言ったらびっくりするだろうなぁ。でも、安いんだけどちょっと他のお店も回ってから、もう少し考えさせてください。また来ますね。」と20分ほど吟味している子もいました。主婦もびっくりの経済的な小学2年生です。

結局この子はまた戻ってきてくれて「他のお店も見てきたんですが、このお人形さん買って帰ります。やっぱりこのお店は安いですね。ありがとうございます。」とほめてくれました(笑)その子は1000円ほど持っていて、きっとなんでも買えるはずなのにとてもお金に堅実な子でした。

他にも観光客の方も多く来ていて「地元の方ですか?八丈島の人たちってみんな優しいですね。千葉からたまたま旅行に来てるんですが、島の人たちのあたたかさにびっくりしました。」と声をかけてくれました。

てんやわんやしているうちに気が付けば、閉店の21時になっていました。中腰で子供たちとずっとおしゃべりしていたので、仕事が終わると腰がもう曲がらないほど痛かったですが、とても楽しい1日でした。

今日は子供遊具ふわふわにいます。ステージも近いのでさぼりさぼり楽しみながら、今日も子供といっぱい遊んで来ようと思います。

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