以前入店を断られたお店は、実は常連さん想いのラーメン屋さんでした

ちーぼーです。火・水曜日はノリヒトの仕事がおやすみなので、隔週に１回くらい外食しています。都内に住んでいた時には考えられないほど、外食が減りました。

外食が減った理由は、まず島の中に飲食店が少なすぎることです。店舗が少ないため１年で８割ほどの飲食店には行くことができました。２つ目は畑や釣りをしているので、買わなくても自力で食材をGETすることができ、いつもお家には食材がたくさんあります。３つ目は、ありがたいことに島の方から食材や食べ物をいただくことが多いためです。

我が家は２人で食費月２５０００円と設定していますが、１万円使うか使わないか程度にしかお買い物をしていません。スーパーの食品は少し高いものの、それでもそれくらいしか使わないのです。その分釣りのエサや苗を食費から出すようになりました。

音屋

【住所】東京都八丈島八丈町三根３３１

【アクセス】空港から車で約５分底土港から車で約６分

【営業時間】１１：３０～１３：３０、１８：００～２０：３０

【定休日】火

【定員】１７名

【電話番号】04996-2-1953

【喫煙】可

実は移住して間もないころ音屋に訪れていました。ですが、お店のドアを開けるやいなや「観光客はお断り！」とピシッと追い返されてしまったのです。たしかによくよく見てみると「常連さんのみ」との張り紙が貼ってありました。

あまりにもピシッとお断りされてしまい、唖然としました。この当時、島にある焼き肉屋のアリランでも、私たちは入店を拒否されていたのです。

中を少し見てみると席は空いていて、満席だから入れないという様子ではありません。立て続けに入店を拒否された移住したばかりの私は「わぁ・・・・島怖い・・・（しょぼん）」と悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。

去年はまだまだコロナが流行っていて、島ではどうしても病院の数が少なく高齢者も多いため、観光客が万が一コロナに感染しているかもしれないという可能性を考え、常連さんだけに向けて営業をしているお店もあったみたいです。

そんなこんなで「音屋に行ってみたいけど入れるかな・・・また断られちゃうかな・・・」という気持ちを1年持ち続け、やっと先日音屋の扉を開けました。

扉を開けると「何人？」と聞かれ「何人って聞いてくれてるから入れるってことでいいよね・・・」とソワソワしながら「２人です」と伝えると席に案内してくれました。

店内はログハウス風でマイホームを探している私は、こんなお家に住みたいなぁと思ってしまうほど素敵なお店でした。

メニューです。

安い！醤油ラーメンはなんと６５０円です。「そんなお店たくさんあるでしょ」と思うかもしれませんが、これは島の中でかなり良心的なお値段です。ビールが５００円というのは島の中で１番安いかもしれません。島でビールを飲むとだいたい６５０円はします。

どれもおいしそうで迷いましたが、今回はマーボーめんと中華丼とトッピングで島唐辛子を注文し、ノリヒトはネギらーめんを注文しました。

マーボーめん

中華丼

ネギらーめん

たまの外食なのでテンションがあがり、モリモリと２人前も食べてしまいました。島唐辛子はマーボーめんの辛さ足しです。どれもとてもおいしく、ラーメンに辛口なノリヒトは「めっちゃうまい！音屋のラーメンが１番好きかもしれない。」と大絶賛していました。たしかにどれもおいしく「また次きたときは、あれとこれと・・・それも食べてみたい！」というお味です。

相当おいしかったらしく、ライムサワーまで注文していました。

おいしいご飯を食べて、ニッコニコなノリヒトです。

お会計をしていると調理をしていた方が「ラーメンどうだった？」と話かけてくれました。「ラーメンとってもおいしかったです！実は１年前に音屋に来たら「観光客お断り」って言われて、今日はいるの本当はちょっと怖かったんです。でもおいしいラーメン食べられて良かったです！」と伝えると「あの時は観光客お断りではなくて、常連さんだけに営業してたんだよね。常連さんがコロナになってしまうのが怖くて・・・でもおかげさまでコロナにかかった人１人も出なかったんです！」とおっしゃっていました。

１年前に来た時は「音屋怖い」という印象になってしまっていましたが、本当は「常連さん想いのお店」ということが分かりました。たしかにこの日店内には３組ほどお客さんがいましたが、八丈島で働いている常連さんという雰囲気で、常連さんに愛されているお店なんだと思います。

ちなみに夜は居酒屋さんとして利用している常連さんも多いらしいです。私も今度夜ギョーザとワンタンをおつまみに、お酒を飲みに行きたいと思います。