今日からあっという間に10月ですね、ちーぼーです。思い返してみると9月は一体何をやっていたんだろうという感じです。何をしていたのか全く思い出せません。さすがに10月に入れば気温も過ごしやすくなると思うので、いろいろなことに挑戦していきたいです。
本日のブログは、9月26日と29日に八丈島に豪華客船にっぽん丸が寄港したお話です。
にっぽん丸とは
にっぽんの楽園クルーズ ~八丈島~【にっぽん丸 公式サイト】|商船三井クルーズ(株) (nipponmaru.jp)
にっぽん丸は東京から南へ約300kmの八丈島へ、およそ16時間かけてやってきます。毎日出ている橘丸は10時間ほどで八丈島へ着くので、それに比べるとゆっくりなペースです。
1日目16時30分に竹芝桟橋を出港し、2日目の9時に八丈島に着きます。八丈島を出るのはその日の17時で、3日目の8時30分にまた竹芝桟橋へ帰ってくるというスケジュールです。八丈島では観光バスで島内の観光名所に連れて行ってくれます。
八丈島を満喫するというスケジュールというよりかは、船旅を満喫してついでに八丈島に寄っておこうみたいな感じですね。
船の中では全部で朝2回、昼1回、夕2回の食事が提供されます。他にもバー・プール・カジノラウンジ・ジム・スパ・ヘアサロン・ネイルコーナーなどかなり充実した施設があります。
ヘアサロンあるのすごいですよね。どういった経緯で船の中で髪を切ろうと思うのでしょうか。「船に乗る前に髪切ってくればいいのに!」と思った私は、庶民なのかもしれません。
気になるお値段は、スタンダードコースで108000円、1番良いグランドスイートコースではなんと486000円でした。48万ってまあまあの車買えるやん!
1958年に作られたにっぽん丸はおよそ10770トンあり、定員は431人です。毎日来る橘丸は5681トンで定員596人なので、にっぽん丸がいかに大きいかということが分かります。
実はあまりにも大きいので、にっぽん丸は八丈島に近づくことができません。ではどうやってにっぽん丸で八丈島にたどり着くかというと、海の上で大きな船からこのオレンジ色の小船へと乗り換えてやってくるのです。
このオレンジ色の小船を大きな船から降ろす最中に、吊るされている船へとお客さんに移動してもらうそうです。海の上で船から船への移動って結構大変そうです。
9月26日
9月26日は風が強いため、にっぽん丸は八重根漁港に寄港する予定でした。毎日竹芝桟橋から船がやってくる八丈島では、普段であれば底土港に船が来ます。風や波が強い特別な場合は、八重根港に到着するのです。
ですがこの日はあまりにも風が強かったため、早い段階で寄港中止の連絡があり八丈島への寄港は中止となりました。せっかく10万円も払っているのに、八丈島にたどり着けないなんて涙出ちゃいます。
9月29日
この日は波も風もさほど強くなかったので、底土港の近くの神湊港に9時ごろ到着予定でした。
神湊港ではにっぽん丸をお出迎えするため、お出迎え隊やお土産屋さんが出店されます。私もあしたば加工工場のお手伝いで、あしたばの物販をしながらみなさんの来航をお待ちしていました。
ですがにっぽん丸はこちらから見えるものの、待てど暮らせど小船がやってきません。どうやら潮の関係で小船にお客さんが移動できる状況ではなかったそうです。
こちらから見ると風も波も穏やかで、思わず近くにいたおじちゃんが「今日来ないで、一体いつ八丈島に来れるんだよ!頑張れよ!!」とボソッと言っていました。
八丈島は風が強い日が多く飛行機が到着できなかったり、波が強く島の周りをいろいろな潮が通っているため船が到着できなかったりというのはよくある話です。「なかなか上陸できない島」というのは、なんだか幻の島っぽくて私的にはかっこよくていいなぁと思ってしまいますが、上陸できない本人たちはたまったもんじゃないと思います。
船が来ないと始まらないので特にやることもなく、釣りでもして待っていようと思いましたが、一応お賃金をいただいているので怒られると思いずっと太陽の下で日向ぼっこをしていました。
12時を回ったころやっと小船がやってきました。ですがここにはお客さんは乗っておらず、試運転のような形でした。どうやらお客さんが来るのは13時になったらしく、私は次の予定があったので12時半で神湊港をあとにしました。
船は海の状況があるので、なかなか時間通りというのは難しいみたいです。働いていないのにお賃金が発生しているのは申し訳ないし気まずかったです。
私もいつかはこのにっぽん丸に乗ってみたいです。でも一回飛行機で東京に行き、船に乗り、また飛行機で八丈島に帰ってこないといけないので、もしお金持ちのおばあちゃんになれたらやってみたいと思います。
コメント
こんにちは。
9月29日ににっぽん丸で八丈島を訪れた者です。あの日にっぽん丸のそばに来た釣り船みたいでもありタグボートみたいでもある船(船の1階の部分には黄色地に黒い文字で八丈ビューホテルと書いてありました)のことを探していたらこのブログに漂着しました。
当日の八丈島は好天でとてもきれいだったので、上陸できなくたって船からその風景を見られただけでも嬉しいと思っていました。
そんな中、午後には通船に乗れたうえ、臨時の観光バスで南原千畳岩にも行くことができました。
島へのお礼をこめて、帰りにはテントの物販コーナーで地のり、島のり、八丈醤油、島とう醤油、ひんぎゃの塩、島スコを買いました。
八丈島の滞在はわずか2時間ちょっとでしたが、とても楽しかったです。