釣り人がリリースする魚で絶品蒲焼き

釣り

この日は何もやることもなく暇だったので昼間に一人で釣りに行きました、ちーぼーです。釣りに行く際中、事件は起こりました。

見て下さい、初心者マークの横がベッコリへこみました。釣りに行こうと、はやる気持ちを抑えながらバックをしていたら電信柱に激突したのです。1年ぶり2度目のお尻ベッコリです。

前回もバックをしていたときに電信柱にぶつかってしまい、テールランプが割れてしまい一時期ずっとガムテープを貼っていました。その時は修理費が1万円程度で済んだのですが、今回は10万円かかるとのこと・・・。

「へっこんでいるところに初心者マークをずらして張って、このままでもええやろ」と思っていましたが、後ろが閉まらなくなってしまったのです。一応閉まるので走っている途中開いたりすることはありませんが、閉めても半開きのランプがずっとチカチカしているのです。

ノリヒトに「ごめんぶつけちゃって10万くらいかかりそう」と伝えると「へぇ。え!?俺も払うの?一人で出かけてぶつけたのに!?」と払ってくれる様子はありませんでした。「こっちが運転してるんだから、ぶつけるリスクこっちしかないやん、セコオトコ。じゃあもう一生歩いてろよ」と、絶賛小競り合い中です。

結局なんだかんだで最後はいつもやってくれるので、今回もノリヒトの心が折れるまちで修理しようと思います。それにしても10万円の臨時出費は痛いです。

車をベッコリへこましたものの、私はそのまま釣りに行きました。海に着くと私の気持ちなんて関係ないくらい、この日も透き通っていてきれいです。

1人で釣りをするときは、万が一落ちても助けてくれる人がいないのでライフジャケットを着て釣りをしました。やっぱりライフジャケットを着ると暑いですね。

投げるとすぐに小さいアカハタが釣れ、その後も投げ続けていると今までで1番大きいダツが釣れました。最初根がかってしまったのかと思いましたが、ルアーの頭とお尻にダツがUの字になって引っかかっていました。

普段はダツが釣れてもニワトリにあげてしまいますが、せっかく大きいダツが釣れたので自分で食べよることにしました。

家に帰ってサイズを測ってみると60センチを超えていました。なかなか大きいですよね。

捌いてお腹を出してみると、10センチほどの小魚を丸飲みしています。

ダツを3枚下ろしにしてみるとウナギのように見えてきたので、蒲焼を作ることにしました。切ったダツに片栗粉をまぶし、タレに絡ませて完成です。

実はダツの骨は青いというこを知っていましたか?サンマの骨も若干青みがかっていますが、それよりもさらに強い青色をしています。これはダツの骨にビリベルジンという成分が入っているからなんだそうです。この青色は火を入れても抜けることはありません。

初めてダツを釣って捌いたときにこの青色を見て「うええぇ~」と食欲がなくなり、あまり身も取れず小骨も多いのでそれ以来食べることはありませんでした。

ですがダツの蒲焼きを見て下さい。これが美味!めちゃくちゃおいしかったのです。ノリヒトにあげると「もしかしたらウナギのかば焼きより好きかもしれない」と喜んでくれました。

大抵の釣り人は捌くのが面倒なうえ、骨が青く見た目がおいしくなさそうなので、リリースしてしまいますが、実は味自体は身がふっくらしていて上品でおいしいのです。

蒲焼にする分にはさほど小骨も気になりません。是非ダツが釣れてしまったときは、一度蒲焼きで食べてみてほしいです。おすすめです。

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