4日連続で釣りに行ったお話です、ちーぼーです。
最近は涼しくなり、ちょうど大潮ということで5日ぶりに釣りに行ってきました。大潮は海水の移動量が多く、魚のエサとなるプランクトンの量が増えるため魚の活性が高まります。また、魚の回遊の動きがはっきりとするので魚が釣れやすい日なのです。
最近ノリヒトは釣りに行っても地べたでゴロゴロ寝ていましたが、めずらしくこの日は「ちょっと俺本気だすわ」とノリヒトがやる気満々だったのです。私はあまり期待せず「ほぉ~頑張れよ」と返事をしました。
釣りをはじめて30分ほど経つと「キタキタ!」とノリヒトが大きな声で呼んできました。「どうせいつもの通り根がかりでしょ」と思いながらも近づき竿を見てみると、ちゃんと魚がかかっている様子でビクビクと引いていました。
ノリヒトがルアーでちゃんとお魚を釣るのは初めてなのです。今まではヤガラやエソなど、あまり釣り人が釣ってもうれしくないお魚ばかりでした。私はタモを持ち応援しました。
グイグイ引くお魚とバトルをし、とうとうノリヒトがちゃんとしたお魚を釣り上げました。
このお魚はカンパチに似ていましたが、目の上にラインがあったので新種だと思いTwitterでみんなに聞いてみることにしました。
すると島の方がお魚の名前を教えてくれました。いつもみなさんTwitterで教えてくれてありがとうございます。似ているお魚もかなり多いので、調べるよりもこうやってTwitterで聞いた方がはやくて助かっています。
このお魚はヒレナガカンパチというそうです。ヒレナガカンパチは亜熱帯地域にいるお魚で、昔はその地域にしかいなかったそうですが、現在は千葉県の外房でも生息するようになりました。価格はヒラマサと同じくらいの値段がつくそうです。
カンパチとの違いは、目の上にラインがあることと、名前の通りヒレが少し長いところです。また、体の色が少しだけ青黒いのも特徴です。カンパチに比べると脂が少ないですが、噛めば噛むほど旨みを感じることのできるおいしいお魚なのです。
その後も立て続けにノリヒトは、ヒレナガカンパチを釣り上げていました。完全にノリヒトが覚醒したのです。
しかし隣で釣りをしている私には何もアタリがありませんでした。私はノリヒトに釣り方を教えてもらい、そのあとも釣りを続けました。するとビビビっと大きなアタリがあり、頑張ってリールをまき続け足元まで魚をたぐりよせると、ツムブリがかかっていました。
あまりにも大きくてタモがないとあがらなかったので、ノリヒトにタモを出してもらいタモに入れてもらおうとしました。しかし暴れるツムブリと、慣れていないタモで2人ともモタモタしてしまいラインを切られ、ルアーを口につけたまま大きなツムブリは海へと帰ってしまったのです。
ちあきブチ切れ。
ノリヒトだけが悪いわけではないのですが、ノリヒトだけ釣れてちぼのお魚だけ逃がしてしまったのであまりにも悔しくて「もう!モタモタしないでよ!」とついつい言ってしまいました。
ノリヒトは「ごめん・・・あまりにも暴れるからタモに入れられなくて・・・」と謝っていて、私は我に返り申し訳なくなって「ごめん・・・つい悔しくて・・・」と、ノリヒトのせいにしてしまったことを反省しました。ごめんなさい。
そんなこんなで私はボウズでしたが、本日のお魚はノリヒトが釣り上げたヒレナガカンパチ2匹です。
醤油・コチュジャン・ごま油・白ごま・にんにくとピヨピの卵をのせてユッケにしました。
残りのカンパチは熟成させています。
これは以前釣っていたアカハタの煮つけです。
秋らしい、おいしいご飯の完成です。お赤飯は梁山泊のお手伝いでいただき、ナスは畑で育てたものを揚げて煮つけにしました。この日の食費はほぼゼロ円です。
毎月2人で25000円の食費でやりくりしていますが、多分ほとんどお酒を買って終わっている気がします。頂き物もありますが、自給自足の生活ができていて私は幸せです。
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