この日も大潮で潮も良く、昨日のルアー釣りも調子が良かったので釣りに行ってきました、ちーぼーです。
今日もやる気満々のノリヒトです。前日カンパチを釣っていたので「今日はマグロ釣っちゃうぞ」と、いつにも増して饒舌でした。
釣りをはじめてすぐに、ノリヒトにアタリがあり「んー小っちゃいなぁ」と言いながら釣り上げていました。
20センチほどのアカハタというお魚です。見た目にも美しいアカハタは釣り人にも大人気で、岩礁域やサンゴ礁などを好み、小魚や甲殻類などを捕食します。旬は夏から秋と言われていて、今一番おいしい時期です。
ハタの仲間によくみられる雌性先熟のお魚で、メスからオスへと性転換するお魚なのです。お魚界隈では、人間や動物ではなかなか考え難いことが起きているのです。これは性別をコントロールすることにより、より多くの子孫を残す手段なんだそうです。まあ魚を釣って見てみても、だいたいオスかメスかなんて関係なかったりするので、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけどね。
こちらもノリヒトが釣り上げたお魚で、ハクセイハギと言います。ノリヒトは釣ったときに「根がかってるんだと思った」と言っていました。お魚によって引きが違うので、リールを巻きながら何が釣れてるんだろうと予想するのも釣りの楽しさの1つでもあります。
ノリヒトはお魚の胴体にルアーを引っかけて釣りがちです。これはルアーがお魚に見えて寄ってくるものの「やっぱり違う!」とお魚にバレてしまい、逃げようとする体に引っ掛かるため、こうやって胴体にルアーがかかって釣れるんだそうです。
ハクセイハギは北海道・新潟・琉球列島・小笠原諸島・ハワイなどで釣れるお魚です。小さいときは藻や浮遊物の近くに生息し、大きくなると潮通しのよいサンゴ礁や岩礁に生息し、単独や2匹で泳いでいることが多いです。
甲類や貝類、ゴカイ類など硬いものを捕食しているため人間のように歯が立派です。歯並びがとても良くて歯磨きしやすそうです。
私はアオヤガラを釣りました。私もノリヒトと一緒で「根がかったかも。ん?でもお魚が引いてる感触はあるけど・・・」と思いながら巻いていくと、アオヤガラが釣れていました。
食用としては基本的には出回らず、捌くのも面倒なのであまり釣り人は持って帰らないでリリースするお魚です。味がおいしくないわけではありません。しまった白身はまったくクセがなく、美味といえると思います。アカヤガラと比べると脂が少なく、旨みがやや少ないです。
そして、見てください!私もやっとヒレナガカンパチを釣ることが出来ました。昨日のカンパチよりもサイズが大きく、リールを巻くのが大変でした。
投げてすぐにヒットしたため、釣り上げるまでにかなり距離があり、私の力ではなかなかリールを巻けずに心が折れそうでした。ワーワーキャーキャーいいながら必死にリールを巻いていたので、周りの釣り人の注目を集めてしまい、恥ずかしかったです。
私が使っているルアーは、都内に上京した時に100円ショップで購入した100円のルアーです。100円のルアーでこんな立派なお魚が釣れたら、えびで鯛を釣るどころではなく、シラスで鯛を釣るレベルです。しかもルアーは何度も使うことが出来るので、エサ釣りとは違い経済的です。それに手が汚れることもなく、片付けも楽なのでとても良い仕掛けです。
ちなみにノリヒトが使っているルアーは、アマゾンで購入した1個1000円のルアーです。100円のルアーでもそん色なく釣れるということなのです。ふふ。
この日は結局1時間半で4匹のお魚が釣れました。大満足です。
ヤガラと前日寝かせていたカンパチでカルパッチョを作りました。我が家では、畑の野菜も使ってサラダ感覚で食べられるヘルシーカルパッチョのブームが来ています。
こちらはノリヒトが釣ったハクセイハギのお刺身です。ハギ系が釣れたら、まず肝を食べたいですよね。肝は肝醤油にしていただきました。
ハクセイハギを捌いたときに出てきた内臓です。とにかく長くてびっくりしました。内臓の中身を開いてみると、ジャリジャリとしたサンゴのような貝のようなものが入っていました。お魚によって内臓の中身が違うので、初めて釣ったお魚はよく内臓を開いて調べたりしています。
ただササヨなどの魚はかなり臭いので、身につかないように気をつけなければいけません。興味本位で内臓を開いて、食べる気が失せてしまうような嫌な思いをしないようにしてください(笑)
今日のご飯はダイエットをしているようなメニューになってしまいました。お魚の他には畑で採れたきゅうりとネリの酢の物、湯豆腐です。
あと釣れたうれしさを噛みしめながら、いっぱい飲酒しました。
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