ちーぼーです。津波が去ったと思ったら、今度は強盗犯が12日に八丈島で捕まりました。連日テレビのニュースでは、八丈島がピックアップされていましたね。八丈島がテレビで紹介されるのはうれしいですが、両方とも良い話題ではないのでうれしいものではありません。
上野の貴金属店で、仲間にナイフを持って強盗をするように指示したとされる男が、八丈島で逮捕されました。八丈島に犯人がいただなんてびっくりです。狭い島なので、どこかで顔をあわせていたかもしれません。
木村俊哉容疑者は5月、上野の貴金属店で実行役の男ら3人にナイフを持って強盗の準備をするように指示した強盗予備の疑いがもたれています。実行役の高校の同級生の男に「このお店でやれ」などと指示をしていたそうです。
木村容疑者は逮捕後ヘリコプターに乗せられ、12日午前に八丈島を離陸しました。
八丈島には5月ごろやってきたそうで、住民票も移動させ携帯番号も記入していたそうです。こちらでは飲食店に勤務し、実際に顔を合わせ話をした知り合いもいました。その人によると「若いお兄ちゃんだと思ったけど、たしかになんか暗い影がありそうで怪しかったかも」と言っていました。
私はまだその飲食店には行ったことはありませんが、八丈島唯一の飲み屋街とされている場所で隠れるには少し目立つようなところです。飲食店では本名で働いていたらしく、住民票と本名で警察が突き止め、捕まりました。
私の知り合いが住んでいるアパートの隣の隣に住んでいて、知り合いはニュースのインタビューに答えていたのです。島の人たちの中では「わー!〇〇さんニュースでインタビューされてるじゃーん」と一時期盛り上がっていました。
都内であれば、隣に誰が住んでいるかは分からないことも多いですが、島は狭いのですぐにこうやってバレてしまいます。そもそも住民票を移動させたり、本名で働いていたりと、マイペースな犯人だったのかなと思ってしまいます。
もう今は犯人も捕まっているので安心していますが、終わってみれば「八丈島は昔流人が流されてきた場所だからセルフ島流しやん。ふふ」と、ついついそんなことが頭をよぎってしまいました。
10年前にも
実は10年前の2013年11月27日にも、犯人が八丈島に逃げ捕まったというニュースがありました。
この犯人は元交際相手の女性を刃物で刺し死亡させ、そのままフェリーに乗り八丈島に逃亡しました。現場から逃亡し防犯カメラを分析した結果、フェリーに乗り込んだということが分かったのです。警察がヘリコプターで先回りをし、八丈島のフェリー乗り場に行きそのまま逮捕されました。
なぜ逃亡先として八丈島を選んだかというと、容疑者の親戚が住んでいたからだと見られています。八丈島行きのフェリーは当日窓口に行ってもチケットが購入でき、この時期はお客さんが少ないのでフェリーに乗りやすかったのではないでしょうか。
さいごに
私も最近では顔見知りが多くなり、島は狭いのでスーパーや空港に行くと必ず誰か知っている人に会います。お散歩をしているときにすれ違うと、知らない方でもだいたい「おはようございます!こんばんはー」とあいさつを交わします。
近所に住んでいる人はだいたいお顔が分かるし、知らない人が家の近くを歩いていると「むむ?誰かな?観光客の人かな?」って思ったりもします。都内に住んでいた時は、知っている人に道で会う方が大変で、周りを歩いている人は全員知らない人というのが当たり前でした。
また、田舎独特の「いい意味でも悪い意味でも噂がすぐに広まる」ということもあります。それに加え八丈島の人たちは、めちゃくちゃTwitterをやっています。おじいちゃんもおばあちゃんも、スーパーの人も飲食店の人も空港の人も、個人のアカウントが特定できるほど、みーんなやっています。八丈島のTwitter普及率は、都心よりもかなり高い気がします。
何かサイレンが聞こえたら「八丈島 サイレン」とTwitterで検索すると「どこどこで火事が起きてる」ということも分かるし、スーパーにおいしそうなものが入荷されたら「今入荷されたよ!安い!」と書いてあり、八丈島情報がグルングルンTwitterをめぐっています。
なので悪い人が来て、もし何か怪しいことをしていたら「なんか怪しい人が〇〇をしていた」とすぐに書かれてもおかしくありません。
ということで悪い人は八丈島に逃げてこない方がいいですし、八丈島に逃げてきても島なので横移動ができませんので、来ないでください!こっちもノーガードで生活しているから怖い!
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