ちーぼーです。今日は11月3日、そうです。八丈島の小学校の運動会の日です。八丈島の小学校の運動会は、そんじゃそこらの運動会とは違います。島のスーパー・飲食店・薬局・ゴミの収集、ありとあらゆるお店がお休みになってしまうのです。
子供さん・お孫さんの運動会を見るために、自分たちも競技に参加するために、大人たちは仕事を休んでこの運動会に参加します。
子供や関係者がいなくても、部落ごとのリレーに誘われ選手として参加する人もたくさんいます。今年は部落リレーに誘われていましたが、ノリヒトの仕事が休めず、私一人で参加して足がもつれるのが怖かったので私も仕事をしていました。
小学生のお友達もたくさん増えたので応援もしたいし、来年こそは選手として出たい・・・と、今年も思う私でした。
今日のブログはじゃがいもを植えたお話です。
じゃがいもを育てる
じゃがいもを植える時期は年に2回あり、2~3月と8~9月です。今回は思い立ったが吉日ということで、11月になってしまいましたが秋作として植えました。
本当は11月になってしまうと気温が下がるため、じゃがいもの生育が間に合わないそうですが「八丈島ではワンチャンいける」と聞いたので育てることにしました。
じゃがいもを育てるためには、種イモが必要です。この種イモは芽が出てしまっている芋のことです。スーパーで売られているじゃがいもに芽が出てしまっているものは、ウイルス病を持っている可能性が高いので生育には向いていません。種イモが原因で病気が伝染する可能性が高くなってしまうため、種イモ用として売られているものを使用します。
今回はメルカリで、種イモを2種類購入しました。
これはニシユタカという品種です。長崎や福岡などの西日本がおもな産地で、いもの成長が早く、収穫量が多いのが特徴です。果肉が淡い色をしていて肉質が粘質気味です。煮崩れしにくく、肉じゃがやカレーなどの煮物に適しています。
レッドムーンです。別名、紅メークインといわれ、一般的なじゃがいもが茶色い皮をしているのに対し、皮が赤いのが大きな特徴です。果肉は黄色味を帯びていて、加熱すると色がより濃くなります。粘質が高いのでしっとりした食感で、甘味が強くサツマイモのようなコクが感じられます。
それに加え「スーパーで買ったじゃがいもに芽が出ちゃったからあげる」と言われ、普通のじゃがいもに芽が生えたものも植えました。こちらはうまくいくか分かりませんが、物は試しに植えることにしました。
幅20センチ程をあけるようにして植えます。本当はじゃがいもが大きかったら半分に切ったりしますが、秋作は暑い時期に植えるため切り口から腐りやすくなるらしいので、丸ごと植えました。
ニシユタカを植えた場所。
レッドムーンを植えた場所。
スーパーで買ったじゃがいもに芽が出てしまったものを植えた場所です。
最近いろんなところに、いろんなものを植えすぎて自分でも覚えていられなくなってしまいました。収穫をしたときにカブなのか大根なのか、ホウレンソウなのか小松菜なのかが分かりません。カブを大根おろしみたいにおろしてしまったり、シチューに小松菜を入れてしまい、食べてから「あっ、そっちね」と、気が付く日々です。
なので、備忘録のためにブログに場所を記入することにしました。
じゃがいもを育てるのが簡単で、植えた後草丈が15センチくらいに生育したころ、1回目の土寄せをします。そして2~3週間後に2度目の土寄せをし、さらに土を盛ります。この時土寄せが不十分だと、イモが露出して緑色になってしまいます。
イモに日光が当たると、皮が緑化し有毒なソラニンが生成されます。ソラニンは吐き気・腹痛・頭痛を引き起こすため注意をしなければいけません。
じゃがいもは育てている最中にお花が咲きます。お花が咲くころに、土の中でじゃがいもが太りだします。この時お花が咲いたままだと、お花に栄養が取られてしまうため見つけたら摘むようにします。
収穫の目安は茎葉が黄色くなり、枯れて倒れてくる11月下旬~12月初旬が時期です。11月下旬って、もうすぐじゃん!(笑)うちの子は少し出遅れてしまっているので様子を見て、ワラで温めながら1月くらいに収穫出来たらいいなぁと考えています。
実は今年の6月に、島の人に誘っていただきじゃがいも掘りをしてきました。ちなみに、1個の種イモを植えると7~10個のじゃがいもができるそうです。今回は55個の種イモを植えたので550個になる見込みです。まあそんなにうまく家庭菜園がいくとは思っていないので、倍くらいになったらうれしいです。
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