【我が家のニワトリ】11月28日はいいニワトリの日

ペット

ちーぼーです。今日は11月28日、なんと「いい鶏の日」です。日はそんな我が家の2羽の鶏についてブログを書きました。

なんで鶏を飼ったのか

私はずっと都内で暮らしていて、庭のある大きなお家に住みたいと思っていました。都内のお家は秋葉原や日本橋といった、1Kの小さな間取りで窓も1.2つしかついておらず日光もあまり入らないようなお家に住んでいました。小さなお家とはいえ、都心も都心だったため15万とかなりのお家賃でした。

八丈島では、とてもステキな大家さんに出会うことができ、古民家・庭付き・畑付きのお家を3万円で貸してもらい住んでいます。

畑では野菜を作り、お魚が食べたくなったら釣りをして自給自足のような生活をしています。

もともと卵を食べる習慣はあまりありませんでしたが「ペットとして鶏を飼いたい!」と思い、飼い始めたのが最初の理由です。

このあいだ同級生と電話をしていた時「そういえば千晶、高校生の時に田舎で鶏を飼って、自給自足の生活をしたいって言ってたよね。実現してるんだね。」と言われました。そんなことを言ったということは全然覚えていませんでしたが、学生の頃から私は鶏を飼いたいと思っていたみたいです。

そんなこんなで鶏を飼い始めました。

八丈島で鶏を飼う方法

私は農協で鶏の雛を購入しました。12月ごろから1月ごろまで、農協で予約をすることができます。たしか1羽1000円ほどで何種類かから選ぶことができました。

予約をした雛は4月の半ばに農協に届き、農協まで迎えに行くかお家まで届けてもらうことができます。

ちょうど新婚さんいらっしゃい!の収録の日で忙しかったので、私たちはお家まで雛を届けてもらいました。

鶏小屋

鶏小屋を廃材などで自作する人たちも多いそうなのですが、ノリヒトがどうしても鶏小屋を作るのはめんどくさいからイヤだということで、アマゾンで鶏小屋キットを購入しました。

この鶏小屋では2.3匹飼うことができ、価格は30000円とかなりお高めでした。そもそも鶏を飼う人は少なく、飼う人のほとんどは鶏小屋を自作するため鶏小屋キットの需要がないからか、結構高いですよね。

最初の方は2人で鶏小屋を作成していましたが、ノリヒトが飽きてしまい、結局最後の方は1人で作る羽目になりました。

八丈島には猫が多くイタチもいるため、ニワトリが食べられてしまうという事件が良くあります。猫やイタチは土を掘って小屋の中に入ってきてしまうらしいので、小屋の土台はブロック塀を積んで掘れないようにしました。

鶏小屋が完成するまで8時間近くかかりました。

鶏の成長

雛は段ボールに入れられ届きました。届いた時は手のひらサイズで、まだピヨピヨと鳴いていました。

届いた時は1羽が半分くらい羽が取れてしまっていて、すぐに死んじゃうのではないかと心配したのを覚えています。結局1ヶ月もすると羽は生えそろい、2羽とも元気にすくすくと育ちました。

鶏の名前は大納言とにんじゃりばんばんです。これは2人で名前の案を10こ近く考え、名前の札を地面に円状に置き、鶏を真ん中に置き1番最初に踏んだ名前にしました。

はげている方がにんじゃりばんばんで、太っちょの方が大納言です。

最初はトサカも生えておらず顔は白かったですが、日が経つにつれトサカが生え赤っぽい顔になっていきました。

初めて卵を産んだのは7月11日です。スーパーで売られている卵よりもはるかに小さく、SSサイズの大きさでした。初めて卵を産んだ時はとても感動し、鶏をいっぱい褒めてあげて、卵はすぐに卵かけご飯にして食べました。

産みたての卵は黄身も白身ももっこりしていて、なかなか白身と黄身は分かれません。見るからに新鮮ということが分かるほど、スーパーで売られている卵とは大違いでした。

鶏を飼い始めてからは、我が家の鶏の卵しか食べていませんが、このあいだスーパーで売っている卵を調理する機会がありました。スーパーの卵の方が殻は頑丈ではなく、割ってみると卵がベローンと厚みがなく平たくて水っぽく、こんなに産みたての卵と違うんだなぁとビックリしました。一度新鮮な卵を食べると、スーパーで売られている卵には戻れないなぁと感じました。

鶏のエサ

鶏のエサは農協で売られているパワーレイヤーという産卵用のエサをあげています。20キロで2800円ほどです。

他にも庭で採れる明日葉を毎日あげています。

鶏は基本的になんでも食べるので、釣れた魚・いただいた柿・みかんなどもあげています。中でも喜んで食べていたのは納豆・豆腐です。

鶏は雑草を食べてくれるらしいので、畑仕事をしているときは畑で遊ばせています。ですが雑草は食べず、私が育てている大根の葉っぱやミニトマトを良く食べています。特にミニトマトが大好きで、いつもクチバシにミニトマトを刺したままウロチョロ遊んでいます。

土を掘って砂遊びをするのが好きなので、よく畑の土を掘って穴をあけ「キュッキュッキュ」と嬉しそうに鳴きながら土まみれになっています。

畑に連れて行くと野菜を食べちゃうし、畑を掘り返して迷惑をしていますが、鶏が楽しいならいいやと思い自由にさせています。

さいごに

鶏の寿命は5~8年と言われています。鶏は卵を産み始め180日ほどは毎日卵を産みますが、徐々に卵を産まなくなります。最初はペットとして飼い始めましたが、時期が来たらこの子たちは絞めて食べようと思っています。それまでにオスの鶏を飼い子孫を残してもらい、この子たちの子供を育て、それを繰り返していこうと考えています。

絞めるのはかわいそうではありますが、それが自然の摂理なのかなぁと今は思うようになりました。

鶏はよく「三歩歩くと忘れる」と覚えが悪いと言われていますが、実際そんなことはありません。後をついてきてくれるし、小屋をあけると家の隣の畑に自分たちで行き畑で遊んでいます。

鶏はめちゃくちゃかわいいです。

とてもかわいい鶏ですが1つだけ難点としては、メスはコケコッコーと基本的には言いませんが、何か用があると朝5.6時の日の出とともに「コッココッコ」鳴き始めます。こちらが二日酔いで、まだ起きたくなくてもお構いなしに起こしてきます。

それと、鶏はトイレをしつけることはできません。なので膝の上にのせて一緒に遊んでいるときでも、お家の中に連れて行って遊んでいるときでも構わず、ウンチをプリッとします。しかもそのウンチはコロコロしておらず水っぽいので、片付けが少々面倒です。

ちなみに鶏の糞は畑の肥料にもなっているので、きちんと発酵させると畑の肥やしになります。

なかなかマンションや都内のお家では鶏を飼うのは難しいかもしれませんが、田舎暮らしをしている方や庭が広い方は鶏を飼ってみてほしいです。おすすめです。

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