ちーぼーです。昨日は八丈島に月に何回か来てくれる美容師さん、さいださんのところでもっさりとした髪の毛を切ってもらいました。
「今回髪の毛どんな感じで切りますか?」と聞かれ、「適当に短くしてください」と伝えると「今までで1番適当な答え返ってきたわ」と、さいださんに笑われてしまいました。
さいださんの美容室は人気なのですぐに予約で埋まってしまいますが、ぜひ気になる方はLINEで連絡をしてみてください。とっても上手なので、私はいつも仕上がりに大満足しています。
今日は朝から畑の島唐辛子で、一味唐辛子を作ったお話です。私、一味唐辛子まで作るようになってしまいました。
自家製一味島唐辛子
お家の畑では25株ほど島唐辛子を育てています。
※まだ残り400粒ほど島唐辛子の購入の予約が入っています。まだまだ大きく育っているので来週発送予定です。もう少々お待ちください!
島唐辛子と言えば緑色の島唐辛子を想像すると思いますが、そのまま放置しておくと島唐辛子も赤く熟します。普段私がネットで販売しているものは緑色の島唐辛子なんですが、上京している間に赤くなってしまったものや、小さいサイズのまま赤くなってしまったものは基本的に販売していないので、それを使って一味島唐辛子を作りました。
緑と赤の島唐辛子の違い
普段島では、緑色の島唐辛子を使います。島唐辛子は成熟が進むほど辛いと言われています。緑色の島唐辛子よりも、赤い島唐辛子の方が辛いということです。この赤い島唐辛子を乾燥させると、さらに辛味が増します。
唐辛子は加熱前後で辛味が変わります。赤い島唐辛子は加熱をすると辛味が増します。実はこれに対して、緑色の島唐辛子は加熱をする前の方が辛いのです。
島ではワサビのかわりに緑色の島唐辛子をよく使います。これは加熱する前なのでとても辛く、緑色の特徴でもある青臭さが魚のくさみを消し、おいしくお刺身を食べることができます。
赤い島唐辛子は辛さを味わうため、加熱して使うか、乾燥させて使うと辛味が増します。緑色の唐辛子は生のまま使用し、赤い島唐辛子は加熱させて使用するのに向いているということです。
島唐辛子一味作り
この赤くなった島唐辛子を食品乾燥機に3日間入れ、カラカラに乾燥をさせました。食品乾燥機のフタをあけるとモワッと辛い温風が漂ってきて、その刺激臭で咳が止まらなくなりました。
カラカラになった島唐辛子は振ると、中でコロコロと種が転がる音がします。
この島唐辛子のヘタをすべてとります。今回は全部で200個近い島唐辛子があったので、地道にとっていきました。ここまでカラカラになった島唐辛子は、指でヘタをつまむと簡単にヘタを外すことができます。
ヘタを外し終わった島唐辛子をミキサーにかけます。種も入っているので、すべて細かく粉砕します。
ミキサーにかけると真っ赤な島唐辛子の一味が完成です。
入れ物に移すときに少しこぼしてしまい、こぼれた一味を舐めてみると口から炎がでるほどの辛さでした。
私は七味よりも一味が大好きで、よく一味を見つけると購入していましたが、今まで食べた一味よりも比じゃないほど辛かったです。
さいごに
この一味はよくスーパーで売られていますが、私は1回の食事で1瓶すべて使ってしまいます。この一味あんまり辛くないんですよね。もちろん人によって個人差があると思いますが、辛い物が好きな私にとってはいくらかけても物足りません。いくらあっても足りないので、いつも業務用の1キロの一味唐辛子を購入し使っています。
この一味は1瓶、28gで240円ほどです。
今回は200粒を使って100gほどの一味しか作ることができなかったので、一味って高級調味料なんだなぁと作ってみて気が付きました。今までは「1回でなくなっちゃうのに、これ1瓶で240円はたけー」って思っていましたが、これが1瓶240円っていうのは企業努力のたまものですね。
どうしても生の島唐辛子よりも、乾燥させヘタもとってしまうので可食部の容量が減ってしまい、それに手を加えたうえで一味1瓶240円。いやぁ、安いです。
来年は島唐辛子の一味も作って販売をしたいと考えていましたが、この1瓶で600円以上じゃないと販売できなさそうです。ですが八丈島の島唐辛子の一味はあまり見たことがないし、激辛という部分では他よりも優れています。もし販売することになったら、みなさん買ってくださいね!緑色の島唐辛子一味も作りたいですよ!
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