ちーぼーです。この日は前日「ちーぼー明日芋掘りするけど来れるー?」と、島の人から電話がかかってきました。ちょうどその日は、仕事が朝9時までだったので「仕事終わったら飛んで行きます!!」とお返事をし、参加させてもらうことになりました。
以前春のお芋掘りのお手伝いに声をかけていただいて、とても楽しかったので「また合ったら声かけてください!」とお願いをしていたのです。
島の人たちとじゃがいも掘り。掘った芋をたくさんいただきました! | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)
この日は南京いもと長いも掘りのお手伝いです。
まず「八丈島で行われている芋掘りとは何ぞ」なんですが、私もよく分かっていません。誰かの山や土地にお芋を植えて、お芋の収穫の時期になったらみんなで掘りに行き、参加した人たちがお手伝いのご褒美としてお芋をもらえるのです。このお芋は出荷されることもないらしく、参加した各家庭が持ち帰りお友達に送ったり自分たちで食べるそうです。
今回行くのは2回目でしたが、結局どなたの土地で掘らせてもらっているのか、掘っている芋がなんの芋かも最後まで分からず掘っていました。
この日参加していたのは20名ほどでした。2度目ましての方もいましたが基本的にはほとんどの方の名前が分かりません。みなさん同士は分かっていると思いますが、私はぽっと出なのできっと「若いねえちゃんがいる」くらいな感じだと思います。
「こんにちは!おつかれさまです!ちあきです!麻雀プロです!新婚さんいらっしゃいにでてました!おじゃましてます!」と、周りにいる方に自分が何者であるか挨拶をしながら芋掘りをしていました(笑)
すると「姪っ子にそっくり」「かわいい顔してるねぇ」と声をかけていただいたり「おう!麻雀屋!こっちにこいよ!」と声をかけてくれ「へい!!!」と走って駆け付けたりと、みなさんなかよくしてくれました。周りの方は40代~80代の方ばかりなので、私はぴっちぴちの若者なのです。
おじいちゃんたちには「これきみに特別にあげるね」とお菓子をいただいたり、ジュースをいただいたりとかわいがっていただきました。
12月の暖かい日差しの下で、お芋を掘りながら麻雀の話をしたり島の話をしたりいろんなお話をしながら、でも手は動かしながら、のほほんとした時間を過ごしました。
私は土いじりも自然も大好きなので、虫を見つけてみたり、変な形の芋を見つけたりと土まみれになりながらもとても楽しかったです。
お昼になると軽トラックの荷台に乗せられて、お昼ご飯が来ます。すべてお母さんたちが島のものを使って作った手作りの料理です。
この日のお昼ご飯はカレーライスです。いつもモリモリによそってくれます。「いやそんなに食べられないよ・・・!」と毎回思うほど、モリモリによそってくれます。
体を動かした後の外で食べるカレーは格別においしかったです。ですが毎回食べすぎてしまうため、お昼ご飯後の芋掘りは過酷です。下を向きながら立ったりしゃがんだりするので、口からカレーが出て来そうになります。何度も「けぷっ、ふう危ない危ない」ってなるのです。
お芋は芋のツルを切る人、トラクターで掘り起こす人、お芋を次回使う用の種芋・傷がついている芋・食べる用の芋に振り分ける人、それを袋詰めする人に分かれて作業をします。
この日は9時から作業をし、最後までお手伝いに参加しました。
帰るとき、山の細道はぶつけたり溝に落ちたりという危険があるため、いまだに初心者マークがついている私のフォローをみんながしてくれました。ちなみにみんなとバイバイし、1人で山を下っているときにソッとこの日も車をぶつけました。
お手伝いのご褒美のお芋です。
長芋と南京芋をたくさんいただきました。ありがとうございます。このお芋はお家で食べたり、実家やお友達に送ろうと思います。
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