あっという間に2月になってしまいましたね、ちーぼーです。
2月からは新しく期間限定でレモン農家さんでのお手伝いをしています。週3回、朝6時45分~16時までのお仕事です。麻雀屋さんで働いている時は10時からのお仕事でも起きるのが厳しく、朝起きるのは苦手でしたが、健康的な生活もあり最近では朝6時前に起きるのもへっちゃらになりました。(二日酔いは除く)
【八丈フルーツレモン】皮ごと食べられる八丈島の特産レモン | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)
今日はそんなレモン農家さんでのお手伝いのお話です。
八丈フルーツレモン
八丈島のレモンは一般的なレモンよりも大きく、黄色~オレンジ色をしているのが特徴です。果肉の苦味が少なく、皮ごとおいしく食べることが出来ます。皮ごと食べられるレモンなんて、八丈島に来て初めて聞きました。
八丈島のレモンを1度食べてしまったら、普通のレモンには戻れなくなってしまうほど、とても魅力的なレモンなのです。
中でも300g以上のものは特選八丈フルーツレモンと呼ばれ、1キロ1600円で販売がされています。
私はこのレモン農家さんで収穫をし、きれいに拭き選別をするお手伝いをしています。
収穫ではこの専用のハサミで収穫をし、カゴに入れていきます。注意したいのが、実はレモンの木にはするどいトゲがはえているということです。服を貫通してしまうほどのトゲで、刺さらないように注意をしながら収穫をしていきます。
私は寒いのでニット帽をかぶって収穫をしているんですが、帽子がトゲに刺さり脱げてしまうことがよくあります。スカートめくりをされたような気分になり、誰も見ていないのに1人で「キャッ」と恥ずかしい気持ちになっています。
収穫されたレモンはカゴに入れ、倉庫に持っていきます。
倉庫の中ではタオルでレモンを拭き、ヘタの部分に花びらが残っているものをつまようじでほじくりキレイにします。
キレイになったレモンは、大きさと傷を見て選別をしていきます。
主に、特選(300g以上の傷の無いもの)・秀M(220g以上の傷のないもの)・秀S(150g以上の傷のないもの)・優L(300g以上のきれいなもの)・優M(220g以上のきれいなもの)・優s(150g以上のきれいなもの)・加工A(皮にさほど傷がないもの)・加工B(半分以上皮に傷がないもの)・加工C(傷がついているもの)の9つに選別をします。
この時レモンを1つ1つはかりに乗せ何グラムかをはかり、傷がどのくらいついているかを確認します。傷の判別がとても厳しく「えっ!これも傷になっちゃうの?秀でいいじゃん!キレイなのに!」というものも、少しの傷で優になってしまうことがあります。
「今まで大切に育てられたレモンだし、せっかくだから少しでも高く売れたらいいなぁ。秀にしたい!」という思いをグッと堪えて選別をしています。
私は1日中この選別という作業をしています。最初の方は1人で「秀・優・優・加工・秀・秀」とブツブツいいながら選別をしていました。ですが、今ではすでに3日ほどお手伝いをしているので、最近ではレモンを見ただけで、だいたい何グラムかが分かるようになりました。きっと今後人生で使うことはないと思いますが、新たな特技ができました。
選別作業をしているときは基本的に1人で行っています。なので音楽を聴いたりしながら作業をしています。最近ではラジオをおすすめされて、ラジコというアプリをとりラジオを聞くようになりました。
ラジオっておじいちゃんやおばあちゃんが聞く渋いものだと思い、今まであまり聞くことはありませんでしがた、聞いてみるとおもしろいですね!芸人さんがやっているラジオもたくさんあり、楽しくラジオを聞きながら作業をしています。
今年はこのレモン農家さんで、約8トンのレモンが収穫できる予定なんだそうです。
この八丈フルーツレモンは最近新しくできた特産品です。まだまだ知名度は低く、これからのレモンです。農家さんも「たくさんできても、売れないと意味ないんだよね~」と、少し悲しそうにお話されていました。
せっかくいいものができても、うまく販売をし売らないと意味がありません。きっと世の中には「すばらしいものなのに、知られていないもの」って、いっぱいあると思うんです。
八丈島のレモンは本当においしく、すでに島の人は虜になっています。最近では島の人たちのTwitterは、このレモンだらけなんです。
ですが、八丈島以外での知名度がまだ低いのは事実です。もっともっといろんな人に八丈島のレモンを知ってもらい、手にとってもらいたいです。私も少しでもこのレモンのために何かできないかなと思い、ブログを書きました。(写真掲載や宣伝は、農家さんの許可済みです。)
また、詳しい購入方法などは農家さんに確認をしてみます。もしご興味ある方は、ご連絡お待ちしております。
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