ちーぼーです。本当はこの日の夜ご飯はラーメンが食べたかったのですが、前日に「明日はムロアジ入れ食いだよ」とおじちゃんからのお告げがあったので、ラーメンを食べたい気持ちをグッと抑え、ムロアジを釣りに行きました(笑)
基本的に【食べたい<釣りしたい】で、食べるよりも釣りをしたい気持ちでいつもいっぱいです。
この日は魚八亭のバイトだったのですが、ムロアジを持ち込み捌いてほしいというお客さんが何人かいらっしゃっていました。そのお客さんたちに「どこで釣れましたか?」と尋ね、この日釣れている場所を教えていただきました。
私はムロアジを釣るべくそそくさとバイトをあがり、制服を脱ぎ捨て急いで釣り場へと向かいました。
お客さんに教えてもらった神湊港のいわゆる「タンク下」というところで釣りをします。
釣り場に着くと釣り人がたくさんいて、みんな海面をのぞき込んでいました。どうやらムロアジの群れが来ていて釣れている様子でした。
私たちもコマセを撒き、自分たちの方にもムロアジが来るように呼び寄せます。
するとこちらにも群れが来てくれ、バカバカ釣れる釣れる。今まで全く釣れなかったのがウソみたいに、たくさん釣れました。
毎回釣れている様子を写真で撮ろうと思うのですが、いざ釣れると夢中になってしまいいつも写真を撮るのを忘れてしまいます。
釣果は1時間でムロアジ23匹と、カンパチの子供のショゴが1匹釣れました。
あともう2匹のショゴは、ノリヒトが夢中になりもともといた釣り人の方に近づきすぎてしまいお祭り(釣り人同士の糸が絡む)してしまい、そのお詫びとしてプレゼントしていただきました。
本当はノリヒトが悪いのですが、釣り人の方が「お祭りしちゃってごめんね。お詫びにショゴ良かったらどうぞ」と言ってくれたのです。お言葉に甘えいただき、その後「1匹じゃ捌くの面倒だろうし、もう1匹どうぞ」と不思議な展開でお魚をゲット致しました。ありがとうございます。
お魚をくれた方が先に釣りを終え「さっきのお魚写真撮ってもいい?息子に送ろうと思って」と声をかけられました。「どうぞどうぞー!」と言いながらも、「え、そんな思い出深いお魚もらっちゃっていいのかな・・・」と、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
ちなみにその方はムロアジを網に入れ海に置いていかれました。よく八丈島の海にはこうやって網が置かれたままになっています。これはムロアジを泳がせ釣りに使うために、生かして置いてあるそうです。
ヘラヤガラがウロチョロウロチョロと、この網に入っているムロアジをずっと狙っていました。
「あっ、このヘラヤガラはムロアジが食べたいんだ・・・。もしこのヘラヤガラを網の中に入れたらどうなるんだろう・・・。全部丸飲みしちゃうのかな・・・。」と、ヘラヤガラを網の中に入れたいという好奇心でいっぱいになりました。
とはいえ、もちろん人のお魚なのでそんなことはできません。自分のムロアジだったら好奇心に負け、ヘラヤガラを網の中に入れ観察をしていたと思います。
今日はたくさんムロアジが釣れたのでムロアジざんまいです。
お刺身
なめろう
アジフライです。
これでもかとムロアジ料理を作りました。特にアジフライはめちゃくちゃおいしかったです。釣れたてなので身がふわっふわで、今まで食べたアジフライの中で1番おいしかったかもしれません。
次の日は自家製梅干しと畑で採れたシソをムロアジで巻き、それを焼きと揚げにしました。
これまた絶品。お酒が進みます。
焼きも揚げもおいしかったのですが、ムロアジは脂があまりないので焼きよりも揚げの方がおいしかもしれません。ぜひムロアジが釣れた時は、作ってみてほしいです。
とうとう念願のムロアジ入れ食いになり、私はとってもハッピーです。この日は地元の釣り人も多く知り合いもいて、釣り場でみんなでワイワイしながら釣りをしました。
観光客の親子連れもいたのですが、地元の人が教えてあげたりしてステキな空間でした。
ちなみに残ったムロアジは全てアジフライにして、バーベキューの差し入れで持っていきました。なのでお家にはもうムロアジはいません。心置きなく、またムロアジ釣りに行けます!
はやくムロアジ釣りに行きたいなぁ~♪
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