【旅行者必見】釣ったお魚を捌いてくれるお店

釣り

台風も無事に通りすぎてくれましたね、ちーぼーです。

木曜日はバイト中に、報道で訪れていたテレビ局の人をちょこちょこ見かけました。どのテレビ局でも八丈島の様子が流れていましたね。

直撃と言われていた金曜日はアルバイトが2つ入っていたのですが、両方ともおやすみになったのでお家でゴロゴロして過ごしました。

外に1歩も出ていないので、実際台風がどれくらいすごかったかは分かりません。外からはゴゴゴゴという音がしていました。

土曜日の朝、畑に置きっぱなしにしてしまったバケツを「やばーいなくなっちゃってるかも」と思い、見に行きましたがバケツは1歩も動かずチョコンと立っていました。

今回の台風は結果的には、あまり脅威ではなかったような気がします。

「普段から八丈島は雨や風が強い日が多いので、それに比べたらマシというか、普段の方がすごいよ。」というのが現地からの感想です。

台風が来ている最中、ふと「台風後はお魚が釣れやすい」と聞いたことあるなぁと思いだし、台風が去った土曜日に釣りに行きました。

こちら釣果です。堤防でピチピチ跳ねていたのを拾いました。

こんなに小っちゃな生きているお魚を見つけたのは初めてです。もはや、私が生みの親みたいな気持ちになったので、大きくなったら私のところに帰ってくるんだよ。

今日のブログは、観光で釣りをしたい時にどこでレンタルができるのか・どんなお魚が釣れて食べられるのか・釣ったお魚を捌いてくれるお店について書きました。

レンタル釣り具

神港つり具

八丈島で釣具レンタルをするなら神港つり具 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

よくTwitterで見かけるのが、神湊漁港の目の前にある神港つり具です。釣りに行くと、神港つり具と書いてあるクーラーボックスを持っている観光の方をよく見かけます。

レンタルさんの釣果などをTwitterに載せているので、その日の釣果の参考にするといいかもしれません。

上州屋菊池釣具

八重根港の近くにある上州屋菊池釣具店 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

こちらは八重根港の近くにある釣り具店です。

あまり知られていませんが、こちらでもレンタル釣り具をやっているそうです。八重根で釣りをする際は、こちらで借りるのがおすすめです。

観光の人がよく釣るお魚

飲食店で働いていると、この時期よく持ち込みのお魚があります。その中でおいしいお魚を持ってくる方もいますが、「えーこんなの持ってこられてもおいしくないよ」というお魚もあるので紹介したいと思います。

ムロアジ

釣れるとうれしい度 ◎

この時期1番多いのがムロアジです。ムロアジの群れが入ってきているので、1日なん十匹と持ち込みがあります。

ここで注意したいのが、ムロアジを釣るときはクーラーボックスを氷でいっぱいにしなければいけないということです。お魚全般そうですが、氷できちんと冷やさなければいけません。その中でもムロアジは痛むのがはやいので、必ず氷に漬けることが必要です。

おいしい食べ方は、お刺身・なめろう・アジフライです。脂身が少ないので煮つけや、塩焼きにすると少しパサパサしています。

オヤビッチャ

釣れるとうれしい度 △

オヤビッチャは、島の人はあまり食べません。もちろんお魚が釣れるとうれしいものですが、オヤビッチャが釣れると「あーオヤビッチャかー・・・」となるようなお魚です。

骨が多く食べるところがあまり少なかった気がします。私はお刺身で食べたことはありませんが、淡白なお味なんだそうです。

飲食店に持ち込むと、だいたい塩焼きになります。

ショゴ(カンパチのこども)

釣れるとうれしい度 ◎

この時期はムロアジ狙いでサビキをしていると、カンパチのこどものショゴがよく釣れます。実はカンパチは小さいと、黄色っぽい色をしているんです。

釣った後、2.3日熟成させるとおいしいお魚です。

おいしい食べ方は、お刺身・カルパッチョ・塩焼きなどです。何してもおいしいです!

ナンヨウカイワリ

釣れたらうれしい度 ◎

カイワリはなかなか釣れないですが、とってもおいしいお魚です。シマアジよりもおいしいという人がいるくらい、実はこの子は美味なのです。

なかなか流通することがないので、知らない方も多いと思いますがお腹のところに黄色い斑点がついているのがナンヨウカイワリの特徴です。

血合いが少なく透明な白身は、旨みがあるのでお刺身がおすすめです。他にもフライや塩焼きで食べることができます。

ダツ

釣れたらうれしい度 ×

ダツは島の人のほとんどが食べません。するどい歯で糸を傷つけてしまうので、釣り人に嫌われている傾向があります。

本当は食べるとおいしいお魚で、私はお家で捌いて食べたりします。うなぎのように蒲焼きにしたりするとおいしいです。

ですが、まず飲食店では捌いてもらえないと思います。捌くのがめんどうなうえ、食べるところが少ないので「次の日の釣りのエサにしてね」と返されてしまいます。

なので釣れても、そのまま海に返してあげるのがいいかと思います。

ササヨ

釣れたらうれしい度 △

八丈島はよくササヨが釣れます。別名「ババタレ」とも呼ばれ、釣り上げるとうんちをしてしまうのが特徴です。

冬のササヨはくさみも少なく食べやすいですが、夏はくさみが強いのであまりおいしいとは言えません。

飲食店に持っていくと、「ちょっと臭みがあると思いますがー」と言って一応捌いてくれます。島の人は昔からお刺身にし、酢味噌に合えて食べています。郷土料理のような感じです。他にも塩焼きにすると臭みをあまり感じず、いいかもしれません。

ソウシハギ

釣れたらうれしい度 ×毒

ソウシハギは基本的には食べられません。内臓に猛毒があるので食べる人はいません。

私は一度内臓をキレイに取り、ソウシハギの白身のお刺身を食べたのですがフグ刺しのような感じでおいしかったです。ですが、命の危険があるのでダメです。

もちろん飲食店に持ち込んでも、捌いてもらえないので海に返してあげてください。

ハリセンボン

釣れたらうれしい度 △

沖縄ではアバサー汁と言って、身と肝を溶かした味噌汁は絶品です。周りの皮も1本1本針を抜くと、フグ皮ポン酢のような食感でとてもおいしいです。ただ、中を開くと身はほんの少ししかなく、200~300本ある針を手作業で抜くのは超大変。

おいしいとは言え、食べるまでに大変なお魚です。

見るからに捌くのが大変なハリセンボンは、飲食店に持ち込んでも捌いてくれないです。フグの免許がないと捌けないからです。

自分たちで食べる分には自己責任です。一応毒はないと言われていますが、食べる際はお気を付けください。

こちらも基本的には海に返してあげるとよいです。釣れるとぷくーっとふくれあがり、海の上をぷかぷか浮きながら帰っていく様はとても愛らしいです。

持ち込みのお魚を捌いてくれる飲食店

八丈島でお魚を持ち込み捌いてくれるお店は、

・お食事処通 猫さんたちがお出迎え、早朝から深夜まで開いている居酒屋通 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

・魚八亭 満席の日が多いので予約必須、魚八亭 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

・梁山泊 【八丈島1番人気の飲食店】夏はもちろん冬も予約がいっぱいで、いつもキャンセル待ちの郷土料理屋さん 梁山泊 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

・イーストサイド茶屋 釣った魚も捌いてくれる、オシャレ茶屋イーストサイド茶屋 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

などがあります。他にもあると思いますが、私が今把握しているお店です。

お魚の持ち込みをする際は、まず電話で持ち込みをしていいか確認をします。大丈夫であれば、お魚は食事をする前にできるだけはやく持っていきましょう。調理をする前にお魚を捌いたり、下処理をしなければいけないので時間がかかってしまうからです。

きっと自分で釣ったお魚は格別においしいと思います。八丈島でお魚を釣って食べ、楽しい思い出を作って行ってください♪

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