初めてのぶっこみ釣りで高級魚アカハタ祭り

釣り

半袖短パン焼けの、ちーぼーです。毎年ダサい日焼けのあとが残るので、どうしたものかと悩んでおります。

以前TwitterのDMにメッセージが届きました。

どうやら「八丈島に行くので釣れるポイントを教えてほしい」ということでした。

私もそんなに釣りに詳しいわけではありませんでしたが、私が教えてあげられる範囲でお返事をしました。

すると後日、おっきなイシガキダイが釣れたと報告が来ました。

「私の教えてあげたやつ全く関係ないやんけぇ!!っていうか、ちぼイシガキダイ釣ったことないしずるー!え?冷凍アサリで釣れたの?ちぼもやってみよー。」と、逆に旅行に来た人に教えてもらい、冷凍アサリを購入し、イシガキダイ狙いで初めてのぶっこみ釣りをしに行きました。

場所は軍艦堤防の先端です。よく周りの人たちがここでイシガキダイを釣っていたので、軍艦堤防にしました。

ぶっこみ釣りとはオモリとハリをつけただけの簡単な仕掛けの釣りです。エサは冷凍アサリと家で冷凍焼けしてしまった魚を切り身にし、塩漬けにして持っていきました。

釣りをはじめ、仕掛けを投げるとコツンコツンと食べている様子で、すぐにエサを持って行かれてしまいます。食べられないよりはマシなので、何度もエサをつけ投げ続けます。

私はそうそうにイシガキフグを釣りました。「ちがうちがーう。イシガキはイシガキでもきみじゃなーい。」ということで、いつもは連れて帰りますが今回は海に返しました。

するとノリヒトにアタリがありました。

あまり魚の引きもなくちっちゃなエソか何かかと思いましたが、30センチほどのアカハタでした。

「おおおー!アカハタじゃん!しかも割とおっきい!すごい!!」と私は大興奮。ノリヒトもはじめてアカハタを釣ったので、とてもうれしそうにしていました。

その後もノリヒトはひょいひょいアカハタばかりを釣り上げていました。

「ちぼちゃん。アカハタの釣り方を教えてあげるよ。まずねエサはこんな感じにつけるの。皮目から通して、ハリが見えないようにね。そしたらひょいって投げて底までオモリを落として、底に落としたら一巻きするの。あ、底にオモリつくの分かる?大丈夫?」とご機嫌なノリヒトは饒舌でした。

その一方で私だけ釣れていなかったので「オモリ底につくの分かるわ。何よ今更。ふんふん」と、私は不満げでした。私が2人分の仕掛けを準備しエサも事前に作り、いろいろ調べてきたのに、さもオレのぶっこみ釣りのように語るノリヒト。

「くそおおおお。なんでだよおおお。」と悶々としながら投げ続けましたが、コツンコツンというアタリはあるものの、釣れる様子はありませんでした。

陽も落ちてきて「もう満足したから帰ろー」とノリヒトに言われるものの、「いいや、釣るまで帰らない。」と粘り続けるちぼ。しかしエサは残りわずかしかありませんでした。

すると、ググッというアタリがあり私はリールを巻きました。しかし、巻いても手ごたえがなく「あれー外れちゃったかな・・・」と思いステイし、またちょっと巻いてみると「いや、ちっこいのが食ってる!」と仕掛けを回収することにしました。

すると、サイズは小さめでしたが私もアカハタをGET。なんとかこの日初めてのお魚をGETすることができました。

結局アカハタを私が1匹、ノリヒトが4匹釣りあげこの日の釣りは終了です。本当はまだまだやりたかったんですが、切り身のエサもなく陽が暮れて見えなくなりそうだったので諦めました。

さっそくお家に帰り釣れたばかりのアカハタを捌きます。

生命力が強いのかな?クーラーボックスに入れて持って帰ってきたアカハタたちはみんなまだ泳いでいて、まな板の上でピチピチと跳ねていました。

アカハタは、暖かい海域によくみられる高級なお魚です。以前は、日本も一部地域にしか生息していなかったみたいなんですが、温暖化の影響で割といろいろなところで釣れるようになりました。それに加え、夏が旬のお魚だったそうなんですが、今では1年を通して釣れるようになったそうです。

このブログで何度かお伝えしていますが、性転換をするお魚がいます。アカハタはだいたい30センチを超えるときに、オスからメスに性転換をします。

よく「小さいハタやカサゴはリリースしなきゃいけない」という話を聞きますが、性転換をし卵を産む前に釣ってしまうと、次の子が育たないからというのが理由なのかもしれません。

ちなみに八丈島ではアカハタを釣るときは、生き餌での釣りNGなんだそうです。

みんなのため未来の自分のため、お魚たちのためにもこういったルールは守って釣りをしたいです。

そんなアカハタは、八丈島ではアカバと呼ばれ味噌汁にしてよく食べられています。

今回はそんな味噌汁、お刺身、煮つけにしていただきました。

お刺身は皮つきで、皮目を炙ってあります。

高級魚と言われるだけあって、どれも絶品でした。特にお刺身は旨みがありコリコリ食感がやめられない!

次は何釣りをしようかなぁ。カツオが釣りたい!!!

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