ちーぼーです。仕事中にお店の前でうずくまる子猫を見て見ぬふりをできず、拾ってきてしまってから今日で10日が経ちます。
1日目 風邪をひき、目ヤニで目がくっついてしまい鼻もぐちゅぐちゅ。ガリガリで骨だらけでした。
病院に連れて行き薬をもらい、家でお風呂に入れ温めました。
2日目 エサをモリモリ食べ、やっとうんちとおしっこを無事してくれました。目は相変わらず開きません。
3日目 まだ目ヤニ鼻水が出ますが、ちょっと目が開いてきました。くっつかなくて良かったです。
この日から私は大阪へ行き、かわりにノリヒトが八丈島へ帰ってきました。とはいえ顔を合せなかったので、置手紙です。
お薬をあげること・他の猫とは風邪やウイルスがうつるかもしれないので接触させないこと・ノリヒトが上京から帰ってくるまでに保護猫ちゃんはいなくなっているかもしれないことが書いてあります。
実は、もともと拾ったときから保護猫施設の方に相談をしていました。我が家には猫がたくさんいるため飼うことは難しく、また島の猫はエイズや性病が多いのでうつってしまったら困ると思い相談し、落ち着いたら保護猫施設の方にお預けする話になっていたのです。
なので私が島に帰ってきて風邪が治り次第、保護猫施設の方にお渡しする予定でした。
8日目 大阪から帰ってくると、ノリヒトが看病してくれていたおかげで、目も鼻も良くなっていました。甘えん坊ちゃんでとってもかわいいです。
9日目 私のことをベッドかなにかだと思っているのか、体の上にずっと乗っていました。
この日、飲み薬がなくなったので薬をもらうのと、エイズ性病の検査をするために動物病院へ連れて行きました。
前述したとおり、島の猫はエイズや性病にかかっている可能性が非常に高いと聞いていました。もしエイズだったらどうしよう。保護猫施設の人から受け入れを断られてしまうかもしれない。でもどちらにせよいつかは検査をしなきゃいけないし、家で保護するにも心配なので検査をしておこうと勇気をだして連れて行くことにしました。
連れて行き、まず体重を測ると300gほど増え1キロピッタリになっていました。保護猫ちゃんを診てもらうと、風邪もほとんど完治しているが念のため飲み薬を処方されました。
肝心の、エイズ性病の検査は費用は3000円ほどで10分で結果が分かります。看護婦さんに「島の猫はエイズが多いと聞いたのですが、だいたいどれくらいの割合なんですか?」と尋ねると「体感ですが30匹に1匹くらいだと思います。」と言っていました。思ったよりも少なくて、ちょっと安心しました。
保護猫ちゃんの採血をしてもらい、ソワソワビクビクの10分間です。こんなに長い10分はなかなか今までで体験をしたことがありません。
検査結果が良かったらうれしくて泣いちゃうし、病気にかかっていたら悲しくて泣いちゃうしで、どちらにしても私が泣いちゃいそうだったので謎にマスクをしていっていました。待っている時から私は泣きそうでした。
5分くらい経ったころ、先生がこちらにきて「とりあえず今マイナスって出てるし、だいたい大丈夫だと思うよ」と言ってくれました。
「うおおおおーんよかったああああ!!」と思いつつ、まだ喜んじゃいけないと思いグッと我慢していると、また先生がきて陰性のキットを見せてくれました。「うおおおおーーーーん、良かったなぁねこー。えらいよーーー涙」
無事に検査の結果陰性でした。
ちなみに、陽性がでてしまった場合でも子猫の場合は先天性と後天性があるらしく、陽性が陰性に変わることもあるそうです。1度陰性が出たものに関しては、もう外に出さない限りは陰性なんだそうです。
いやあ、一安心です。これでお家で保護をしていても、心配はありません。本当に良かったです。
猫ちゃんに「良かったねぇ!陰性だってよ!」というと、無反応でした。
お会計を済まし動物病院を出て、ルンルンで車に乗り帰る準備をしました。ですが、なんだか本当に陰性だったら陰性で平気なのかなと心配になってしまい「あのすいません、陰性でいいんですよね・・・?もういいんですよね・・・?」と確認をしに病院に戻って聞いてしまいました。
「もう大丈夫ですよ」とニコッと笑ってくれ、また泣きそうになってしまいました。
お家に猫ちゃんを連れて帰り、はじめてちょっとだけルームツアーをさせてあげました。ピョンピョンとお家の中をかけめぐり、他の猫たちは全員逃げて行ってしまいました。
まだ一応風邪が完治していないので、1週間くらいは他の猫とは接触させないようにしたいと思います。
10日目 朝からミーミー今日も元気にモリモリ食べ、モリモリうんちをしています。ネットで子猫用のエサと首輪を買ったので、届くのが楽しみです。
とりあえず保護猫施の方には風邪が治るまで、預かりたい旨をお伝えしました。来週はノリヒトも帰ってくるので、保護猫ちゃんと一緒に帰りを待ちたいと思います。
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