ちーぼーです。
ししが脱走し4日間行方不明になっていましたが、無事に捕まえることができました。たくさんのご心配をおかけして、すみませんでした。そしてご協力いただいた方々ありがとうございました!
今回何が起こっていたのか少しだけ説明したいと思います。
17日お家に帰ってくると、玄関の扉が少しあいていました。これはまたおにゃんこぽんが脱走しているかもしれないと思い、探してみると案の定おにゃんこぽんは不在。実は5度目くらいの脱走でした。
ですが毎回夜になると、ちゃんと帰ってきていました。はじめておにゃんこぽんが脱走した時は慌てましたが、帰ってくることが分かっていたのであまりもう気にすることはありませんでした。
この日の夜、いつものように玄関を少しあけたまま、おにゃんこぽんが帰ってくるのを待っていました。ですがなかなか帰らず、次の日も朝はやいので少しあけたまま、私は寝ることにしました。
これがことの元凶です。
おにゃんこぽん以外の猫3匹と犬1匹は、夜になるといつもぐっすりベッドでいっしょに寝ているので脱走はしないものと勝手に思い込んでいました。
18日の朝方3時ごろ、おにゃんこぽんはベッドにやってきて無事にお家に帰ってきました。なので扉を閉め、私はもう1度就寝し朝6時ごろ起床しました。
朝起きた時ししの姿は見えませんでしたが、家の中にはベッドの下やらいろいろと隠れる場所があるため、さほど気にせずヨガをし仕事へと行きました。
そして夕方ごろ帰宅し「そういえばししくんの姿見えなかったけど大丈夫だよな」と家の中を探しましたがどこにも見当たらず、やっとお家にいないことに気がついたのです。
まあとはいえ、いつもおにゃんこぽんは夕方から深夜にかけて帰ってくるので、どうせ遠くにはいってないだろうし帰ってくるだろうなと、まだ探すことはしませんでした。
おにゃんこぽんがはじめて脱走したとき、探しましたが見つけることはできず、庭で見かけたとしても近づくと逃げてまた森に入って行ってしまうので、放っておいた方が帰ってきやすいだろうなとも思ってしまっていたのです。
この日の夜ししが帰って来れるようにと、また玄関を少しあけていました。

しかし19日の朝になっても、ししくんは帰ってくることはありませんでした。ここでようやくことの重大さに気がついたのです。私は、捕獲機を借りTwitterで呼びかけ、迷子猫のチラシを作成しました。

庭にはトイレ砂を巻き、捕獲機を2つ仕掛け、ご近所さんに作成していた迷子猫のチラシを配りました。ご近所さんにいなくなったことをお話しすると「私も昔ロシアンブルーを飼っていたんだけど、1ヶ月見つけられず結局道路で亡くなっていたのを発見したんだよね・・・あっ、ごめんねこんな話をして。でも見つけるのはなかなか難しいかもしれない。」「近所に猫を虐待する人と、勝手に人の猫を連れて帰ってしまう人がいるから気をつけてね。」と、お話しをしてくれました。
もちろん心配して言ってくれているのですが「もしかしたらもう会えないのかもしれない」と、私は涙目になってしまいました。
ちなみに実はこのときもまた、おにゃんこぽんも脱走をしていました。
なんで毎回こんなことが起きてしまうのかというと、我が家の家の中にはドアというものがベッドの部屋に1つしかなく、それにも冷房や暖房が効きやすいようにと、部屋のドアを閉めてもペットが自由に出入りできるようにDIYで穴を開けてしまっていました。なので家の中で閉じ込められるような場所がなくなってしまったのです。
この日の夜になり、おにゃんこぽんはいつものように「にゃー」と言いながら帰ってきました。毎回帰ってくると一言「にゃー」と言ってからお家に入ってきます。本当に外が好きで探検して、お腹が空いたら帰ってくる、たくましいやつです。



ししを探している時におにゃんこぽんは何度も外で見かけましたが、まあ捕まえられもしないし、声をかけても自分のタイミングでしか帰ってきてくれはしないのです。

おにゃんこぽんには、ししくんが見つかるまではゲージに入ってもらうことにしました。
そこからはがむしゃらにししを探しながら、どうやったらししが見つけられるのかをネットで調べました。
猫を探すには暗くなってからの方が、猫も行動をし始めるので見つけやすいとネットに書いてあったので、夕方から改めて探しました。暗くなり、軒下や車の下・茂み・エアコンの室外機の下など隙間という隙間に、ライトを照らしていきます。そうすると猫の目が光って探しやすいんだそうです。
しかしどこを探しても見つけることができず、もしかしたら誰かに拾われちゃってもう会えないかもしれない、ししはオスなので縄張り争いに負け遠くにいってしまったかもしれない、誰かに捕まえられて殺されて捨てられてしまったかもしれない、どこかで事故に巻き込まれているかもしれないと最悪の事態を考えることがやめられませんでした。
夕方から朝方まで探しては休憩し、探しては休憩しでほとんど寝ずに探しました。寝ずにというか、もはや眠れるような状態ではありませんでした。探していないと落ち着かず、最悪の事態ばかり考えてしまい、探している時が一番気が落ち着くという感じでした。
20日の朝になり、警察署・役場・保健所への問い合わせ、スーパーへ迷子猫のチラシを貼ってもらいに行きました。
警察署では、遺失物届という形で申請を出しました。八丈島ではこういったことが多いらしく、作っていた迷子猫のチラシは受け取ってもらうことはできませんでした。代わりに書類にししの特徴の似顔絵絵を描いて欲しいと言われ、描きました。手が震えてうまく描けず、へんちくりんなししができあがってしまいました。
ネットで調べた際、役場と保健所にも申請を出すと書いてあったため行きましたが、八丈島の役場と保健所では特に何もできることはないそうです。
他にも都内の猫探偵に依頼相談の電話もしました。19日にも実はA社に電話をしていたのですが、3日で15万円・渡航費宿泊費で15万で全部で30万円と言われていました。このときはまだ自力で見つけられるかもしれないという気持ちと、30万払って絶対見つかるならいいけどそういうわけでもないし・・・という気持ちで、金額を聞いてやはりやめようと思っていました。
そして20日になり、知り合いが「猫探偵ニャン吉っていうところ評判いいらしいよ」と教えてくれ、改めて違う猫探偵に電話をしました。ここは3日で6万6000円でA社よりは費用が安かったのです。
電話をし「東京なんですが、実は八丈島という離島なんです。飛行機と船で来れるんですが、観光シーズンで多分飛行機はとれないし、宿も微妙かもしれません。」と伝えると「依頼を受けることはできますが、行けるか調べて夜までにかけ直します」と言われました。

それから電話を待ちながら、お家に帰ってからは、他にもネットに猫の匂いのするおもちゃや使っていたものを外に出すと、匂いでお家に帰ってきやすいと書いてありました。他にも、夜暗くなってもお家があることをわかりやすいようカーテンを全てあけ、全ての部屋の電気をつけ、いつも見ているyoutubeを流し、ここにお家があるよというアピールをしました。
夕方になり猫探偵から折り返しの電話がきました。「行けますがはやくても25日になってしまいます。それと少し調べましたが、お家の周りの茂みにいる可能性は低く、住宅の軒下や隠れやすい場所にいることが多いです。捕獲機はたくさん置けばいいというわけでもなく、状況によります。まわりに野良猫が多いと言っていましたが、立場の弱い猫が捕まりやすいですよ。」と、私がアバウトに説明していた地理などを地図で調べてくれ、心配すぎていろいろ電話で聞いてしまったことに対しても、親身に答えてくれました。
とりあえず、25日にお願いするかどうかは22日までに伝えて欲しいと言われたので、一旦保留にさせてもらうことにしました。22日までに見つけられなければ、私はお願いするつもりでした。
電話を切り、それからまた捜索をはじめました。
今週は仕事以外にもボランティア活動の会議や、地域活動の会議、飲み会などが入っていましたが事情を説明し全て欠席する旨を伝えました。
すると「今からいっしょに猫探し手伝うよ」と声をかけてくれた方がいて、おうちまで来てくれいっしょに探すお手伝いをしてくれました。2時間くらいいっしょに探してくれていたんですが、きっと帰るって言いづらいだろうなと思い「あとはひとりで探すから大丈夫です。ありがとう!」とお伝えし、そこからまたひとりで探すことにしました。
もうずっとろくに寝ていなかったので、幻聴は聞こえるし少し白い大木はししに見え、空き缶が光ると猫の目に見え、幻覚のようなものも見えるようになっていました。少しのことでもイライラしちゃうし、ゲロ出ちゃうし、精神的にもいっぱいいっぱいでした。
倒れてしまってはししを探せないと思い、少し寝ようと庭のサウナチェアに寝そべって休憩をしていると捕獲機の方から物音がしたのです。懐中電灯で照らしてみると、昨日捕獲機に入っていた近くの黒猫ちゃんでした。昨日捕まった時あんなに慌てていたのに、また来るんかい!と少し笑ってしまいました。
ちなみに私のご近所で餌をもらっている子で、その餌をあげている方に「庭に捕獲機をおくので、もしかしたらこちらの猫ちゃんを捕まえちゃうかもしれません」と伝えてありました。

また捕獲機に入らないように「あっちいってね」と伝え、黒猫ちゃんにはとりあえずおかえりいただきました。
なんだか黒猫ちゃんを見てから少し元気が戻ってきて、また気合いを入れ私は探し始めました。そういえば猫探偵さんは茂みにはいる可能性低いっていってたし、今まで探す範囲ではなかった少し遠くの住宅まで行ってみるかと遠出をすることにしました。
歩きながら懐中電灯で照らしながら、「ししーししくーん」と声をかけていると遠くから猫が歩いてきました。この辺は野良猫だらけなので「まあまた野良猫か」とじーっと見てみると、明らかに足が短かかったのです。
「ん!?」と思い、慌てず少しずつ近づいていくと物置へと逃げて行ってしまいました。ですがこれはししに違いないと、このとき自信に満ち溢れていました。
物置へ「おじゃまします・・・」と入らせていただき、ちっちゃい声で「ししーししー」と奥から照らして見ていくと、ししくんがいたのです!物に隠れてししのところまで手が伸ばせず、もしかしたらガッと捕まえれば捕まえられるかもしれませんでしたが、それでびっくりして逃げられると困っちゃうので、とりあえず名前を呼び続け私の手の匂いを嗅いでもらうことにしました。
するとししも私だと気づいてくれたらしく、名前を呼ぶとニャーと答えながら少しづつ近づいてきてくれ、ここまできたら抱っこできると思い懐中電灯を咥えながら、両手でししを抱っこし捕まえることができました。
夜中の1時半ごろ、お家から150メートルほど先で捕まえることができました。
抱っこしてお家に帰りながら、ししーししーと呼ぶと毎回「にゃーにゃー」と答えてくれ、ぎゅーっとしながらししの匂いをかぐと土の香りがしました。よく脱走している期間が長くなると、自分の猫ちゃんか分からないほどに顔つきや目つきが変わるといいますが、ししは目がまんまるで優しい目つきのまま帰ってきてくれました。


お家に着き全ての扉を閉め、ししを床に置くとさっそくお水を飲みご飯を食べていました。チュールを3本あげながら、怪我をしてないかもしゃもしゃ毛をめくりましたが特にはなにもありませんでした。ただ、足が短く小太りだったのでお腹がいつも床につきそうでしたが、少しシュッとした感じがありました。
少し落ち着き、Twitterや協力してくれた方に捕まえたことを報告しました。

そしておにゃんこぽんも久しぶりにゲージから出し、ししをベッドに連れて行き撫でているとおにゃんこぽんが我先にとししに甘えていました。
この4日間最悪な事態ばかり考え涙が出たこともありましたが、泣いてもどうにもならないし、辛いのは私じゃなくてししだから泣いちゃだめだとずっと堪えるようにしていました。ですが見つかったうれしさから、それからおんおんとひとりで朝まで泣き続けてしまいました。

ししは泣いている私の隣で、安心したようにひっくり返って寝ていました。
今回見つけられたのは、いっしょに猫を探してくれた方がいたからこそ私は遠くまで探しに行けたし、猫探偵ニャン吉さんが電話で地図を見ながら親切にめぼしい場所を教えてくれたので、ししを見つけることがでだと思っています。
他にも、捕獲機を貸してくれた方、捜索願いのチラシをコピーしてくれた方、「明日の朝そっちいっていっしょに探すよ」と声をかけてくれた東京の友達、チラシを貼っていたくれたお店の方、Twitterで拡散してくれた方々も本当にみなさまありがとうございました。

今後は2度とこのようなことがないように、のぼれにゃんというゲートを購入しました。明日届く予定です。

脱走から帰還し1日経ち、今日はししを動物病院に連れて行き診てもらいました。お世話になった方々にもお礼を言いに挨拶まわりに行き、猫探偵ニャン吉さんにはチュールを送らせていただきました。
本当はこの4日間、もう会えないかもしれないと何度も思ってしまうことがありました。でもそんなことを考えたらダメだと思い、強い気持ちで諦めず探し続けて本当に良かったです。そしてししくんごめんなさい。
あれからというもの、ししはお家の中で私のあとをずっとついてきてくれます。おにゃんこぽんは2日連続で外に行けていたのに、管理が厳重になったことを察したのか「うぅー」と不服そうな顔でこっちに訴えかけてきます。残念だけど、もう外には出られないからな!!!!!

そして最後になりますが、八丈島では毎日のように迷い猫のポスターが貼ってあります。今回学んだことが参考になればと思います。
・猫は夕方から朝方にかけて行動し、家に帰ってくることが多い
・帰ってきやすいように扉を少しあけておく
・家から200メートルまでがだいたいの行動範囲(室内猫かにもよるし性別にもよる)
・探す時は懐中電灯で照らすと猫の目が光って分かりやすいので、夜中から朝方にかけて探す方がよい
・家のまわりの草陰よりは、住宅の下や隙間にいる可能性が高い
・家のまわりにトイレ砂・においのするおもちゃを置く
・捕獲機を設置すると野良猫の立場の弱い猫が捕まりやすいらしい(実際に捕まっちゃった黒猫ちゃんの話を、餌をあげている方にすると「黒猫ちゃんは遠慮がちで、もともと強い子ではなかった」と言っていました)
です。探している方の他の猫ちゃんたちが無事見つかりますように。



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