地元1番人気、ヒノキ香るふれあいの湯

ちーぼーです。

先日キッズ連れの麻雀プロ夫妻が八丈島に遊びに来て、一緒にゲームをしたり観光地巡りをして遊びました。その時にキッズが「かるたをやりたい！」というので、みんなでかるたをすることにしました。

すると、やりたかったのはかるたを読む係でした。「なんでかるた読むほうやねん」という大人たちの総ツッコミがはいりながら、突如麻雀プロだらけのかるた大会が始まりました。

このかるたは八丈島の方言を使ったかるたです。八丈島は「鳥も通わぬ」と言われ絶海の孤島だったので、使われていた言葉は縄文時代と弥生時代の間で、日本で一番古い日本語ではないかと言われているそうです。しかし、時代とともにテレビ文化が進み、話者が少なくなり日常生活で使われなくなってきてしまいました。なんとか八丈島の方言を残そうということで作られたのが、この八丈島かるただそうです。

たしかに八丈島のおじいちゃんやおばあちゃんと話をしていると、少し方言があります。八丈島には方言はないと思っていたので、方言フェチな私は聞いたときに嬉しい気持ちになりました。

そんな方言が使われている八丈島かるたで、勝負ははじまりました。案の定、麻雀プロたちはガチガチで、それはもう「ちはやふる」の世界でした。私は結局5枚ほどしかとれず惨敗しました。麻雀プロは瞬発力もいいんですね。

今回はふれあいの湯という温泉の紹介なのですが、ここの休憩所にこのかるたの宣伝が貼ってあったので、みんなとかるたをしたことを思い出しました。キッズが「ちーぼーちーぼー、ちーぼーの隣座っていい？」ってずっと一緒にいてくれて、本当にかわいかったです。私もはやくこどもが欲しいなぁと思いました。

ふれあいの湯

【住所】東京都八丈島八丈町樫立1812−3

【アクセス】バス停「樫立温泉入り口」

【営業時間】10:00～22:00(入21:30迄)

【定休日】月

【料金】大人300円／小学生100円

【電話番号】04996-2-5570

樫立にある地元の方に1番の人気と言われている町営の温泉です。八丈島の温泉全般そうなのですが、入浴料300円は嬉しいですよね。タオルは有料で、シャンプー・ボディソープ・ドライヤーは常備されています。

お店に入りカウンターで、コロナ対策のための名前と電話番号を記入し、体温を測り、料金を払います。むかって右側が男性用風呂で、左手が女性用風呂です。のれんをくぐると鍵付きのロッカーが15こほどあり、そこに荷物を入れてお風呂に入ります。

源泉かけ流しで、内風呂と露天風呂があります。日によって変わるのかもしれませんが、露天よりも内風呂の方が少し熱かったです。ヒノキの浴槽はいい香りがして、匂いだけで心がやすらぎます。お湯は塩分が強く少し濁っていて、手が傷だらけの私は少ししみました。

私が行ったときは、お客さんは3人で混んでおらずゆっくりすることができました。体と頭を洗って、内風呂に入りのんびりしました。10分程浸かりシャワーで頭から水を浴び、露天で外気浴をし、またお湯に浸かり水を浴びて外気浴をしてを繰り返しました。

男性と女性のお風呂の仕切りが、他のお風呂屋さんより少し低く3㎡ほどで男性の声が隣から聞こえてきます。私は露天に入っていた時に、観光客の若い男性と地元のおじいちゃんであろう2人がお風呂で知り合ってお話をしている声が聞こえました。お昼から温泉に浸かりながら、のどかな二人の会話を聞きのほほんとして幸せでした。

お風呂を上がり休憩スペースで涼みました。休憩スペースも居心地がよく、自販機や無料のお水を飲むスペースがありゴロゴロすることができます。浴槽を含め館内がキレイにされていて気持ち良い時間が過ごせました。

温泉は自律神経を整える効果もあり、お肌もつるつるになり最高です。そろそろ私も、おじいちゃんやおばあちゃんがよく持っている、シャンプーリンス・体を洗うタオルをいれたカゴを準備して車に積んでおこうかなぁと思っています。それくらい温泉が大好きです。

ふれあいの湯はとってもおすすめです。八丈島の温泉を楽しんでみて下さい。

おまけ

休憩所にあった原田龍二さんのサインです。2022.3.30ってついこないだですね。原田龍二さんは八丈島温泉大使なんだそうです。「温泉で気持ちよく。マナーでさらに気持ちよく。八丈島」と書いてありますね。

ちなみに八丈島大使は、哀川翔さんだそうです。なんで哀川翔さんが選ばれたのか気になります。かぶとむしが好きだからかな？