【八丈島のごみ捨て事情】ビンを捨てられる日は月に1度だけしかない

移住生活

ちーぼーです。今回のブログは移住して4か月経ちやっと慣れてきたごみ捨ての方法について書きました。今まで都内に住んでいた時はマンションの下に独自のゴミ捨て場があり、燃えるゴミ・缶ビンペットボトル・段ボールに分けていれば収集日以外でもいつでも捨てることができました。

一人暮らしをしていた時のほとんどの期間は、ごみを自由な時間に捨てられていたのですが、八丈島では一軒家に住んでおり管理人さんもいないので自分で収集日にその種類のゴミを捨てなければいけません。これが今まで経験をしてこなかったのでかなり大変でした。

もちろん都内でもマンションに独自のゴミ捨て場がない場合や、一軒家の場合は自分で収集日に出さなければならなりません。

私は八丈島に来てから都内でいた時と同じ感覚でゴミを捨てていたら、持っていけませんシールを貼られてゴミを持って行ってもらえませんでした。(ゴミ収集車のおじちゃんごめんなさい)その失敗談や、八丈島ならではのゴミ捨てルールについてまとめました。

八丈島ゴミ捨て事情

八丈島では3つの地域に分かれ、ゴミ捨ての日が決まっています。私は三根地域に住んでいるので、今回は三根のお話をします。

三根の1週間のゴミを捨てられる種類は主に

月曜日 食料品缶・スプレー缶・小型家電・傘・金属製品

火・金曜日 生ゴミ・ビニールプラスチック・剪定枝・飲料用紙パック

水曜日 ペットボトル・飲料缶・発泡スチロール・段ボール

第2木曜日 ガラス瓶・ガラスくず

です。一般的な燃えるゴミは火・金曜日です。八丈島に来て居酒屋に行く回数も減り自炊も増えたので、昔よりも家で出るゴミが増えました。毎回1.2袋は燃えるゴミを出しています。

カーテンを捨てたい

この古民家に引っ越してきた時に元からついていたカーテンが、破れていたりねずみの糞がついていたので、新しくカーテンを購入し燃えるゴミで捨てたのです。すると持っていけませんシールが貼られ、置き去りになってしまっていました。「あれ!?カーテンは古着扱いなのか!?」とよくよく調べてみると、古着ではなく、燃えるゴミの注意欄に「布製品(50センチ以下に限る)」と書いてありました。

「そうか・・・カーテンは自分で切って出すのか」とはさみで10枚ほどのカーテンをチョキチョキ100枚近くの布切れにして、改めてゴミに出しました。するとゴミは持って行ってもらえました。「ゴミ袋の中に入っている、こんなところまで見ているのかすごい」とその時はただただびっくりしました。

飲料缶と食料缶の違い

水曜日に缶をゴミ捨てにだしました。するとまた持っていけませんシールを貼られてしまいました。「なんでなんだ!?」と思い調べてみると、飲料缶と食料品の缶は別々の収集だったのです。ビール缶の中に1つだけツナ缶を捨てていて、それがダメだったようです。都内では飲料缶も食料缶も同じ分類だったので、申し訳ない気持ちです。

同じ缶なのに、なんで別々の収集になるんだろうと思いネットで調べることにしました。

飲料缶は、飲み終わった後に軽くすすいでから出すことにより、中身が残ることはあまりありません。集められた後の処理のしやすさやリサイクル資源として活用する際に、安定した品質で使用することができます。

食料缶は、中身の食品を取り除いたり、油が付着しているものを洗い落したるするのに手間がかかります。飲料缶と一緒に回収すると、もし食料缶の中身が残っていた場合リサイクルする際に異物になってしまいます。また、食料缶にはラベルなどがついていることも多いので、飲料缶よりも処理コストが大きくなるそうです。

なるほど、だから飲料缶と食料缶は一緒に捨ててはいけないのかと納得することができました。飲料缶と食料缶の分別は地域によって、区別を行っているところと行っていないところがありそうです。

ビンが月に1回しか出せない

八丈島ではビンのゴミの収集は月に1回しかありません。島にはたくさんのおいしい島焼酎があり、島の人はみんな家でも居酒屋でも島の焼酎を飲みます。それなのにビンの収集が月に1回しかないなんて、ファンキーな話です。

この日に捨てそびれてしまうともう1か月またなければいけず、家は島焼酎のビンだらけになってしまいます。移住して初めてのビンの収集日、島焼酎の空きビンが20本ほどありどうしても出したかったのですが二日酔いで寝坊してしまいました。私がビンを出せたのは移住して2回目のビンの収集日で、その時には島焼酎のビンが40本ほどまで溜まってしまい出すのに一苦労でした。

ビンの回収日になると島の何人もの人が「今日はビンの収集日だよ」とツイートしてくれます。私もそのツイートを見つけ、ビンの収集日だということに気がつき出すことができました。島でのビンの収集日はビックイベントなのです。

11月3日はお休み

11月3日文化の日はゴミ収集はお休みです。八丈島ではこの日は毎年、小学校の運動会の日と決まっています。八丈島の小学校の運動会は親御さんだけでなく、地域の人たちが多く参加し八丈島での1番大きなイベントかもしれません。

運動会では大人が参加する種目が多くあり、職場対抗リレー・部落リレー(30部落くらいあります)があります。この日はゴミ収集だけではなく、飲食店も臨時休業となってしまうのです。ホッコリするお話ですよね。

粗大ゴミ

今まで都内で粗大ゴミを出すときは、コンビニで粗大ゴミシールを購入し貼りゴミ捨て場に捨てていました。しかし八丈島では粗大ゴミの定期的な収集がないため、有明興業株式会社八丈島営業所にリサイクル料を支払い、戸別収集してもらう必要があります。リサイクル料金は1目が1000円で、それ以降は1つ500円で収集してもらうことができます。

引っ越しをしてきて、使わなかったものなどが今庭に置いたままなので年末の大掃除までに連絡をし、粗大ゴミを捨てたいです。

さいごに

今まで何度か持っていけませんシールを貼られてしまい、ご迷惑をおかけしました。今ではゴミ捨てにも慣れてきて、きちんと分別し朝ゴミを出すことができています。ゴミ捨てになんの感情も今まではありませんでしたが、今ではゴミ捨てができるとうれしい気持ちになります。

八丈島では、1年間に約4200トン(2017年)のゴミが排出されています。1日1人あたりのゴミ排出量は1522グラムで同年の東京都の平均885グラムを大きく超えています。観光客によるゴミの排出も一部ありますが、1人あたりの排出量がとても多いのです。

ゴミを減らす取り組みもされていて、生ゴミをたい肥にできる「コンポスト」を無償で貸し出しをしているそうです。今後ニワトリを飼おうと思っているので、生ゴミはニワトリのエサになるみたいなので私もゴミをなるべく出さないように生活をしていきたいです。

コメント

  1. 稲垣正義 より:

    ちーぼー今晩は こちら土岐市では月曜日木曜日燃えるゴミ(東京都文京区と同じ)金曜日燃えないゴミ水曜日ビン類でごみは市の指定袋です 粗大ごみその他は環境センターで何時でも有料で捨てれます 厳しいのは島の環境を守るためにクリンセンターのしごとですね 昨日はマッチングできませんでしたねまたの機会を楽しみにしています