【三宅島初来島】商工会青年部の視察で行ってきました

移住生活

ちーぼーです。今日のブログは3/11-12に弾丸で三宅島に行ったお話です。

ちなみに以前ネットで三宅島を調べ、行くならどこに行こうかとまとめ、紹介しているブログがあるので、良かったら併せてご覧ください。

【三宅島】地球のパワーを感じよう!公共施設日本最大級のボルダリングが楽しめる島 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

三宅島

私は商工会青年部に所属していて、その一環で三宅島に視察に行って来ました。八丈島以外の伊豆七島は行ったことがなかったので、今回初めてです。

行き方

三宅島までは、八丈島から船で行きました。

価格は思ったよりも安く、八丈島からだと最安値は2等の2420円です。

タクシーでこれくらいかかることってよくあると思うんですが、そんなもんで行けちゃうのはびっくりです。もっとかかるものだと思っていました。

三宅島に行く途中には、御蔵島(【御蔵島】自転車もレンタカーもタクシーもない?日本で屈指のドルフィンスイムのできる島 | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com))という人口330人ほどの島に寄ってから行きます。

時間は八丈島を9時40分に出て13時過ぎに着き、約3時間半で着きます。ちなみに帰りの船は三宅島を5時頃に出港します。なので今回は13時から5時ごろまでの、弾丸16時間滞在です。

私は船酔いをするため、船酔いの薬を購入していました。本当はお酒を飲みながらだと船酔いをしないんですが、お仕事なのでノー飲酒です。ちなみに船酔い予防には1番飲酒がいいらしいですよ。前に釣り船の船長さんが言っていました。本当かどうかは知りませんけど!

ですが今回残念なことに、船に乗るだいぶ前にAmazonで船酔いの薬を買っていものの、ここ最近の船の欠航により結局薬は届かず、ゲロゲロしながら三宅島へと着きました。

三宅島視察

三宅島に着くと、三宅島の青年部の方々がお出迎えをしてくれました。周りの方々は顔見知り同士だったみたいですが、私はみなさん初めてだったのでドキドキでした。

最初に船着場にある新しくできた、三宅食堂(三宅食堂 – 三宅島ゲストハウス島家 (atislands.com))というご飯屋さんに連れていってくれました。

スタッフさんを見てみると「うーんなんか見たことある」と思い名札を見ると、るんちゃんと書いてありました。「・・・るんちゃん!!」

るんちゃんは少し前まで八丈島に住んでいた女の子で、他にも八丈島に住んでいるスタッフさんもいらっしゃいました。このラーメン屋さんをはじめるため、2人とも三宅島に移住されたそうです。

メニューはラーメンと丼があり、私はラーメンを注文しました。

八丈島ではあまり見かけない感じのオシャレな都会的なラーメンです。麺も変わっていて中華麺という感じではなく、富喜製麺研究所というところから全粒粉麺を仕入れているそうです。島で全粒粉の麺が食べられるのは、ここだけかもしれません。

お味は見た目はあっさりしていそうですが、魚介のお味が濃厚でこってりなのかな?

具材は、島といったら明日葉!ということで明日葉や島のりがトッピングされていて、私の好きなお味でとてもおいしかったです。食レポは自信なしなので、実際に三宅島に行って食べてみて下さい。

ご飯を食べ終わり、西野農園(明日葉の産地直送 三宅島 西野農園 (nishino-farm.com))という明日葉加工工場の見学をさせていただきました。

工場に着くと社長さんがいらっしゃり「ん?このおじちゃん会ったことある」と思ったら、あしたば加工工場の物販で東京に行った時にご一緒していた方でした。西野社長も覚えてくれていて「あらこんなところで、ちーぼーさん」と声をかけてくれました。

三宅島には八丈島の人がいっぱいいて、なんだか他の島に来た感じが全然しませんでした。

こちらの西野社長は、八丈島で明日葉製品や島の特産品でお土産を作っていて、なんと三宅島でも作っていらっしゃるそうです。三宅島と八丈島を行き来し、両島に工場や畑を構えているそうです。すごい。

西野社長に「ちょっとお話しする前に注文入っちゃったから手伝って!」と言われ、急遽みんなでお手伝いをしました。

うさぎちゃん用の明日葉の梱包のお手伝いです。

明日葉は人用だけでなく、日本全国の動物用にも出荷しているそうです。豚さんやうさぎちゃんは食欲がない時でも、この明日葉だけは食べてくれるらしく動物たちも明日葉が大好きみたいです。

お手伝いが終わり、製品を作りはじめた経緯など貴重なお話を聞かせていただきました。西野社長は脱サラし、三宅島で最初は製品を作っていましたが、2000年ごろに起きた噴火で八丈島に避難し、そこから二拠点生活になったそうです。

帰りに「お手伝いのお駄賃として、作りたての三宅島の塩とレモスコあげるね」とプレゼントしてくれました。太っ腹なシャチョサンです。

そのあとは車で三宅島島内を案内していただきました。

ここは小学校だったそうです。噴火で骨組み以外はダメになってしまいましたが、今はそのまま残しているそうです。長崎の軍艦島のような雰囲気があります。


他にも「ここには昔、町がありました」と原っぱを指して教えてくれました。見た感じはなにか建物があったとは思えないほどの、本当にただの原っぱという見た目で、噴火の脅威を感じます。


三宅島では今まで定期的に噴火があり、2000年の噴火では全島民が島を出て避難することになりました。噴火が落ち着き、島に戻って来れるようになったのは5年後だったそうです。元々の人口は4000人ほどでしたが、そのまま戻って来ない島民も多く人口3000人になり、今は2200人ほどです。

噴火前までは小学校中学校と3つずつあったそうですが、今では小中高1校ずつしかないそうです。

私の三宅島に行った感想は、八丈島の坂上地域(坂下・坂上地域があり、栄えていない方の地域が坂上)の雰囲気があります。八丈島も火山でできた島ですが、それよりも三宅島の方がゴツゴツとしていて火山でできた島というのが分かります。町に人工的な色味が少なく、自然の壮大さを感じられることができます。

その後は牛乳せんべい(岡太楼本舗:食べる、買う:三宅島観光協会 (miyakejima.gr.jp))のお店に行きました。お店に入ると牛乳とクッキーの甘くて優しい、いい香りがします。

八丈島にも牛乳せんべいのおみやげがありますが、こちらで作られているそうです。

いい匂いに釣られて、視察に行った八丈島の人たちは全員牛乳せんべいを買っていました。

島めぐりも終わり、今回はホテル海楽(【三宅島ホテル海楽】三宅島の磯釣り・ダイビング・ドルフィンスイム (kairaku.jp))という宿に泊まるため連れて行っていただきました。このホテルの付近が三宅島で1番栄えているそうです。

部屋は個別に準備されていて、部屋に入るととにかく広い!

夜は海楽で三宅島の人たちと交流会という名の宴会があるため、酔っぱらう前に布団を引いておきました。私はできる飲んべいです。

宴会場に行くと三宅島の青年部の方が大勢いらっしゃいました。

写真の女の子は、さきほどのラーメン屋さんのるんちゃんです。三宅島で会いたかったるんちゃんに会えてうれしい。

三宅島・八丈島のお話をしたり情報交換をし、まさかの麻雀の話でも盛り上がりました。島の人たちは本当に麻雀が大好きで「ちょっと麻雀牌持ってくるからやろう」と今にも麻雀をはじめそうな勢いでした。私が麻雀プロだということも知ってくれていて、チヤホヤしてくれてうれしかったです。

いろいろなお話が聞けためになり、ちぼの経験値がアップです。やっぱり同じ伊豆諸島の島でも違うところがいっぱいありますね。

八丈島は移住者が多く事業をはじめる人が多いですが、三宅島にはあまりそういった方はいないらしく、ブルーオーシャンなんだそうです。

楽しかった宴会は、気づいたら部屋で寝ていて2時に叩き起こされ、真っ暗な中船に乗りゲロゲロしながら帰宅しました。

三宅島のおみやげもたくさんいただき、ありがとうございます。

今回は16時間ほどの滞在で弾丸でした。三宅島には他にも素敵な場所がたくさんあり、ボルダリングもしたかったし温泉にも行きたかったです。

ちなみに江戸時代から続く、牛頭天王祭|三宅島(東京都)|日本の国境に行こう!! (kokkyo-info.go.jp)というお祭りが気迫あふれていて、激熱なんだそうです。その時にまた行こうかなぁ。

三宅島のみなさま、とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

三宅島には、東京からフェリーで7710円で行くことができます。ぜひ壮大な自然を感じることのできる三宅島に遊びに行ってみて下さい!

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