レモン農家さんのお手伝いを終えて

移住生活

期間限定で2.3月とレモン農家さんのお手伝いをさせていただいていましたが、無事に終了いたしました、ちーぼーです。

【八丈フルーツレモン】皮ごと食べられる八丈島の特産レモン | 麻雀プロの八丈島物語 (chibooop.com)

みなさんレモンがどのようになっているかご存じですか?

実はレモンって、こんな感じで実がなっているんです。木はさほど大きくないんですが、ところせましと黄色く色づいたきれいなレモンがなっています。なんだか合成みたいですよね。初めて見たときは、だれか実をぶらさけてるんじゃないかって疑ってしまいました。

レモンの収穫は、2月のまだ寒い時期に始まりました。私は週に3回、朝7時前からお手伝いをしていました。

私は収穫されたレモンをひたすら磨き、Sサイズ・Mサイズ・Lサイズ・加工の種類に分ける担当をしていました。

スーパーでよく見かけるレモンって、だいたい手のひらに簡単に収まるサイズだと思います。重さとしては50g程度です。

ですが、八丈島のレモンはオレンジとのかけあわせのためサイズが大きく、一般的なスーパーに売っているサイズだと、加工品に回ってしまうほど全体的にサイズが大きく少しオレンジ色がかっているのが特徴です。

大きいサイズだと500gを優に超し、もはやグレープフルーツを磨いているんじゃないかと思うほど大きいのです。

最初はレモンを磨いて、サイズ別に分けるのにとても時間がかかりました。サイズを1個ずつ測りに乗せ分けるんですが、このサイズの中でも傷がほとんどないものは秀S、少し傷があるものは優S、かなり傷がついているものは加工A・B・Cに分けます。

その判別をするための表は用意されているものの、どれがどの傷に当てはまるかを最後は自分で判断をしなければいけません。「んーこれは傷がちょっとついているから優かな。サイズはSだから、優S。こっちは秀M、これは加工品Bだなぁ」と考えながら、1人でずっと呪文のように1日何時間も「秀S・優M・秀L・優S・・・」と独り言をいいながら作業をしていました。

3日ほど経ってからは持ってどれくらいのサイズか分かるようになり、最終的にはレモンを持っただけで上下10g誤差まで判別ができるようになりました。もちろん持って分かっても測っています。

ちなみにお家に帰って「レモン持っただけで上下10gで当てれるようになったわ。ふふ」とノリヒトに自慢すると「じゃあこれ何グラム?」と、コップを持たされましたが全く分かりませんでした。この能力はレモンを持った時だけ効力が発揮されるそうです。

作業を続けるにつれて、自分で効率よくお仕事をする方法を考え、周りの人に「ちーちゃんはやいねぇ」とほめられ、得意げに毎日レモンを選別していました。

レモン農家さんは明日葉の農園もやっていて、まわりにはたくさんの明日葉が生えています。

自然あふれる中でのお仕事は心地よく、とても気分が良かったです。ただずっと外での作業だったので、寒い日は本当に寒く、たくさん洋服を着てダルマさんのように着ぶくれしながら、カクカクコチコチしながら仕事をしていました。

毎回2時間起きに休憩がありました。作業はだいたい1日4人程度でお仕事をしていて、みんなで一緒に外でお茶を飲み、お菓子を食べながら休憩をします。島のお話をしたり、最近あった話をしたり、農園の方にいろいろとお話を聞くことも出来ました。

お昼休憩は1時間ありました。みんなお家に1回帰ってご飯を食べていましたが、私はお家に帰らず車の中で麻雀を打ったり、広い農園の中を探検したりして時間を過ごしていました。

探検をしていると、よく分かんないのがいっぱいいまいした。こいつは一体なんだろう。未だに分かりません。

これは農園に生えていたヨモギです。勝手に持って帰ってヨモギ餅にしていただきました。おいしかったです。

時にはカップラーメンを持っていき、お箸を持っていきそびれ、笹でお箸を作って外でラーメンを食べたりもしました。笹の味がして微妙でした。

今回のレモンの収穫は去年よりも多く、8トンほどあったそうです。「3月中に収穫が終わるか心配」と農家さんはおっしゃっていましたが、東京や北海道からレモンのお手伝いをしてくれる人もいらっしゃって、3月半ばでレモンの収穫は無事に終わりました。

収穫が終わり、ここからは来年のレモンのための準備をします。次実るレモンのために木の剪定をしたり、トゲを切ったりしました。

これはレモンのお花です。ピンクのつぼみと、真っ白なお花はとってもかわいらしいですよね。ハウスの中はレモンのいい香りが漂っていました。

これは新しいレモンの実です。「うわぁ~いっぱい実があって怖い~」と集合体恐怖症なので、ついつい思ってしまいました。

実際はこんなに実ができても、途中で間引きみたいな感じでいくつかを残して摘み取ってしまうそうです。

レモンの木には実はめちゃくちゃするどいトゲがたくさん生えています。このトゲを踏んでしまうと靴の底が穴があいてしまうほどなんです。

私はこのトゲを1つ1つハサミで取り除く作業をしました。四方八方からトゲが生えているので「ヨシ。あそこのトゲを切ったろう。」と思い、ギュッと枝を手繰り寄せると、実は裏からも生えていて裏のトゲにグサッとぶっ刺さります。

普通に血が出るし、止まらなくなってしまうこともありました。本当は「危ないから絶対手袋をしてやってね」と言われていたんですが、煩わしくてコッソリ外して作業をしていたので、この期間中ずっと手が擦り傷だらけでした。

「憎きトゲめ!駆逐してやる!!!」と1人で燃え、駆逐する日々を過ごしていました。ですがやっぱり四方八方から生えていたり、葉っぱの裏や方向によって死角になっていることも多く、次の日にまたトゲを切っていると「え・・・?ここ駆逐しなかったっけ・・・?」と思うことがたくさんあったのです。

ついつい農家さんに「もしかして・・・トゲまた生えてる・・?」と聞くと「基本的にはトゲは切ったら生えてこないよ」と言われ、自分の仕事の甘さに絶望し、トゲと心中しやろうと心に決めました。

そんなトゲ切り作業も終え、最後の方は明日葉畑に生えている雑草抜きをしていました。

これがまたキツイんです。雑草抜きなんて、誰がやっても辛いものです。自分のお家にも雑草が生えていて、抜かなきゃいけないなと思っているけど抜けていないのに、人のお家の雑草抜きなんて・・・もう大変です。

あんまりにも雑草抜きが大変で、1時間ほどで心が折れてしまい、念のため農家さんに「雑草を抜くコツみたいなのってありますか?」と聞きました。すると「最初は大変かもしれないけど、雑草抜きはゾーンがあるから、ゾーン状態に入ると時間がすぐすぎるし楽しいよ」と言っていました。

「雑草抜きゾーンか・・・そんなバカな・・・」と思いながら雑草を抜いていました。結局私の中で雑草抜きのゾーンは入らずに、レモン農家さんのお仕事の期間が終了してしまいました。

ちなみに後日、自分の畑の雑草を抜いているとあっという間に抜くことが出来ました。今までだったら、この範囲は3日で終わらせようというところが、気づいたら半日で終わらせることができ「え・・・?もしかして雑草抜きゾーン開花してる・・・?」という体験がありました。

多分ゾーンというか、農家さんでの手伝いの方が大変で自分の畑が小さかったので、これくらいの作業は優に出来るようになったんだと思います。忍耐がついただけかなとも思っています。

まあでも忍耐力にせよ、雑草抜きのゾーン開花にしろ、農家さんのお手伝いのおかげでできるようになったのは感謝感謝です。

2か月という短い期間ではありましたが、今回レモン農家さんのお手伝いができてとても為になりました。農家さんの貴重なお話も聞けましたし、アルバイトで一緒に働いていた方々がとってもいい方たちで、作業をしていて寒いしトゲ痛いし腰痛いしと辛いときもありましたが、楽しい思い出ばかりです。

それと、農家さんは本当に大変だなぁと身を持って感じました。

3月末にはお疲れ様会がありました。お疲れ様会では、ほとんどくだらない話ばっかりしていましたが、みんなとってもいい方々で2か月間とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回は西浜農園というレモン農家さんでのお手伝いでした。西浜農園のレモンを使って、この「エイト(八丈島 島レモンリキュール エイト (eight-o.jp))」というレモン焼酎が作られています。

エイトは、島レモンを皮ごと丸ごと30%のレモンを使用し、人口香料・保存料を一切使わずに作られています。変な甘味がなく、レモンのうまみをそのまま感じることのできるレモンリキュールです。

これは今年の採れたレモンで作ったばかりの、採れたて出来立てエイトです。

この出来立てのエイトで、農家の社長さんが自らサワーを作ってくれました。「どう?おいしい?」とまわりのみんなが注目する中、私が飲むことになりました。

「やばいみんな見てるし気が利いていること言わなきゃ」と思いつつ、入れていただいたエイトサワーをグビッと飲むと「濃ゆうっっ!!めっちゃ濃いです」と期待されていないことを言ってしまいました。

農家の社長さんはお酒が強く好きなので、どうやら私には濃かったらしくつい本音を言わずにはいられませんでした。そのあと炭酸をちょっとだけ足してもらい飲むと「おいしい~。生のレモンしぼって飲んでるみたい」と言いましたが、もう誰も聞いてはいませんでした。

出来立てのエイトは生レモンを感じやすく、時間が経つと味にまるみを帯びてくるらしいです。

エイトはこちらのサイトで売っていますので、良かったら飲んでみて下さい。【E04】数量限定!8000円以上のおまとめ買いで送料無料! 八丈島レモンリキュール エイト2023 500ml Alc.25% 【化粧箱入り】 (square.site)

ちなみに私が仕事で東京に行っている間に入れ違いで、大食いで有名なロシアン佐藤さんがレモン農園へ訪れていました。

【大食い】激ウマ食材を求めて常春の島へ行ったらBBQ大会になった。日本一着陸が困難な場所が羽田から50分の東京にあるって知ってた?【八丈島】【モッパン】【MUKBANG】 (youtube.com)

9分9秒あたりから、西浜農園が流れていますのでこちらもあわせてご覧ください。

さいごに

レモン農家さんで落ちてしまったレモンや、ちょっと傷んでいるレモンをいただいていました。氷砂糖とお酢で漬けたレモン密・レモンを丸ごとつかったレモンポン酢・手前の瓶はレモン塩です。おかげさまで毎日レモン酢を飲めて幸せです。

八丈島に来てからは、レモンやカブツを使って自分でポン酢を作るようになりました。ポン酢は自分で作った方が断然おいしいです。今、お家はレモン王国なので幸せです。

2か月間貴重な体験ができ、職場の環境もとてもよく楽しく過ごすことが出来ました。私はもう仕事を終えましたが、まだ明日葉の収穫のアルバイトは募集しているそうです。明日葉を運んだりと力仕事のため、男性の方が良いとのことです。

もし気になる方がいらっしゃいましたら、上記の西浜農園の番号までお電話してみて下さい。

そんな私は、週に3回やっていたお手伝いがなくなってしまいヒマです。他に今4つアルバイトをしていますが、いろんなところでちょっとずつ働きたいのでお仕事を探しています。なにか島っぽいお仕事や、漁業系のお仕事だと飛びつきます。

もし何か私にできることがありましたら、連絡してください!よろしくお願いします。

コメント

  1. 匿名 より:

    謎植物は多分ソテツだと思います