昨日は釣りに行こうとしたら、車が動かなくなっていました、ちーぼーです。なんと島に来て3度目のバッテリーがあがるミスです。そもそも初めてバッテリーがあがってしまったとき、車のバッテリーがあがるという意味が分からず、エンジンだけ切っていればよいとずっと思っていました。
しかし、車の中のライトがつけっぱなしだったり、半ドアのままだったりするとバッテリーがあがって車が動かなくなってしまうそうなんです。バッテリーがあがってしまってから初めて知りました。車にこれといってこだわりも興味もあまりなかったので、車で草木が生い茂っているところにつっこんで傷だらけになってしまい、車がところどころ割れていたり部品がなかったりするので今日修理の見積もりをお願いしました。
今回も前回バッテリーがあがったときに助けていただいた方に助けていただきました。朝からありがとうございました。
昨日車が使えなかったので、歩いて釣りに行くことにしました。釣り場に着くと天気も良く、釣り人がちょこちょこいました。
ちょうど、あおがしま丸という、青ヶ島と八丈島を行き来する船が停まっていました。この船に乗れば3時間ほどで青ヶ島に行くことができます。あんまり乗る人はいなさそうなのに、めちゃくちゃ大きくてびっくりです。
ちなみに釣りの釣果はあたりもなく、ゼロでした。初めてムロアジパーカーを着て意気込んでいきましたが、無念。
今日のブログは昨日と同じく、八丈島産業祭で購入したきのこの原木について調べたので紹介したいと思います。
原木
八丈島産業祭でしいたけのほだ木・原木、アブラキクラゲの原木、ひらたけの原木が各500円で売られていました。ほだ木はもうすでにきのこが少し生えた状態の木らしく、こちらはもう売り切れてしまっていました。
原木というものを初めて見たので、これが安いのか高いのかもまったく分からず興味だけがわき近くまで見に行きました。
ちなみにネットで調べてみると同じような大きさの原木が1本1000円で売っていました。
販売している横では、木に植菌するという作業を体験できるスペースがあったので体験させてもらうことにしました。
植菌作業とは、原木にドリルで穴をあけそこに駒菌という木片にしいたけの菌糸を培養したものを打ち込むことです。
ここが打ち込まれている部分です。
打ち込んでいるとスポッとちょうどはまり、いつまでもやっていたくなるようなストレス発散にも向いている気持ちの良い作業でした。1つの原木に対し、およそ60こほどの駒菌を打ち込まれています。
自分で植菌した原木に愛情が芽生え、しいたけとひらたけの原木を購入しました。
きのこの育て方は直射日光が当たらず、十分に雨が当たり、風通しと水はけのよい場所がいいそうです。雨があまり降らない地域では毎日霧吹きで水をかけてあげます。気温は暑すぎず、寒すぎないのが適した環境で、八丈島はぴったりです。
植菌をした原木は春ごろまで、菌が木全体に回るように湿度を維持し乾燥させないように1か所にまとめ、仮伏せというものをします。木に十分に水を含ませ横積みにし、藁やブルーシートなどで被います。そして木の横からこの菌糸紋という白い模様が入っているのが見えたらうまくいっている証拠です。
この菌糸紋が見えたら夏ごろから本伏せをします。本伏せとはまんべんなく雨風が当たり・日は木漏れ日・風が通り・湿度が高めな林の中に斜めにたてかけて置きます。ちょうど家と畑の間が林のように木が生い茂っているので、そこに置いておこうと思います。
発生量や発生時期は環境によって変化しますが、早い場合は植菌をした年の秋からきのこが生えてくることもあるそうです。おじちゃんのお話だと2年ほどかかると言っていました。環境がうまく整っていると1度生えてくると、1年に4~8回転の収穫ができ、それがなんと4.5年も続くんだそうです。
気温の上昇とともに成長がはやくなり、採取前の2.3日は雨に当たらないようにすると素敵なきのこがとれるそうです。
きのこ栽培のコツは適度な刺激です。たっぷりの水に浸けてみたり、寒暖差が大きいと生育に発展します。刺激を与えるとのんびりしている菌が驚いて活発に活動するということです。きのこはのんびりやさんなんですね。時々おしりぺんぺんをしてあげることにします。
八丈島では全国的に有名なうみかぜしいたけという、とっても立派なしいたけブランドがあります。今までスーパーで見てきたしいたけとは違い、かさは肉厚で軸は真っ白で太い立派なしいたけです。
初心者の人にはきのこの適した条件づくりが少し難しそうですが、八丈島の天候はもともとしいたけ栽培に適しているそうです。うみかぜ椎茸に負けないような、まるまるとしたちぼまる椎茸を育てていきたいと思います。
コメント
ちーぼーしいたけ収穫出来たらちーぼーショップで販売してね楽しみにしています
此方のしいたけは傘の肉が薄いです